NAB 2011

2011年5月16日 (月)

ネットフリックスのテレビCM


2011年4月13日 ラスベガス 

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2011年5月 2日 (月)

ケーブルテレビのセットトップボックスデータ広告とその可能性 NAB 2011

TRA なぜ広告主は広告するのか?彼らはシンプルに商品を売りたいからだ。さらに言えば、なぜ彼らはテレビに出稿するのか?という疑問につながる。クライアントにとって最善のデータはなにかを追求するために4年前に起業した。170万世帯のSTBのデータ、インターネットメディアを計測している。10局以上の放送局、大手ブランド40社と契約している。我々のデータを利用すれば、より効果的なメディアプランニングが可能となる。視聴率だけがカレンシーになっているが、ネットデータも加えるともっと面白いことがわかる。

Q カレンシーだけに頼るなというのはどういうこと?

TRA 顧客はリアルで透明性の高い数字を求めている。

Rentrack Rentrackは創業20年の上場企業だ。よく劇場公開売上1位といった数字がメディアに流れるが、その数字を集計しているのがRentrackだ。他にも、DVDレンタル、VODダウンロードなどの数字も集計している。STB8、000万台のデータを集計している。Rentrackの数字は、映画ビジネスのカレンシーだ。テレビ広告費が750億ドル、ダイレクトマーケティングが600億ドルだとして、1、300億ドルのマーケティング市場が映像ビジネスにある。私が学生だった35年前は、マーケティングの効果測定は、ターゲットごとに違う基準で行っていた。しかし、現在はユーロなどの通貨がバスケット制に移行したように、マーケティングの効果測定もクロスデータ、クロスカレンシーが必要だ。Rentrackは、8000万ユーザーのデータからクロスな分析が可能。顧客は8000社いる。75局のテレビ局と取引している。テレビ局は5−10%のインベントリーを捨てている。クロスカレンシーを利用すればもっと効果的に広告枠を埋められる。 

Q マスデータを個人にまで落とし込めるかが鍵になると思うが

Rentrack 我々のデータは様々なソースで成り立っている。ZIPコードなど。そうしたデータを組み合わせれば、現状からの予測データとして使える。

ニールセン 我々もSTBデータを集計している。問題は、デジタルケーブルの受信世帯のうち71%しか実際にケーブルでテレビを見ていないことだ。セットインユースが低く、今までの視聴率の概念ではメディアの統計数値が意味のないものになる。STBとアンテナでの視聴、インターネットなど視聴形態が多様化しており、それらをクロスに集計できる仕組みが必要だ。また、世代別でも全くケーブルテレビを契約してない世代などがいて、データが無いケースもある。ローカルテレビ局の視聴率データと組み合わせると、新たなメディアプランニングの必要性が実感できる。ソーシャルメディアワールドのいま、多様なソースが必要。

WAF

Kantar Media Kantar Mediaは60ヶ国でビジネス展開している。現在のメディア環境は、消費者ファーストで考えなければならない。メディアもテレビ局だけでなく通信事業者、ネット、ケーブルテレビなど競争が激しい。そのためにSTBデータとインターネットパネルからのトラフィックデータからネット消費行動を把握している。2億人の消費行動パターンからどんなチャンネル、CMを見ているかというパターン分析とベンチマークを提供している。

Kantar Media

Q こうした技術は意味があるのか?

シアーズ 技術の進化は歓迎する。たくさんある新たなデータの組み合わせのなかから、どう実際の出稿プランに結びつけるかが大事。Kantarの取り組みは面白かった。

MediaBrands どの技術にも詳しくないが。。データを集計するのに、テレビ視聴率との比較は大事だろう。モバイル端末が増え、今後それがテレビ視聴にどんな影響があるのか興味を持っている。

ニールセン 映画はテレビと同じアプローチで効果測定をできないのと同じで、これからアプリで映像を見る行動が増えると新たなカレンシーの技術が導入されるだろう。

Rentrack 我々がなぜVODのデータを集計しているのかといえば、ケーブルテレビの主要メニューだからだ。彼らはVODを売っているので、そのマーケティングデータが必要なのだ。今後は、ユーザーがクリックしたデータの重要性が増す。衛星放送はそのデータがとれないが、通信事業者はそのデータを集計できる。視聴率以外のデータをクロスで分析。また、テレビ以外のデバイスでの視聴行動データは、マイノリティコンテンツが増えるだろうが、そうしたデータへも配慮したい。

TRA 我々はスーパーや薬局での購買データも集めている。コカコーラのキャンペーン担当者だったら、この18ヶ月でソフトドリンクを購入した人のデータベースが欲しいかもしれない。ローカル広告クライアントには、どの番組を誰が見ているかというデータがよく売れる。

シアーズ デジタルと放送のシナジーはどうしたらでるのか。そうしたシナジー効果がないと視聴率のようにギャランティーを求めたりするだろいう。データが多すぎても理解できない。 

TRA 40社が我々のインデクッスを使って、メディアバイイングの意思決定をしている。

Q プライバシーについての考えは?

Kantar Media 我々は名前、住所など個人に結びつくデータは見ていない。

Q ユーザーをターゲティングしていく際の問題点は?

シアーズ 問題はスケーラビリティだ。ブランド企業は、昔のようにテレビに出稿するだけではな不足している。どうしたらマスのブランディングができるかが問題。

2011年4月12日 13時30分 NAB Show 2011 ラスベガス

Set Top Boxes: A Measurement Game Changer?

Steve Lanzano, TVB
Jeff Boehme, Kantar Media
Pat Dermody, Sears Holdings
Mark Lieberman, TRA, Inc.
Bill Livek, Rentrak
Matt Seiler, MediaBrands
Dave Thomas, The Nielsen Company

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2011年4月29日 (金)

マスメディアはソーシャルにどう取り組んだらよいか - NAB 2011 -

Social House, Las Vegas

CBSがClickerを1億ドルで買収した。グーグルは、ネクスト・ニュー・ネットワークスを買収、コンテンツ制作に乗り出す。ユーチューブの位置づけがグーグルのなかで変わってきている。ワーナーブラザーススタジオがフェイスブックで映画の配信を始めた。映画とソーシャルメディアという観点から面白い動きだ。ユーザーとのエンゲージメントをソーシャルでどう構築できるか?

TV Guide Digital : TVguide.comは、2,200万ユニークユーザーがいて、iPhone、iPadには350万ユーザーがいる。ネットではテレビ番組、情報を配信している。ソーシャルが情報拡散のエンジンになっている。

Qlipso : コンテンツをフォーマットに関係なく配信できるサービスを提供している。

Yahoo! : テレビがインタラクティブ性を持ってきている。ゲーム、ツイッター、オンデマンド、パンドラ、あらゆる機能がテレビに流れ込んでいる。LG、サムスン、東芝などがたくさんネットTV、スマートTVを出している。

thisMoment 前職では、ケーブルテレビ向けのソーシャルコミュニティ構築をしていた。いまは、ワーナーズラザースのフェイスブック配信、ユーチューブ配信の運営を請け負っている。

Q ソーシャルメディアのいいところは?

TV Guide Digital : いまは、エンターテイメントファンにとってとてもいい時期だ。デバイス、場所にこだわらず好きな作品を楽しめる。ソーシャルテレビはいまバズワードになっている。私はテレビ昔も今もソーシャルだと思う。コミュニケーションを構築するのがテクノロジーによってとても早く、簡単にできることが新しい。しかし、このテクノロジーがメディアにとっての価値向上の切り札ではなく、やはりコンテンツを見てもらうことが今でも重要である。コンテンツのソーシャル・インテグレーションがキーであろう。

Yahoo! : テクノロジー企業は、ユーザーにコミュニケーションツールを提供し、メディアの価値があがるような仕組みを考えるのが仕事だ。見たいと思ったときに適切な番組を届ける仕組み、パーソナル化されたテレビなど。ソーシャル・スクリーンなどのインタクラクティブ性も大事だ。映画をただネット上に置いてもなにも起こらないので、それを如何に拡散させるか、そのための仕組みを重要でないか。

Q テレビとソーシャルの事例

Qlipso : テレビとネットのシームレスな視聴体験がないとダメ。テレビとネットでは技術が違いすぎるので、誰かがその間をブリッジのように結ぶ必要がある。自分がいちばんのユーザーだと思って開発している。

Q リーン・バックとリーン・フォワードの違い

Yahoo! : 4人子供がいる。プレイステーション、iPadなど全てある。彼らは何をするにも集中することはない。テレビ番組見ながらパソコンいじっているのは普通で、ゲームも次々と違うゲームに切り替える。スイッチングすることが楽しいようだ。ゲームとテレビなど、なにかに相関性があるとは思えない。

thisMoment : デモグラフィーによって違うのでないか。若者層は、タブレット、iPhone、パソコンなどたくさんの機器に囲まれ、それをスイッチするの傾向がある。映画お次は音楽などコンテンツも頻繁にチェンジする。年長者は、よりシンプルなメディア体験を好む。しかし、彼らも同じメディアに長時間とどまることはない。デバイスは少ないが、常にスイッチイングする。

TV Guide Digital : 2人娘がいる。彼女たちが色々見るのは、親がお金を払っているからだ。彼女たちは、私がタイムワーナーケーブルの料金をいくら負担しているのを全く意識していない。

Q ブランドはどうCGMを活用すべきか?

thisMoment : ブランドもメディアもこの社会環境に合わせるように自らを変えなければならない。ブランドは、今までメディアを通じてユーザーに対し価値を生み出そうとしてきた。ツイッターやフェイスブック上でもブランド価値を作る必要がある。ユーチューブがパートナーチャンネルを始めたとき、ユーチューブで画像配信を始めたブランド企業がいる。最初、ユーチューブは映像なのになぜ?と誰もが思っていた。しかし、製造過程などの写真はユーザーか人気が出た。テレビドラマもBehind the Sceneは人気がある。ソーシャルメディアを活用すれば、メディアは自分の資産を再活用できる。

Yahoo! : CGMのサイトを利用すれば、視聴者への価値提供にもなり、ブランドにとってもグローバルに映像を配信できる。ヤフーは日本で最大のサイトになっている。メディア、ブランドのゴールはユーザーの支持だろう。タイ、ブラジル、インドなど新興国からアクセスが増えれば、ビジネスが可能になる。広告収益はバカにならない。

Qlipso : メディアビジネスは、広告、サブスクリプション、オンデマンドなどの種類があり、そこにシオグラフィーが加わる。ツイッターでの会話をいかにマネタイズできるか?テレビ局に取って課題だ。

thisMoment : ツイッター、フェイスブックやブランドに如何に収益、価値をもたらすか?コンテンツがeコマースなどでテレビ局に収益をもたらしたのと同じ貢献ができるのだろうか。

Qlipso : コンテンツの所有権がどう変わるか。コンテンツがデバイスを移動する。テレビ番組を購買するとき、ユーザーはどこからでもアクセスしたがるだろう。

TV Guide Digital : エコシステム、テレビ局、ケーブルテレビ、デバイスメーカーの保てるか?我々はエンターテイメント環境をシンプルに提供することに注力している。CBSが、CBSツイートウィークをした。プロデューサー、俳優、脚本家などがツイートするお祭りで、ソーシャルとの関わりを強めたイベントではないか。

2011年4月13日水曜 4時30分 NAB Show 2011 ラスベガス

Social Media 2.0 - Understanding & Engaging Your Community

Warren Lee, Canaan Partners
Vince Broady, thisMoment
Jon Goldman, Qlipso/Veoh
Russ Schafer, Yahoo! Inc.
Christy Tanner, TV Guide Digital

2011年4月27日 (水)

Glee、Mad Men、Spartacusのプロデューサーが語るテレビとソーシャル NAB 2011

YouTube Content Partner

Mad Men - シナリオは8年も机に放置されていた
- タバコを吸うシーンがあり、海外市場では売れないと言われた。

Spartacus - Starzはちょうどオリジナル番組を作ろうとしていた
- 色々なタイプの番組を作り、何が成功するのかテストをした。
- シムシティ、300のほか、今までと違ったテクノロジー色満載の番組など
- そこに、ちょうどいい企画をプロデューサーが持ってきた
- オリジナル制作には2−3年早かったかもしれないが、思い切って制作開始した。

Q テレビ番組は何を持って成功と判断されるのか?

Mad Men - スタジオ側の視点から言えば、儲かるかどうかが第1の判断基準だ。
- 我々ネットワーク局もその一部だ。
- 最終的な目標は、コンテンツで儲けることで、そのためのテレビ局の役割はバズを作りだすことだ。
- 我々の望みは、クロスプラットフォームの成功ではなく、コンテンツの成功だ。

Glee - 我々にとってオーディエンスがビジネスの鍵だ。オーディエンスとのコネクティビティが面白い。
- パイロット版を新シーズンが始まる9月ではなく5月に放送した。
- 音楽、映像などをソーシャルに広まる動きは楽しい。
- 我々にとって新しい経験だ。
- 新シーズンが始まる9月まで、我々のショウを覚えてくれるというメリットもある。

Spartacus - 抽象的な目標はない。プレミアムチャンネルなので、視聴率などはあまり関係ない。
- しかし、それぞれ各指標で高いレベルを目指している。
- 複数の指標で効果測定をしている。

Mad Men  - どれが一番重要かは言えないと思う。それぞれが関係性を持って、全体の成功が成し遂げられる。

Q マルチプラットフォームで海外市場、DVDなどの他に成功へのキーポイントと考えている点はあるか?今日変化した点はあるか?

Mad Men  - スタジオ視点では、海外市場で成功できるか、次に国内市場で、という順番に考えている。
- 私の基準は、5個あるうちの3つが成功レベルではあれば、OKだ。
- もし、1つか2つならその企画はパスする。
- 財務状況がそんなにたくさん制作することを許さない。
- 国内市場だけでヒットすると予想される作品は、他から投資を募ることもある。
- 我々はハードルの高いパートナーと認められるようにしている。

Spartacus - 制作費があがっているので、市場拡大がポイント
- 海外市場でパートナーを見つけられる企画か、DVD市場は大丈夫か、などコンテンツを旅行に出す感じ。
- また、他の作品とのカニバライズが無いかも検討する。

Q 成功の化学反応

Mad Men - クリエイティブが成功の源だ。
- アメリカンアイドルは音楽でも成功したが、我々は音楽ビジネスに参入する気はない。
- 音楽セレクションが番組成功のキーポイントだった。
- テレビほどたくさんの視聴者を集めるメディアはなく、テレビのパワーはまだある。
- とくに、番組開始時、経済的にも不況が続き、世の中が暗かった。番組をそれを反映していた。
- 他の番組へのリアクションとして制作した。

Q いま企画中でまだ実施できていないものはありますか?

Mad Men - ライブなどに行きたいが、資金的に無理だ。
- 23エピソードを作らなければならない。

Spartacus - Gleeを成功モデルとして真似したい。

Mad Men - 成功のコピーが成功のカギだ。
- 質を保つことが大切。
- チームワークが大事。
- 23エピソード全てが成功しないとダメ。
- 3エピソードを1回で撮影してしまう。
- 途中で、撮影監督を変えたりもしなくてはならないが、チームの士気が

Q ネットフリックスは敵?

Spartacus - ネットフリックスは3年前からStarzを配信しており、元々パートナーだ。
- アグリゲータが、コンテンツ制作に乗り出すのは自然の流れだろう。

Mad Men - 新たなウィンドウを創り出すのは好ましいが、ネットワークテレビのようなビッグビジネスは難しい。

Spartacus - 我々の課題は流通だ。これから新たなコンテンツ流通が成長する違う時代になる。
- その分野に通信事業者も参入している。

Mad Men - 録画させずに、シンジケーションを組みコンテンツを配信し儲けていた

Q ネットフリックスはコンペチターになるか?

Spartacus - 時間がかかると思う。
- Starzの95%のコンテンツは、スタジオ制作。
- 我々もコンテンツに投資している。
- アグリゲータのコンテンツ進出は論理的な戦略、進化だ。

Q 今の状況を知りながら、5年前に時間を遡っても提携を結ぶか

Spartacus 提携契約を結ぶと思う。

Q そのとき戦略が、変わることはある?

Spartacus - インターネット配信権も持っていた。
- リアルネットワークス。自前でも配信した。ダウンロード
- Starzのコンテンツは全て見られた。
- ネットフリックスは、レベニューストリームの重要なチェーンだ。

Glee - 多くのドラマがケーブルチャンネルから出てきている。
- HBOなど。USA、TNT、、
- ブロードキャストプラットフォームは、
- ベーシックケーブルは、ブランド力を磨いている。
- 長期視聴。ライフタイム
- ストリーミング

Q プラットフォームは関心あるビジネス分野?

Glee - 関心はあるが、コンテンツ制作が第1だ。

Q 放送するコンテンツは、映画とドラマどちらがよいか?

Spartacus - ミックスされてるのがよい

Q 今までと違う形態の番組がでてくる?

Spartacus - MADMENなどはいいショウではないか

Mad Men - 30分のコメディを月曜に放送するというルールはこれからはどうか。
- インターネットで有名になり、ブランド価値をあげた作品が流通するようになるだろう。

Q リアリティショウの行く末は?

Spartacus 我々はまだパイレーツだ。

Q プロモーションが大変な社会になっている


Glee - プロモーションコストが高騰している。

Q ウェブは、テレビ局にとってどんな存在か。プロモーションだけ。それともなにか収益を生み出すプラットフォームか?

Mad Men ウェブでファンが色々な反応を示してくれるのが我々にとって新しい体験だし、学ぶところも多いにある。ネットのクチコミで、ファンコミュニティがオーガニック成長している。我々のコンテンツを使って、ファンが自己表現しているのが、私にとっていちばん面白い現象だ。

Glee デジタルメディアが出現したとき、色々な人が映像を作って発表したが、まだ映像クリエイティブがうまく表現できるほどでは無かった。結局、技術ではなく中身が勝負だった。テクノロジーで、多くの映像クリエイターが生まれることを願っているが、それがいいコンテンツを生み出すことに直接つながっているとは思えない。

Q デジタルプラットフォームの出現が、日々のデイリーワークにどんな影響を与えているか?

Spartacus コンテンツ制作が我々の仕事なので、それほど直接的な影響はない

Glee 10年前、我々が関心あったのはケーブルテレビだけだった。それは、ビジネスの大きさ的にケーブル以外は無関心でいられたからだ。いまは、すっかし様相が変わってしまった。競争が激しくなっている。映画スタジオにとって、テレビ放送はあまり関心が無かったが、

Mad Men 25ヶ月前、誰も我々がやっていることをしてなかった。テレビは制作技術も、未だにレガシーな部分が多いと思っている。カメラ、スタッフなど大掛かりなチーム、機材で動く。もっと、小さなチームでも同じものは作れる。

Q 縮小するテレビビジネスを修正するなにかアイデアは?

Glee 車業界はテレビ業界と似ていると思っている。レガシーモデルがそのまま残り、誰もが誰かがイノベーションを興すだろうと期待している。番組作りは、お金が掛かりすぎている。私は、もっと安く番組を作れる。番組の流通業者がいちばん儲けている。その分の投資を制作費として貰えれば、もっと番組が作れる。

Mad Men 番組作りは車産業と一緒。不況になったら、経理処理で益出ししたり。そういった管理業務が多くなっている。テレビは、リスクの少ないビジネスだった。

Spartacus 何をもって成功とするか。テレビは、たくさんの視聴者がいてこそ。ケーブルチャンネルは、ニッチマーケットも狙える。Starzは、多様な収益モデルを構築しており、番組のマーケットサイズによって組合わせが可能だ。番組予算を縮小したり拡大も柔軟にできる。Starzは新しいテレビ局でレガシーがない。

2011年4月13日水曜日 2時30分 NAB Show 2011 ラスベガス
   
Lacey Rose, The Hollywood Reporter
Kevin Beggs, Lionsgate Entertainment、MADMENのプロデューサー
Dante Di Loreto, President, Ryan Murphy Productions, FOX、 Gleeのプロデューサー
Stephan Shelanski, Starz Entertainment、Spartacusのプロデューサー

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2011年4月25日 (月)

アメリカ テレビ/ラジオ局のネット広告事例 NAB 2011

テレビとフェイスブック

■ ピザハット、「フリーピザ」モバイルキャンペーン

- 「WIN PIZZA」をショートメッセージでWHALE(94253)に送信
- ピザ無料1年分プレゼント
- テレビCMで募集。
- CM中に3000件が応募。9000件が友達から教えられて参加。
- 合計12、000件が参加。
- ケータイ電話番号を取得。オプトイン
- データベース構築が目的
- SONGWHALE社が制作、実施


■ ウェディングビデオコンテストをテレビ局が実施

- 結婚式の動画をアップロードしてもらう。尺は2分間
- なぜ、結婚したのか、現在の様子、出会いなどの説明を含める
- 実施期間は3ヶ月
- 28件の応募、登録は6,600件(9ヶ国、50州)
- 22,000件の投票、1、300件コメント。
- 優勝者は、軍隊に入っていて妻がアフガニスタンに赴任中のカップル。
- 宝石店、旅行会社、衣装レンタルなど多岐に渉る広告クライアントが提供
- クライアントがジャンル毎に賞金を提供
- テレビニュース素材としても利用、フェイスブック、ツイッターでプロモーション
- サーバーは自前

実施: モンタナ州などでテレビ局数局を運営するCordilera Communications


■ COX(ケーブルテレビ)の加入キャンペーン

- コード・カッターユーザーがターゲット
- 利用するインターネット接続サービスによって3種類のサービスを表示
- DSLユーザー > スピードテストポップアップ
- COXユーザー > サンキュー・メッセージ
- 他社ユーザー > トリプルプレイ勧誘
- 予算3,000ドル
- 効果測定は、CTRだった。

実施: ネバダ州ラスベガスのCBS系列テレビ局 KLAS


■ ニッチコンテンツをモバイルアプリで

- ローカル放送局のコンテンツを利用する
- ベースボール、カレッジフットボール、天気
- テレビ、ラジオ、ソーシャルメディアでプロモーション
- 広告の効果測定は、インプレッションのみ
- ダウンロード数が評価基準

実施: オレゴン州ポートランドのテレビ局 Kiii 、セントルイスなどの放送局 KMOV


■ WINGSTOP FOOTBALL PARTY

- ローカルファーストフードチェーン「Wingstop」がクライアント
- ケータリングと50インチテレビをプレゼント。
- ハンバーガーとテレビが自宅まで届けられ、友達とフットボールを観戦
- パソコン申込2,318名、オプトイン1,231名
- モバイル申込1,151名、オプトイン387名
- インプレッション、299、637
- ツイッター: Enter to win a Wingstop football party and a brand new big-screen TV!
- Wingstopフェイスブックページ。ファンは1200名。 ココ

実施: サンフランシスコのFOX系放送局、 KTVU


■ カーディーラー集客キャンペーンをローカル放送局が企画

- ビジネスの改善が目的
- 火曜が最も客数が少ない曜日
- 火曜をオイルチェンジ9.99ドルにしようと提案。
- 月曜にショートメッセージで申込。
- キャンペーン前に保有していたデータの2倍の顧客集客
- 通常、オイルチェンジは2−3件が14件に増えた。
- テレビで申し込みウェブページを告知
- 今後、オイルチェンジ無料キャンペーンも
- CM以外もニュースなどで取り上げ。その分はテストケースとして無料
- データはクライアント保管

実施: モンタナ州のテレビ局 Cordilera Communications


■ ローカルレストランのデジタル・スクラッチカード

- クライアントは、ラスベガスのレストラン、PT Pubs
- ユーザーデータ獲得、ロイヤリティプログラムへの参加
- 25ドル分のクーポンがあたる
- キャンペーン期間は2週間
- 500名が登録
- 3、000ドル費用
- eメールアドレス、クーポン
- 期限は無期限
- PT Pubsは、ポーカーゲームキャンペーンも実施

実施: ラスベガスの放送局 KLAS 


■ ローカルビジネスのクーポン発行

- 広告営業要員の新たな商材になっている
- テレビ局の営業が販売
- 大きな売上になっている。
- レベニューシェアは50%がメイン

■ 釣り写真コンテストを新聞社が企画、トラフィックを集める

- Reel’em in Fishing Contest ページは ココ か ココ
- 釣りの写真を投稿ページを作成、トラフィックを集める
- 372,000ページビュー
- 地元のアウトドア用品店(Gander Mountain)、Gutter Helmet 、150、000ドル
- 2、700人参加、1、209件写真応募
- 25,000投票
- 35、000ドル費用
- 2、000ドルの懸賞

実施: ミネソタ州の新聞 The Mineapolice Star Tribune


■ モンタナ大学のフットボールチームのウェブサイト運営

- モンタナ大学のフットボール部(Grizlies)は、過去大学選手権で2回優勝。
- そのウェブページ、Grizcentral.com をローカル放送局が運営
- 放送局なので、試合映像を提供できる。放送権、ネット配信権保有。
- 昨年、試合中継をテレビ、ネット双方で行った
- 全米から観光客が来たので、ホテルがクライアントについた
- 選手インタビュー、プレスカンファレンスなど全て動画素材を配信
- 10万件以上ビュー
- 売上は1年で2倍に。
- 広告クライアントも大学生ターゲットが多い
- フェイスブック、ツイッターでもプロモーション
- 制作費は、8,000ドル
- モバイルゲームも開始予定

実施: ミズーリ、モンタナ州の放送局、KPAX


■ 不動産サイトを企画、運営

- Vegas Homecast.tv ページはココ
- 放送、インターネット、モバイル連動サイト
- 地元の不動産サイト7社が情報提供
- 月額40万ドル
- 木曜5時に30分の動画を自動生成
- ケーブルチャンネルで2回オンエア
- 90万ドルの売上があった
- 60万ドル制作コスト

実施: ラスベガスの放送局 KLAS 


■ キッチンのビフォア・アフターコンテストを企画、運営

- キッチンのビフォア・アフター企画、サイトを制作、運営
- Ferguson Extreme Kitchen Contest ページ
- 内装メーカーのFerguson社がクライアント
- 放送局のカバレッジ動画あり。ページ
- 7、600件応募
- 30、000投票
- 15、000ドル懸賞
- 50、000ドル広告パッケージを販売
- 期間は4ヶ月
- ホーム・インプルーブメント分野は成長分野
- 2009年に実施、好評で2010年も実施された

実施: ジョージア州オーガスタのABC系テレビ局 WJBF


■ 人気番組の勝手投票

- ケーブルチャンネルCW人気番組、America’s Next Top Model 
- その地元予選に応募した人から誰が一番かを投票
- 33都市から60人が応募
- 1,500名登録、19,000投票164コメント
- 10,000ページビュー
- ローカルニュース、ラジオなどに出演
- サイトページには、宝石店などが広告出稿

実施: Cordilera Communications傘下のカリフォルニア州サンタ・バーバラのNBC系テレビ局 KSBY 


■ カープール(Car Pool)利用促進

- クライアント、RTC;Las Vegas Regional Trasnportation Commision
- カーシェアリングの利用促進
- Club Rideページへのリードジェネレーション
- zipコードとGPSで、どの地区の人がどれくらい利用するか把握
- どれくらいの人が利用するのか
- メディアにとってデータベースがコア資産
- データベースを切り売りは価値ある

実施: ラスベガスの放送局 KLAS 


■ ラジオとモバイルの連携広告

- セレブリティ999とテキストメーッセージでコンサートの無料チケット
- アナログメディアがデジタルも熱心である姿勢をクライアントに見せる


■ レストラン半額キャンペーン

- ローカルレストランの半額クーポンをプレセント
- 6ヶ月で17レストランが参加
- 参加店は2,200ドル分のクーポンを用意
- 17店のうち、10店が即日完売、5店は1時間で完売
- 朝のニュースに、レストランのシェフかオーナーが出演
- 広告パッケージ売上は38,000ドル
- テレビに広告出稿しない企業を取り込めた

実施: モンタナ州グレートフォールズのテレビ局 KRTV

Louis Wall, SagamoreHill Broadcasting
Peter Conti, Borrell Associates, Inc.
Philip Maney, Cordillera Communications
Chris Way, KLAS-TV
Joe Weir, Belo Corp

2011年4月12日 4時 NAB Show 2011 ラスベガス


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2011年4月23日 (土)

FCCベイカー委員とNABスミス会長対談

Commisioner Baker

スミス 周波数の行方について 

ベイカー 私は、ゲナコウスキ委員長とムーンベスCEOの中間のポジションだ。ブロードバンドとブロードキャスティングは、両立しながら成長していくのではないか。
- 地デジ移行で経験した通り、また周波数の移行はとても大変だ。
- しかし、周波数は効率的に利用されなければならないし、競争原理は導入されなければならない。
- 大事なのは、ウィン=ウィン関係を築くことだ。
- モバイルDTVの開始はうまくいったと思うが、5年後、10年後を考えるとデータトラフィック量の増大や、アメリカが競争力を維持するには、ブロードバンドが我々には必要だ。
- みんながどこかで辛い気分を味合わなければならないのでは。
- そして、我々は競争に勝てると思う。
- ボランタリー・インセンティブ・オークションとはなにか?フラストレーションが溜るのも理解できる。
- ボランタリー・インセンティブ・オークションはいい制度だ。これから、議論がもっと深まると思う。

スミス FCCの権限削減の動きについて

ベイカー 議会の考えは明瞭で、FCCには限られた権限しかない。
- 我々は、消費者の利益だけを考えている。
- ESPNにお金を払っているが、人気テレビ番組TOP100のうち98個は放送局制作の番組だ。みんなテレビがまだ好きである。
- デジタルコンテンツをどう扱っていくかという議論。

スミス 日本の震災では、ラジオが情報取得の生命線になった。災害アラートシステムなどでも威力を発揮した。ラジオの将来性について。スマートフォンでラジオが聞けたりするとかはどうか。

ベイカー とても面白いと思う。インターネットで調べたら日本のケータイ電話の70%がチューナーを持っている。

スミス リライセンスについて。6月が期限

ベイカー 1年間も何もしてないなんて政府の怠慢だ、と言われた。リライセンスの前に供給できる周波数がないとできない。透明性が重要でFCCはうまく機能できると思う。

スミス FCCの役割 

ベイカー 我々にはルールが必要だ。
- ローカリズム、多様性、新たな映像市場など色々な事情を反映できる新たなルールを考えていきたい。
- 複数局所有ルール(Duopoly)についても見直す必要があるかもしれない。
- こうした事情は全てインセンティブ・オークションに帰結していく。

スミス ジャーナリズムにもつながる議論

ベイカー TOP30市場のクロスオーナーシップ規制など。
- 中小市場いついて、どうなるのか注視している。
- インターネットは、情報集にも便利だ。色々な事情がある。
- もちろん、多様な議論は保存すべきだ

スミス 新聞について

ベイカー クレイグスリスト、eBayなどが新聞が提供していた基本情報を扱い、代替してしまった。新聞は広告収益の割合が多い。

スミス ゲナコウスキ委員長は市場のことばかり言う。テッキー以外の4300万世帯は、ペイTVに払う収入も無いし、地上波に頼るしかない。自由市場のセーフティネットとして放送局が果たす役割はあるのではないか。

ベイカー 放送業界は長い歴史があるとともに、今回のNAB Showに展示されているように多くのイノベーションもある。放送市場は成長すべきだし、そう信じている。

スミス CESに出品されていたが、iPadでモバイルDTVを見せる機械がある。3Dも将来性がある。

ベイカー 韓国のメーカーが3D、HD、モバイルDTVを6MHzで配信できる圧縮技術を開発している。

会場 ローパワー局のリパッケージなどについては議論が何もされていないと思うが・・・

ベイカー 今後、リパッケージとは、インセンティブ・オークションとはなどについて議論を深めなければならにが、そのなかでローパワー局についても扱うと思う。

会場 テキサスのテレビ局を運営。まだテレビ広告は売れているが、これからどうなるか

ベイカー それは次のセッションで

2011年4月12日 2時30分 NAB Show ラスベガス

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2011年4月22日 (金)

ウルトラバイオレット NAB 2011

Q 映像のデジタルダウンロードは昔からできた。VUDUは、299ドルだった。他に必要か?

ウルトラバイオレット: さきほどのビデオを見ると、誰もディスクは不要だと言っている。なかには、テレビ番組を所有したい人もいる。消費者は、好きなお店でディスクを買い、誰かに渡したりするフレキシビリティを好む。ウルトラバイオレットが普及するには、ディスクよりも便利でなければならない

Q ここ数年で所有欲からレンタル、無料でいいという方向性に消費性向が変わっているのでは

ベストバイ: まだコレクター気質の人はいる。しかし、所有からレンタルへと消費者の選択は広がっているのは事実だ。コレクションは自己主張の発露だ。デジタル時代はソーシャルメディでそのコレクションを友達に見せている。

Q ウルトラバイオレットが解決するユーザーの悩みについて。

マイクロソフト: ウルトラバイオレットが提唱するデジタル・セルスルーモデルについて。ユーザーは、自分の好きなお店でコンテンツを買い、好きなデバイスで見られる。ウルトラバイオレットは、デバイスとサービスの垣根を融合している。クラウドがそれを可能にした。次に、動画フォーマットの問題がある。ウルトラバイオレットは、複数のDRMを横断して視聴できる環境を提供する。ウルトラバイオレットでは、マイクロソフトのパソコンからソニーのプレイステーションにファイルを移動させても映像を見られる。DVDはどの機械でも再生できる。ウルトラバイオレットは、ディスクでできることをデジタルでもやろうとしている。参加企業の製品には、ウルトラバイオレットのロゴが貼られる。

ニュースター: 若者はデジタルかフィジカルかという切り口だったが、私はデジタル+フィジカルのハイブリッドな時代になると思う。ウルトラバイオレットの普及初期には、ユーザーは好きな映画をクラウドとディスク双方で持つハイブリッドライブラリで利用するのではないか。

Q デジタルロッカーについて

ウルトラバイオレット: 自分でお昼休みに買った映画を、自宅で妻が見たりもできる。家族間でコンテンツ共有ができる。鍵を開けるイメージだ。

Q 誰がアカマイのお客さんか?誰が通信コストを払うのか

アカマイ: 様々なビジネスモデルがあるから、それによって違う。

Q ウルトラバイオレットは、コンテンツディストリビューションにどう影響するのか

ソニー: ウルトラバイオレットは、ウィンドウ戦略に変化をもたらす。デジタルセルスルーで、家庭にコンテンツが一番先に届けることになる。デジタルという意味では、ブルーレイ、DVDで経験済みなので、クリエイティブになにか変化が起きるとは思わない。今まで小売りが、コンテンツへのアクセス、消費、発見などのポイントになっていたが、それを消費者に直接もたらすことができる。

Q メーカーが直接小売りに乗り出すようなものだが、その影響は?

ベストバイ: 今でもDVDをたくさん売っている。デジタルになっても、なにがユーザーにとってベストなのかを探って、解決していくしかない。フィジカルとデジタルのギャップに生じる課題の解決策をユーザーに提案し、彼らに便利と思ってもらうしかない。

Q アップルがiPod、iTunesビジネスで成功した。マイクロソフトはなぜDECEに参加したのか?自分たちだけでやらないのか?

マイクロソフト: 我々はトップ企業ではなく、家電メーカーなどとの協業が必要だと思う。消費者は賢い。今までのバリュープロポジションでは通用しない。

Q アンケートでどれくらいの機器と共有できれば便利か?と聞くと、それが何個でも不十分だという結果がでる。いったい1世帯でウルトラバイオレットが共有できる機器はいくつに設定すればいいのか?

ニュースター: ウルトラバイオレットで共有できる機器数は、今のところ12個まで。これはダウンロードできる機器。ストリーミングできる機器は無制限で、この12個のなかには含まれない。ケーブルテレビのSTBなどはカウントしない。

Q ウルトラバイオレットは、インフラコストを効率化できるのか?

アカマイ 標準化があらゆる配信コストを低下させる。我々は多様な動画フォーマットに対応しているが、DECEが動画フォーマット、DRMを標準化してくれればよい。

ウルトラバイオレット: 小売店も、消費者に商品を届け、設置するコストがとてもかかる。ウルトラバイオレットでは、マーチャンダイズのバリューチェーンが変わる。

Q なぜ、コムキャストはDECEのメンバーなのか? TV Everywhereは?

ウルトラバイオレット: マルチチャンネルオペレーターは、コードカッティングなど構造的な戦略危機にさらされている。もし、彼らがウルトラバイオレットのようなサービスをユーザーに提供しなければ、ほかのオーバー・ザ・トップ事業者が提供してしまう。

Q ほかに何かあるか?

ソニー: デジタルコレクティングがどうなるか?ライツロッカーのメカニズムがどう働くのか?

Q ハッカー対策?

ウルトラバイオレット: その件に関して我々は経験豊富だ。毎日監視することも重要だし、99.99%大丈夫だと思っている。

David Wertheimer, Entertainment Technology Center
Christopher Allen, Best Buy
Richard Berger, Sony Pictures Home Entertainment
Tim Dodd, Neustar Media
Scott Fierstein, Microsoft Corporation
Mark Teitell, UltraViolet
Bill Wheaton, Akamai

2011年4月11日 16時 NAB Show 2011 ラスベガス

DECEとKeychestについてはコチラ

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2011年4月21日 (木)

CBS ムーンベスCEO 講演 NAB 2011

CBSムーンベスCEOとゴードン・スミスNAB会長

スミス: 放送局は死んだ、ビジネスモデルはもう古いという人がいるが、あなたは常にそんなことはないと言っている。

ムーンベス: - 何年もテクノロジー、ケーブルテレビが我々を死に至らしめ、インターネットが- 広告を奪いと言われ続けてきた。しかし、状況はもっと複雑だ。
- 放送よりも多くのマスオーディエンスにリーチできる仕組みはない。
- 放送への評価は低すぎる。
- 私は放送業界、CBSの将来を信じている。
- ライバル局と話していて、彼が「ビジネスモデルが壊れた」と言ったので、「番組編成の失敗とビジネスモデルの崩壊は違う話だ」と答えた。

スミス: ラジオの将来について確信があるか

ムーンベス: - もちろんだ。ラジオ部門を任せているダンに、「私が死ぬまでにラジオ部門の収益がプラスになるのを見られるか」と聞いたことがある。
- ダンは、それから5四半期連続で部門を黒字化した。
- フォーマットを変え、傘下の25局の聴取者も増えている。

スミス: CBSとFOXがNABに帰ってきた。なんで戻ってきたの?

ムーンベス: - なんでNABを脱退しかをまず話したい。
- 我々が脱退したときは、我々ネットワークとローカル放送局の間にやりたいことの齟齬があった。
- しかし、時が経つにつれ、業界構造が変化し、ケーブルテレビの発言権が大きくなった。
- そこで、ネットワークとアフィリエイト、ローカル放送局がまとまることが大事だと考えた。
- 新たにあなたがNAB会長に就任し、考えていることが我々と同じだったので、再加盟しようと考えたのだ。
- 我々は222局とアフィリエイト契約を結んでいる。我々がアメリカでいちばん人気のあるネットワークでいられるのは、アフィリエイト局のおかげだ。
- 我々はワシントン、政府に対して、団結して戦わなければならない課題がたくさんある。
- USAネットワークは、全米1位のベーシックケーブルネットワークだ。我々のコンテンツであるNCISの再放送して儲けている。
- 彼らは、オリジナルを作っている我々よりも儲かっている。
- 何かおかしなことが起こっている。
- Money doesn't follow eyeballs
- CBSのほうがUSAネットワークよりも利益をあげられるように尊重されるべきである。

スミス: FCCのゲナコウスキ委員長が周波数のボランタリー・インセンティブ・オークションの話をした。私は放送局が一度周波数を失うと、視聴者を失い、二度と復活できないだろうと思っている。

ムーンベス: - 政治的側面とテクノロジー側面とある。周波数はライフラインだ。マスターズ中継はHDで撮影し、小さなゴルフボールまで奇麗に放送できた。HDを放送するには、たくさんの帯域が必要だ。
- ゲナコウスキ委員長は優秀だと思う。方向性もいい。
- しかし、我々は自発的には参加しない。
- ブロードバンドでたくさんのデータ、情報を配信する考えには賛成だ。だが、議論すべきは各論だ。
- 我々は自分たちのビジネスを守らなければならない。
- 我々も未来は、放送とブロードバンドの共存にある。
- NFLやNCAAを放送し続けるには、莫大なコストがかかる。アフィリエイトと話し合いをたくさん続けている。

スミス: 放送局はローカルコミュニティを省みていないと言う人もいるが放送局にとってローカルとは

ムーンベス: - ラジオ、テレビ、ローカルビジネス部門のトップがいるので運営できている。
- CBSはロサンゼルスにテレビ局2つ、ラジオ局2つあり、各局がウェブサイトを作っていたが、それを1つに統合した。CBSla.com。
- ローカルグループの第1四半期の業績は良好だった。スーパーボウルがなくてもビジネス好調だった。
- 130ラジオ、28テレビ局、ローカルはとても重要だ。

スミス: 新しいテクノロジーについて

ムーンベス: - iPad、Hulu、ネットフリックス、全て我々のコンテンツが必要だ。
- 意思判断の基準は、カニバライズ無しで我々がデジタルディストリビューションから利益をあげられるかだ。
- 我々のコアビジネスは、放送だ。広告ビジネスが第1。2番目に大切なのはシンジケーションだ。
- ネット系の人がたくさん提案にくるが、我々のコアビジネスを壊さないものでなければダメだ。


スミス: 議員としてネットやケーブルに広告をうつより、テレビで広告したほうがメッセージが伝わった。

2011年4月13日 9時30分 NAB Show 2011 ラスベガス

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2011年4月20日 (水)

ゴードン・スミス NAB会長講演 NAB 2011

ラスベガスのケーブルテレビ

- 放送は、One to Manyサービスを無料で提供している。スマートフォンは、 One to One で有料だ。放送のほうが周波数を効率的に使っている。
- 人々は放送業界は変わらないといけないと言われる。
- 私は放送市場の成長などについては心配していない。それよりも政府が我々に変化を急がせることのほうを心配している。
- 一度周波数を放送局が手放したら、2度と戻ってこない。放送局が周波数を失ったらケーブルなどに加入していない4300万世帯はどうしたらいいのか。
- 放送局はローカルコミュニティの声を代弁し、情報を届けている。
- ヒスパニックの1/3は、直接受信世帯だ。
- ケータイ通信事業者は、Feeをユーザーに要求するが、放送局は情報をFreeに送り届ける。FreeはFeeよりいい。
- 2年前、我々は25%の周波数を返還し、150億ドルかけてデジタルへ設備などを変換した。
- 我々はデジタル時代の将来を歓迎し、リーダーシップを持ってやり遂げた。HD映像も配信できるし、コンテンツon the GOを期待するユーザーに色々な選択肢を提供している。
人気のあるトップ100の番組のうち90%は放送局が作ったコンテンツだ。
- 放送局はペイテレビ事業者にコンテンツを全て配信するよう要求してよい。幸い99%の局とケーブルテレビ局で合意ができている。
- いま、通信業界が新たなに放送に割当られた周波数の40%を要求している。
- 我々は自分たちの周波数を守るための戦闘モードに入っている。
- 自発的に周波数オークションに参加する放送局があるのはOKだ。しかし、オークションに参加しない放送局の将来に影響があるのは困る。不参加しないという自発的な判断が、- 自発的でなく不利になってしまう。
- FCCのボランタリー・オークションは、チャンネルが移動され、チャンネルをまとめ、放送局のカバレッジを少なくし、イノベーションをとめる可能性がある。
- これはデジタルの可能性ある未来の芽を摘み、オバマ大統領の公約に反している。
- 通信会社のなかには、放送のようにOnetoManyにコンテンツを配信する仕組みを作ろうとしているところもある。放送局は既にその仕組みを持っている。
- AT&TとT−Mobileの合併で周波数を使わないで、儲ける人もでてくる。
- 周波数を投機的に利用していいものなのか。
- 公共的機関が、どの周波数が使われておらず、どれくらい周波数があるのかといった包括的な調査をするべきであろう。
- なぜ、マンハッタンの人がアプリを早くダウンロードできるようになるいっぽうで、ケンタッキーの人がローカルコミュニティの情報取得手段を失わなければならないのか。
- 最近の調査では、アプリが有料になりつつあり、スマートフォンのトラフィック成長スピードは落ちていると言われている。
- 世界では経済不況、モーゲージ、日本の震災、中東の革命など放送が改めて見直されている。
- 放送局は、コミュニティが求める情報を伝え続けなければならない。

2011年4月12日 9時 NAB Show 2011

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2011年4月18日 (月)

FCC ゲナコウスキ委員長 講演 NAB 2011

Chairman Genakowski for ready

■スマートフォン、タブレット、モバイルブロードバンドの拡大

- 技術がどれくらい放送と我々の経済に変化を促しただろうか。
- コミュニケーションツールの変化が、周波数政策もアップデートを必要としてきた。
- 自発的なインセンティブオークションが必要だ。
- 自由な市場の法則に従い、周波数への需要を満たす必要がある。
- 私はこの施策を推進に、国のために役立ちたい。
- 私は、以前放送ビジネスに携わっていた。マイアミ、アトランタ、ダラス、ボストン
- 昔のTV Everywhereは、寝室、台所、居間にTVがあることだった。今の3スクリーンは、パソコン、モバイル、テレビで見るTVという意味だ。
- 全てのスクリーンがブロードバンドでつながれている。
- 多くのアメリカ人は、よりインターネットをして過ごしている。その多くは映像を見ている。
- スマートフォンの販売台数は、パソコンを上回っている。パソコンは、机に上に必ずある。スマートフォンはそれより多いのだ。
- 2500万人のアメリカ人がスマートフォンで映像を見ている。1年間で41%も増えた。
- ラジオも聴取者が増えている。
- そして、いま第4のスクリーンであるタブレットが普及しつつある。
- 我々はマルチプラットフォームワールドに生きている。
- そして、私はその新たな世界が放送業界に試練を与えていることを理解している。
- 分散化する視聴者、聴取者、売上の減少
- 放送事業者には、このマルチプラットフォームブロードバンドワールドで、新たなチャンスを掴んで欲しい。
- 視聴者がどこにいても、新たなビジネスモデルとテクノロジーで、捕まえる。モバイルDTVがいい例だ。
- 放送局の中には、モバイルDTVを諦め、インターネットで視聴者を捉える戦略に転換しているところもある。
- Univisionは、インターネット専用のコンテンツを作り配信している。昨年、iPhone、Andoroidアプリでフォローできるドラマも作った。
- ABCはいち早くiPad向けアプリを作った。サービス開始10日間で20万件以上ダウンロードされた。
- ハイパーローカルにターゲットを絞った放送局もいる。Raycom Mediaは60種類の小さなコミュニティ向けのウェブサイトを提供している。Fisherもしている。Gannetも10市場で行っている。
- あらゆる放送局が、ニュースをローカルコミュニティにリーチする手段として使っている。
- ローカル放送局のウェブサイトは、ローカル市場にとって人気のあるニュースソースだ。新聞社にはできない。
- ローカル放送局は、13億4千万ドルの売上をインターネットであげている。
- なかには、ニュース、報道に投資をしない放送局もある。ニューヨークの放送局28のうち、6局しかオリジナルのニュースコンテンツを制作していない。
- 経済的な理由であろうが、これは周波数政策を決めるのに、考慮しなければならない問題だ。

■  マストキャリールール

- 放送局にとって、マストキャリー規制でケーブル局や衛星放送から支払われる収入は経営上重要だ。
- この1年半、私はFCCによる介入を避け、自由市場による取引を推進してきた。
- FCCによる裁定を望む声も多かった。例えば、ケーブルテレビとの交渉が折り合わずワールドシリーズが見られなかったこともあった。再送信規定を改訂する必要があるのではという声もあった。
- 無料のテレビ放送に再送信料を支払うことが消費者に与えるインパクトとは何なのか?
- FCCは、この件に関し、この3月から協議を始めている。
- また、FCCは規制緩和し、放送局がブロードバンドにつながれているスマートフォンやタブレット端末へ容易にアクセスできるようにする。

■    ブロードバンドエコシステム

- アメリカは、ブロードバンドのエコシステムが必要だ。
- FCCの使命は、周波数を含めたコミュニケーションプラットフォームを最大に活用できる政策はなにかを明らかにすることだ。
- 2年前は、ブロードバンドについて語る人はあまりいなかった。いまでは、政党の枠を越え、ブロードバンドの整備は必要なものになっている。
- ブロードバンドは、教育、医療に必要不可欠だ。多くの人にとって、スマートフォンやインターネットが無い生活は考えられない。コンテンツクリエイターは世界最上のブロードバンドインフラにアクセスできないと競争できない。
- 実現には様々な障壁があるが、自由市場、競争に解決をまかせるのがいちばんだ。
- 電話普及を目的にする時代遅れなユニバーサルファンドを改訂することが我々の仕事だ。コミュニケーションインフラストラクチャのコスト、スピードを改善することも我々の仕事だ。そして、不足するであろうモバイルブロードバンドへ周波数を割り当てることも我々の仕事だ。
- 昨年のNABで、私は、周波数が不足するという話をした。
- スマートフォンは、フィーチャーフォンより周波数を24倍も必要とする。この5年でモバイルブロードバンドのデータトラフィックは、35倍に増える。しかも、この数字はタブレットが発売する前の予測だ。
- 今年タブレット端末は5500万台が販売され、350億ドル市場になると予測されている。
モバイルブロードバンドは、歴史上最速で拡大するコミュニケーションプラットフォームだ。消費者、企業は、混信など帯域不足に不満を持っている。周波数不足は、なくならない。
- 100社以上のリーディングカンパニーが、周波数が無ければ、アメリカの競争力は低下すると言っている。
- ブロードバンド整備よりも、やるべきことはたくさんある。
- 不要な規制を緩和し、モバイルブロードバンドに割当てるなどしている。ほかにも、使用されていない帯域を、スーパーWifiやM2M用に開放した。
- NTIAと協力し、政府が保有する不要な帯域を開放している。

■  ボランタリー・インセンティブ・オークション

- 周波数不足を解消する手段は、ボランタリー・インセンティブ・オークションだと考えている。
- 1993年から、オークションは市場競争原理を用い、最も効率のよい利用法に周波数を割り当てれると考えてきた。
- 総論は正しい。
- オークションは、500億ドル以上の収益を政府にもたらし、それ以上の投資を促進してきた。それは、消費者にとって安い価格とイノベーションも促した。
- 我々はモバイルブロードバンド向けの周波数がもっと必要だが、再割当をするのはとても困難である。
- ボランタリー・インセンティブ・オークションは、デマンドサイドではなくサプライサイドにまで対象を拡大した。周波数ライセンスを自発的に供給し利益を受け取る。
- インセンティブ・オークションの実施は、議会両院の議題だ。
- この1月、1兆ドル以上の売上を持つ2000社以上の企業が、ボランタリー・オークションの実施権限をFCCに与えるよう議会に要請した。
- 先週には、112名の経済学者などが、同じような要請をした。
- ボランタリー・インセンティブ・オークションは、少なくとも300億ドル以上の収益が上がるだろう。
- ボランタリー・インセンティブ・オークションは、放送局も含めウィン・ウィン・ウィンシチュエーションだ。
- 500局以上の放送局が、FCCとのボランタリー・インセンティブ・オークションについての会合に参加している。チャンネルシェアリングや、周波数の返還など多くの質問がされた。
- なかには、周波数不足はないなどというボランタリー・インセンティブ・オークションを不要とする議論もあるが、データを示されたことはなく、私は失望している。
- ボランタリー・インセンティブ・オークションがモバイルDTVの成功を阻害するという人もいる。放送局に割り当てられた294MHzから120MHz分がオークション対象になっても、頑丈な放送業界は生き残る。6MHz分を使う放送業界になんら変化はない。
- 時期尚早と言ったり、新たな放送方式への移行に反対する放送局もいるが、環境の変化は、そんなに待ってくれない。
- インセンティブ・オークションが都会にだけ有利だという人もいるがこれも誤解だ。
- オークションに参加する放送局もしないところもフェアに扱う。
- UHFからVHFへの移行もボランタリーだ。
- 放送局はこのオークションに参加することを強要されないのがボランタリーという意味。
- 放送市場の再編成(Realignment)
- オークション実施の遅れは、様々なところで弊害がでる。
- 海外の競争力ある国もモバイルブロードバンドの整備を急速に進めている。

4月13日 7時45分 NAB Show 2011