Media Summit New York 2010

2010年3月17日 (水)

iPhoneアプリを提供したことで、パラダイムが変わった

メトロポリタン博物館

Pandora  アンドロイド用アプリは、iPhoneよりも会員増加が速い。ただ2008年にiPhoneアプリ提供してから、Pandoraのレベルが変わった。パラダイムが変わった。今後は、デジタルデバイスプラットフォームとして、あらゆるデバイスに進出したい。

■  iPhone appsのファイバリット?

Pandora ウェザー、天気予報系のアプリだ。

RockYou 16個 gowalla、foursquare、amazon、wine cellar(有料)、レストラン(有料:99セント)、MLB。価格比較、大リーグの試合結果など。

Forrester America Airline(どの便がWifiサービスがあるか教えてくれる)、Zippoライー、

Rocketfuel
  iPhone持ってない。モバイルは、ライフスタイルだ。facebook、Twitterを常にチェックしている。パソコンのデスクトップを常に持ち歩けるデバイスは便利だ。デバイスは、モバイルの特徴の一部しか表わしてない。ライフスタイルなのだ。

Marsys  facebook、yelp、loopt、gowalla、tweetdeck、ロケーション・ベース・サービス(LBS)に興味を持ってる。近くのスターバックスに友達がいたら、声をかけれるし、便利だ。

Skyrockit 便利系(Utility)アプリとゲームアプリ、両方好きだ。ゲームはStreet Choco Cowboy。ユーティリティ系は、銀行口座、CNN、facebook。

■ アップルは2010年1月、iPhone appsのダウンロード数が30億回を超えたと発表した。何が成功要因だろうか?


Pandora 2009年の12月25日(クリスマス)は、1日で20万人が加入した。このユーザー・データベースをいかにマネタイズするかが課題。お金を稼ぐのはまだ早いと思っている。今後、加入を伸ばすには、普通の人たちにもPandoraを知ってもらわなければならない。CMOは、テレビ広告ではなくネットなどを使ってこのメッセージを伝えたらよいか悩んでいる。

Skyrockit モバイルアプリのユーザーは増加しているが、モバイルメディアは成長していない。

Forrester モバイルでインターネットにアクセスしている人の端末シェアは、普通の電話端末が7%。スマートフォン35%。iPhoneは57%。ユーザーのアクセプタンス(acceptance)が高い。

Pandora  Xboxなどのゲームは60ドル、iPhoneだと9.99ドル、これがfacebookだと無料になる。この流れが興味深い。

Skyrockit 日本ではお財布ケータイというサービスがあカスタマーる。

■ ツイッターについて


Forrester  エンタープライズ・フィードバック・マシンだ。

Skyrockit ツイッターではこんなことがあった。オーストラリアの銀行のカスタマー部門の人が、「人の手助けしてるのには飽きた」とツイッターに書き込んだ。このつぶやきが大問題になった。

2010.03.11 Thu., 14:00  New York  Media Summit New York


iPhone Apps, Twitter Apps and Mini-Apps as the Next Platform: Communication, Advertising and Commerce in Mobile, Social Media & Broadband

Lisa Marino, Chief Revenue Officer, RockYou
Natalie Petouhoff, Senior Analyst, Forrester Research
John Trimble, Chief Revenue Officer, Pandora
Jennifer Cooper, Founder and Principle, Rocketfuel Media
Clarke R. Keough, Partner, Marsys Digital
Jon Vlassopulos, CEO, skyrockit
Sun Jen Yung, Managing Director, Nightwood Capital, Moderator

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2010年3月16日 (火)

広告、メディアのディスラプティブモデルはなにか?

French Onion Soup at Sofitel NYC

■ リーマンショックが広告市場に与えた影響は?

Opti Media 2010年はまだ市場は縮小すると予想している。 

Clear Channel 昨秋からスポット広告市場は回復している。2009年12月のスポット市場は、前年比16%増加した。2010年1月は、26%の増加だった。

Y&R  何社かの広告主は、この不況期をソーシャルメディアへの広告など新たな広告手法の実験するいい機会と捉えている。ウィジェットなどインタラクティブ広告が増えている。

Current Media  とにかくメディアを安く買えればいい、という注文を出す広告主もいる。広告メディアも価格競争になっている。

■ 経済危機は、世界的にみてどんな影響があった?

Current Media ペプシは、スーパーボウルのテレビCMをやめた。その代わり、ソーシャルメディアを利用したコミュニティは成功した。コミュニティ広告を研究していきたい。

Clear Channel マッシュアップなどの表現が流行している。ユーザーに、クライアントのメッセージをもっと強く届ける必要がある。ユーザーがクリエイティブ性を発揮できることが必要だ。クーポンをつけたり、クイズがその場であたる広告などインタラクティブ広告が有望だ。広告が価格競争にならないために、こうした広告のビジネスモデルが必要だ。

Y&R コンセプトを同じくするメディアとは付き合いが長くなる。72%のユーザーは、自分の価値観とあってると思う企業が商品を購買する。大手ブランドは、製品開発、マーケティングとともに、CSR的な活動が不可欠になっている。

■ この不況で、消費者心理はどのように変化したか?

Current Media  日常必需品ではない生活費を切り詰めている。たとえば、ケーブルテレビを解約し、Huluでテレビを見ている。

Optmedia 2009年は、GenYよりGenXがボリュームゾーンになった初めての年。マーケティング゙手法が大きく変わりつつある。GenYは、よりエコ的なことにこだわる。

Clear Channel  ターゲティングは世代で区切るデモグラフィック的データより、嗜好性で
の方が、今後重要性を増す。

■ ベスト広告戦略を持っている企業は誰か?

Clear Channel カリフォルニアにある Fresh and Easyというスーパーチェーンは、CGMを上手く利用している。

Y&R Recycle Aというブルックリンの企業。廃棄物にタグをつけて、どこに捨てられるのか、リサイクルされるのかを追跡できる。コカ・コーラ、バーガーキングなどとタイアップしている。

Current Media ペプシ、ヒューレット・パッカード、レブロンなど、ユーザーとのコミュニケーションに長けている大手ブランド。彼らは広告のスイートスポットを理解している。

Optimedia ヒュンダイだ。ユーザー評価を非常にあげた。あとは、ペプシだ。

■ 気になる広告、メディア、広告界のディスラプティブ・テクノロジーは?

Y&R beacon(?) fresh analyticsだ。ユーザーのウェブ視聴履歴をリアルタイムに追跡する技術。新しいマーケティング戦略に使える。

Current Media ユーザーの選択肢が多いことが、メディア、広告市場のディスラプティブ・テクノロジーだと思う。コンテンツ、情報が拡散しているのは、ビジネス側にとってはよくないことであるが。

Optimedia グーグルだ。アカウンタビリティという概念を広告業界に持ち込んだ。マスメディアにはなかった。また、ソーシャルメディアは、スケーラブルだ。広告主、代理店は、テレビの広告枠を販売する必要がなくなってしまった。 

■ フリーは企業のビジネスチャンスだろうか?

Current Media インターネットは、商品のプロモーションメディアとしてはいい。

Optimedia 2012年までにフリーミアムの対応策を考えつくだろう。

■ マードックは、コンテンツは、デバイスのエンペラーだと最近言っている。ほかにも同じようなコンテンツ重視の企業はあるか?

Clear Channel 70%以上の人がラジオを聞いている。

Current Media プレミアムコンテンツがHuluから引き上げられている。今後iPadも発売される。ハリウッドがコンテンツを有料課金しようとしている。

Optimedia Huluは、コンテンツ イズ キングの証明だ。編成ノウハウの否定をしている。また、iPadが発売される。HuluがiPadで見れることは、テレビへの挑戦になる。

Y&R プロフェッショナル・アマチュアが重要になってくる。プレミアムコンテンツが重要性を増す。

■ インターネット広告は成長している。しかし、P&Gの広告予算のうちインターネット広告予算は1.6%しかない。なぜか?

Clear Channel P&Gは、非常に洗練された広告ROI指標を作り上げている。P&Gのようなマスプロダクツを作っているメーカーは、マスメディア向きだ。短期的に多くの人が商品を買うようにしたいのがメッセージ。

Optimedia 平均は9%だ。ソーシャルメディア向けキャンペーンの利益率は低い。

■ 2年前からテレビは死んだと言われている。現実は、テレビ視聴時間は伸びている。スーパーボウルの視聴者も増えている。

2010.03.10 Wed., 15:45- New York, Media Summit New York 2010

The End-of-Day Keynote Roundtable State of Media, Entertainment & Advertising

Antony Young, Chief Executive Officer, Optimedia US
Mark Rosenthal, Chief Executive Officer, Current Media
Richard Gelfond, Chief Executive Officer, IMAX
John Gerzema, Global Chief Insights Officer, Y&R
Charlie Rahilly, President of National Advertiser Platforms, Clear Channel Radio
Spencer E. Ante, Associate Editor, Bloomberg

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2010年3月15日 (月)

メディア・コンテンツへのベンチャーキャピタル投資状況

■ ビジネス状況を

Time Warner Cable (TWC) 自分が担当してるのは、1件あたりの投資金額が、2-10百万ドルの案件。

Thomas H. Lee Partners  80億ドル。メディア、テクノロジーへの投資ファンド。

ベルテルスマン アーリーステージの投資を実施。フリーマントル、メディアとの戦略的シナジーのある案件が中心。

Thomas H. Lee  我々は、広告モデルのメディアビジネスに強い信念を持ってサポートしている。Univision, Clear channel, Warner Music, Nielsenなどに投資している。広告市場は、予想より時間がかかったが、昨年末から少しずつ回復している。広い意味で、広告メディアは生き残る。

Racti Capital Advisers  インタラクティブメディアへの投資を始めたばかり。既存メディアは、モノローグ、一方通行だった。。これからの双方向メディアへの投資の収穫がされるべき。インターネットは、この10年新たなビジネスモデルが確立されてない。技術の進歩はすごかった。アーリーステージ。

■ メディア、コンテンツ投資のブライトスポット

TW  テレビの視聴体験をネットを使って向上させる技術を持っている企業。たとえば、広告のターゲティング技術などが面白い。もうひとつは、オンライン上でユーザーからお金を稼げる企業、たとえば、Zyngaなどのソーシャルゲーム。こうした、企業は、メディア企業の収益を多様化させる。

Thomas H. Lee Partners 3-5年でモバイル分野のメディア企業は花開くだろう。特にゲーム分野は多様なサービスが期待される。ジオテクノロジーがキーワード。課金モデルオンモバイルはがいい。

■  モバイル市場はどのあたりのステージか?

Thomas H. Lee 色々なユーザーに聞くと、モバイル市場が拡大しているのがわかる。一人あたりの利用金額も上昇しているし、モバイルアプリの購買インターフェースが使いやすくなったため、利用人数も拡大している。モバイルアプリの滞在時間、消費金額を見れば、ティッピング・ポイントを超えているのがわかる。 

■  メディア投資、どこが中心か?

ベルテルスマン  新聞、情報サービスの成長は難しいだろう。音楽産業も音楽自体は大きなニーズがあるが、産業的に儲けているセクターが交代してしまった。

Racti Capital Advisers  ローカルのテレビ局、新聞の保有規制がメディア業界の発展を妨げている。現在の新聞社は、自社を紙を発行する新聞社と規定じた時点で発展は望めないだろう。政府規制は、もっとスピーディーに緩和すべきだ。

Thomas H. Lee  インターネット系のベンチャー企業は、我々が保有しているメディア企業のビジネスを死に追いやるサービスを展開しているが、そういった企業といかにコラボして利益を出していくかが課題になっている。机上の理論だけでなく、実践的なアイデアが求められる時代になっている。

Racti  ケーブルテレビは、映像配信の会社から、ブロードバンド、電話サービスにまで、事業領域を拡大している。今後は、ワイヤレスが成長する分野だろう。モバイル端末に、ATSCチューナーが搭載されれば、誰もがモバイル、ノートPC、車載機で広告放送や有料放送を見る時代になる。

Peacok Equity Fund ATSCのビジネスモデルには疑問を持っている。ATSC-MH用のチップコストは誰が負担するのか?

会場 一人だけが有料モバイル放送に加入すると答える。月額9.99ドル。無料は、ほぼ全員。

Racti  ATSC-MHのチップは、ケータイのカメラと同じようなコスト(Incremental Cost)だと思う。まずはフリーにして市場を拡大する必要があるのではないか。テレビのHDや、モバイル転送機能なども、無料だ。ユーザーはコストを意識することなく、サービスを楽しんでいる。

■ インタラクティブTV、コンテンツなどにどのような姿勢で投資しているか?

Racti  CES2010に、放送波を受けて、宅内デバイスにWifiで映像配信する機器を150ドルで販売する企業がいた。こうした新たな映像流通の流れに興味を持っている。また、新たな制作ツールが映像制作のコストを5分の1くらいに下げている。映像制作コストが下がり、コンテンツの量が増えることで、市場にどのような影響があるのか、興味がある。

■ コンテンツプロダクションへの投資

Peacok Equity Fund  コンテンツ制作の競争力は、人材に紐づいているのは、ベンチャー・キャピタルが技術に投資するのと同じ姿勢で投資することはない。ただ、コンテンツ関連で面白いのは、検索、ディスカバリー分野だ。StumbleUponという企業は面白い。最近投資した、Greystripeという企業も面白い。映像をインデックスし、検索しやすくする技術を開発している。

ベルテルスマン  コンテンツは、ベンチャー・キャピタルにとって投資決断が難しい。ヨーロッパでは、フリーマントルがたくさん投資している。

Racti  政府規制が多すぎる。ユーザーニーズに基づいた革新、ハンドオフアプローチ、市場主義がないとコンテンツ市場は活性化しない。

TW  我々は、マルチカルチャープログラミングを信奉している。CTVへの投資や、HBO、ターナー、タイムなどコンテンツ資産をたくさん保有している。

Peacock Equity Fund コンテンツが重要な投資先としたら、コンテンツ制作企業を厳しく監視するだろう。コンテンツ・プロデューサーの年棒が2百万ドルにはならないだろう。

■ Pndoraは、ラジオとどう違うのか? 

Thomas H. Lee  Pandoraは収益をあげているし、いいサービスだと思う。ラジオは、スーパーボウルなどのビッグ・コンテンツを放送でき、広告主がマス・オーディエンスに宣伝したいときに、最適のメディアである。Pandoraはカスタマイザブル(Customizable)で、ラジオはスケケーラブル(Scalable)なところが最大の違いだ。

■ IPO以外のエグジット戦略はあるのか?

TW 現状でもファンド規模は増やしている。市況の良し悪しは常にあることで、悪いときでもテクノロジーベンチャーには注視している。過剰出資(Overcapitalized)やオーバープライスでIPOが難しい企業もあることはあるが・・戦略的な売却で、利益を出せるケースもたくさん見ている。

Racti  ここ2年くらいの投資案件を見てると、時期尚早(Too early)か、バリュエーションが高すぎる(Too expensive)案件ばかりだ。

Thomas H. Lee 5-7年期間で投資資産の一部でもエグジット戦略を考えなければダメだ。市況は悪いが、供給資金は潤沢にある。売却企業が市場に出ると、たくさんの企業が買いたがる。売り手市場になっている。

Peacock Equity Fund IPO市場は崩壊状態にある。レイトステージ投資が多すぎる。

■ LBS ( Location Business Service : ロケーション・ベース・サービス )はどうか?

Racti  LBSは、技術ドリブンでなく、サービスドリブンな分野。ソーシャルメディア的な分野だ。

ベルテルスマン  foursquaregowallaは、LBSというよりゲーム的な性格を持っているところが気になる。

TW  店舗へのクーポンなどリアルコマースにつながっているのが注目点だ。ローカル新聞の広告市場に影響があるのではないか。会場のfoursquare利用者4人。

Thomas H. Lee  まだ、わからない。ローカルメディアへの影響は過小評価すべきでない。まだ誰もわからない。

Racti  ネットのコミュニケーションサービスの成長を、PCでなはくモバイルで追っかけている。メディア消費、モバイルウォレットなどメディア、キャリア、サービスレイヤの企業どれもが利益を受けるだろう。

■  プライバシーへの課題はなにがあるのか?

Thomas H. Lee  投資活動には情報収集により不明確性を排除すべき。特に政府規制などの情報収集が必要。

■ ソーシャルメディアは、どんなポテンシャルがあるか?

TW  meeboに投資している。ソーシャルグラフなど、クチコミを発生させるサービスに関心がある。 

Thomas H. Lee バリュエーションが難しい分野だ。

■ 中国、BRICsへのコンテンツ投資はどのような状況か?

Racti コンテンツ投資において、海外市場は重要で当然だ。海外市場では、多チャンネル化が進む国がこれから多くでてくる。販売機会は増加するだろう。

■ 映像関連の広告の新たなテクノロジーで注目しているものは?

TW ScanScoutという企業に投資した。配信映像の内容にあった映像広告をプリロール、オーバーレイなど色々な手法で挿入が可能。

Racti デジタル映像では、プロダクションプレイスメントがポストプロダクションで可能だ。また将来は、リアルタイムストリーミングが盛んになり、インラインの広告が増えるだろう。テレビの広告枠は無くなるのではないか?

■ 大企業が広告代理店を中抜きし、直接ユーザーにアプローチするようになっているが。

Thomas H. Lee WPPなど大手代理店の成長要素は、ソリューションベースからの収益に移行している。ワンストップエージェーンシーを目指している。

2010.03.11 Thu., 10:45 AM - Noon  New York, Media Summit New York 2010

Media, Entertainment, Technology and Money: Funds, Mergers, Acquisitions, Takeovers and Targets

Allison Goldberg, Managing Director & Group Vice President, Time Warner Investments
Richard J. Bressler, Managing Director, Thomas H. Lee Partners, L.P.
Robert C. Raciti, Ph.D., CEO, Raciti Capital Advisors, former, SVP, GE Capital’s Media, Communications, & Entertainment (MCE)
Urs Cete, Principal and CFO, Bertelsmann Digital Media Investments (BDMI)
Imran Khan, Managing Director, J.P. Morgan
Paul H. Lee, Senior Vice President, Peacock Equity Fund, Moderator
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2010年3月12日 (金)

新聞のコラムにお金を払う人がいるのか?新聞ビジネスとフリーミアム

Sofitel Hotel, New York  44th

■ オンラインメディアは独立採算で生き延びれるか?

Huffington Post  有料でもビジネスが成立すると考えるオンラインパブリッシャが多すぎる。有料顧客がつくのは、全体の5%以下だろう。彼らの多くは、ダイレクト・マーケティングのスキルを持っていない。以前、ヤフーで、有料コンテンツ販売をしようとしたとき、社内にダイレクト・マーケティングチームを設立することが必要だと訴えたが、理解を得られなかった。結局、システムに400万ドル投資、4ヶ月で集められた会員は35,000人のみに終わった。

Salon  有料モデルの50%以上が、プレミアムなコンテンツのみ課金する、アップセールス課金スタイルだ。広告モデルは持続性がないが、単なる課金モデルも、コンテンツホルダーの勝手な夢で終わることが多い。コモディティは有料では売れない。WSJの有料モデルが成立しているのは、ビジネスパーソンが買う情報を販売しているから。

Journalism Online (JO)  多くの新聞社はデジタルでのビジネス経験がない。JOは、その問題を解決するために設立された。効率的に課金モデルを構築したい出版社に利用してほしい。現在1,300社と契約している。

■ 映像業界は、ケーブルテレビへというフリーから有料へのビジネス・イノベーションがあった。新聞も?

IBM  それはタイミングによるだろう。サービス、地域性によっても、課金モデルの可能性が違う。ニュース、ウェブの利用状況は日々刻々とパターンが変化している。また、10代はニュース自体を欲しない。グーグルニュースで十分。デモグラフィックでもパターンが違う。

Salon  広告CPMは去年6ドルしかなかった。一昨年は8ドル。単価も安いし、年々減少傾向にある。

IBM  日本はローカル新聞が強い。

Huffington Post  中小出版社にとって、広告収益だけではつらい。

■ どんなコンテンツにユーザーはお金を払うのか?

JO  ニュースのヘッドライン、プロ野球の試合結果は無料だ。株価情報にはお金を払う人もいるだろう。また、ローカル新聞の地域コミュニティ情報も有料で成立するコンテンツだと思う。

Huffington Post  金融情報とアダルトか?

Salon  ローカルニュースは有料コンテンツとして成立する。新聞ビジネスを悪くしたのは、コンテンツそのものではなくディストリビューションセクターだ。テレビは流通セクターを規制で保護されているから、新聞と同じにはならないだろう。しかし、インターネットで情報を得て、ケーブルテレビを契約しない世代がいる。

Huffington Post  エリア広告データや、ローカルコンテンツには誰もお金を払わない。カーディーラーが宣伝、販売成立するのに、新聞は存在しなくても平気だ。ウォルマート、TARGETは、チラシを入れる新聞がない。ローカル新聞の強みが出てくる。

JO  プロダクトデベロップメントなど新しい広告の仕組みが必要。現在の形態の新聞は死滅するだろう。

DailyMe  80%のページは15%のユーザーが作る。

■ ジャーナリズムに金を払うのか?


Huffington Post  コラムにユーザーは金払わない。ニューヨークのフリペーパー、VOICEはつぶれた。ニューヨークタイムズがやっていけるのは、営業がしっかりしてるからだ。我々は、編集、営業に50人のスタッフがいて、ブロガーにはお金を払っていない。

■  紙、125ドル。デジタル145ドル。プリント+デジタル。65%。行動ファイナンス?どんなモデルが?

Huffington Post  AOLをまだ使ってる人いる。スイッチングコストは結構高い。

JO  有料課金を利用したい人は統計的には少ない。

Huffington Post 雑誌ビジネスは、広告収入が50%。残りが購読料。

JO  広告モデルは、ページビューが基本になっている。デジタル業界の人にだまされている。

IBM  セマンティックなど最新技術を使っても、コンテンツが大事だ。

Salon  iPadには、なんの戦略も感じられない。

JO  データは大事だ。

IBM  どんな情報を見せてくれるか?iPadは出版社にとっていいチャンスだ。

DailyMe  コンテンツのアンバンドル化が進む。iTunesが、アルバムよりもシングル楽曲をより多く販売しているのを見ればわかる。新聞もそうなるのではないか?

■ スターバックスはコーヒーの付加価値を変えた。職場で無料のコーヒーに、なぜ人々はお金を払うのか?

Salon  業界にいる何千人もの新聞記者がいくら付加価値を生み出しているのか?

IBM    アニメーターの事例が、新聞記者にも当てはまる。

Huffington Post  新聞社が有料モデルを試すには、アウトソースで実験すべきだ。ダイレクト・マーケティングの専門家に任せるべき。

JO  JOは、そのためにある。経験をシェアしたい。メディア企業が死ぬわけではない。

■ 新聞社にとって、新たな収益源は?

IBM  広告はパフォーマンスベースになっている。枠の売買は単独では成立しない。マーケティング予算と広告予算のコンビネーションを貰わないといけない。そのためには、新聞社のブランドが必要。

JO  コミュイニティマネタイズが重要になってくる。購読者との深いコミュニケーションが重要。

2010.03.11 Thu. 12:30-13:45 New York, Media Summit New York 2010

Freemium – Free Vs. Pay - The Conundrum of Content Monetization – Addressing the Economics of Abundance

Eduardo Hauser, Founder & CEO, DailyMe, Board of Directors, NPR (National Public Radio)
Merrill Brown, Chief Strategist, Press+ (a service of Journalism Online)
Greg Coleman, President and Chief Revenue Officer of the Huffington Post
Steven L. Canepa, General Manager, Global Media & Entertainment Industry, IBM Media & Entertainment Industry
Guy Vidra, Head of Business Development & Emerging Media, Washington Post Media
Richard Gingras, Chief Executive Officer, Salon
Shawn Gold, CEO, Cocodot, former CMO, MySpace, Moderator
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ニューヨークタイムズ ザルツバーガーJr 基調講演

ニューヨークタイムズ 自販機

■ メディアブランド、電子メディア、どんな衝撃、意味?

ザルツバーガー  コンテンツは、広告、有料、デジタル、アナログに変換可能な質の高さを維持したい。デジタルへの移行スピードは加速している。ユーザーは、コンテンツをどうやって発見するかがキーポイントになっている。

ジャネット  動きはとても早い。ブランドへの信頼性がデジタルの世界でも一般的になっている。他サービスとの差別化がカギである。ニューヨークタイムスは、歴史がある。紙で築いたブランドは、ウェブフォーマットにも移行可能だ。

■ ウェブ世界は、ジャーナリズムというより、コンテンツの世界だ。デジタル世界で、アナログ時代の質をいかに保とうとしてるのか?

ジャネット  デジタルのインタフェースはリッチなものにしたい。ニューヨークタイムスは、1994年からウェブに投資している。

■ デジタルにポジティブなのは、なぜか??

ザルツバーガー  デジタル、アナログという対立軸は、単に流通手段の問題だからだ。19世紀、新聞は死滅すると言われていた。そのときの競争相手は、電報だった。新しいテクノロジーの出現で、既存メディアが死滅すると言われるはよくあることだ。質の高いジャーナリズム、質の高い読者、広告を提供できれば、プラットフォームは維持できる。iPad、アップルは重要なパートナー。コンテンツはオープンに提供していく。

■  今回の不況の影響はなんだろうか?

ジャネット  消費者の行動が変わり、広告主も出稿に慎重になってしまった。消費者は、情報、サービスをシェアすることが普通になってしまった。よりクリエイティブにならないと、メッセージが届かない。企業の意思決定、行動はよりスピードを求められる。

■  長期的にみて、広告市場の減少はない?

ジャネット 広告の将来については、市場にまかせるべきだろう。。需要と供給がバランス取って成長するのが望ましい。インターネット広告は、効果測定が明確だ。効果がおいとなれば、回復も早いだろう。

■ 不況の間に、自社の差別化を図る?

ジャネット  不況下でも投資を続けている。ジャーナリスムを守るために、流通などのコスト削減を断行している。一方、デジタル投資は続ける。なぜ、もっと早くデジタルに投資できなかったのか?既存ビジネスがうまくいっている間は、新しいこことに投資できなかった。ビジネスサイドと編集サイドのコミュニケーション、融合が必要だ。

■ 電子有料版について

ザルツバーガー 2011年の早いうちにデジタル有料版をスタートする。有料版、広告モデルは、あらゆる調査をした。サブスクリプション、メーター制など。デジタル有料版は、紙購読者からは新たな課金はしない。デジタル版は、ソーシャルメディアへのチャレンジでもある。

ジャネット  もし、有料版がうまくいかなかったら・・・色々な課金方法を試しているので、次善の課金方法を追求するだろう。

ザルツバーガー  顧客との直接関係は、必要不可欠だ。

ジャネット  アップルから顧客データをシェアできるかどうかは、交渉中。コメントできない。

ザルツバーガー  紙のロイヤルカスタマーは増えている。

ジャネット  新たなデバイスには、新たな広告モデルが必要だろう。

■ デジタルからの収益

ジャネット 全体の14%がデジタルからの売上。デジタル版への広告は、営業してる結果というより、広告主からのオファーが多い。

■ グーグルの検索、著作権問題について

ザルツバーガー インターネットには、フェアユースと泥棒の2種類がいる。グーグルはいいパートナーだ。

■ なぜ、R&D投資を続けるのか?


ジャネット 正直に打ち明ければ、なにか新たな発見が起こったとき、知らなかったとは言いたくなかったから。紙に関するイノベーションには強かったが、デジタル技術には蓄積がなかった。

■ 買収など、出資構造の影響

ザルツバーガー  ニューヨークタイムズは、2種類の株を発行している。議決権が制限されているものと、優先株だ。現在の主要株主の比率は15%くらい。

2010.03.11 Thu. New York, Media Summit New York 2010

Janet L. Robinson, President and Chief Executive Officer, The New York Times Company
Arthur O. Sulzberger, Jr., Chairman, The New York Times Company & Publisher, The New York Times
Interview by: James E. Ellis, Assistant Managing Editor, Bloomberg BusinessWeek

参考

新聞社のビジネスモデルについてのセッション

アメリカの新聞産業について、5万人の記者で、5000万部の新聞を作り、広告収入は350億ドルくらい

2010年3月11日 (木)

Is Device King ?? ケーブルテレビの戦略

■ 昔は、「コンテンツ イズ キング」だった。少し前は、「ディストリビューション イズ キング」゙、今は「デバイス イズ キング」だ。

Time Warner Cable (TWC)  今でもコンテンツはキングだ。また、コンスマー イズ キングだ。サービスを提供するのに、とにかく簡単なフローで提供しなければならない。

Weather Channel
 我々はテレビ、ネット、モバイルにコンテンツを提供している。また、ライセンス契約も収益源だ。コンテンツホルダーにとって、クロスメディア、クロスプロモーションが重要である。アンドロイド端末向けに、テレビにQRコードを配信し、モバイルページに飛べるようなサービス も展開している。

Hearst メディア分散化が拡大している時代は、消費者がキングだろう。

Weather Channel ウェザーチャンネルのケータイサイトは、全米で5番目に見られているサイトだ。Google、Yahoo、Facebook、Gmailの次。

Rainbow   ポスト・リニア編成の仕組みが今後発展する。ケーブルテレビのTV Everywhereなど。

■ ディストリビューションの多様化は、カニバリズムを生む?

TWC  ケーブルテレビは、ニッチコンテンツのマーケットを広げてきた。市場はニッチだが、制作するコンテンツはレベルが高い。アマチュアなプロフェッショナルが作るコンテンツは、今後重要になってくるが、制作費は安くない。それが、フリーで流れてしまうと、コンテンツ市場は持続的な成長は不可能だ。正しいビジネスモデルが存在しない市場に、成長は期待できない。

BET 自社コンテンツは、常にウィンドウ戦略を考えている。このコンテンツの将来のターゲットは誰なのか?そのために、ディストリビューションを絞るべきかなど。ある程度のウォールドガーデンが無いとカニバリズムが起きるだろう。

■ プラットフォームとコンテンツサプライヤーの関係

Weather Channel 他コンテンツサプライヤーとの競争、プラットフォームとの交渉も激しい。

Hearst メディアは中毒性がある。メディア消費が減少しているのは、消費者ニーズにあったコンテンツが無いからと考える必要があろう。

BET 昔は音楽ヒビデオが番組の65%を占めていた。今は15%以下。音楽ビデオは、インターネットで見れるから・・・

■ Hulu,Boxee、Tivoなどなどにどのように対抗するのか?

TWC 
まず、インタラクティブTVは、もうすぐ実現する。ターゲティング広告、コンテンツレコメンドが可能になる。また、ナビゲーションシステムを導入した。チャンネルから、好きなドラマのエピソードを検索できる。お好みのチャンネルから探せることで、ユーザー利点は大きい。今のユーザーは、同じコンテンツにデバイスごとにお金を払うことはないだろう。

■ ローカル局のATSC-MHについて

Hearst デジタルDTV、ローカル局の多くは割り当てられた電波の多くをHD放送に利用する。なかには、HDを放送しないところがあり、モバイルに可能性を持たせるところもある。

2010.03.10 Wed. New York, Media Summit New York 2010  12:30-13:45

The Television Ecosystem: Cable, Telco, High Definition, Broadband, Mobile, Satellite - Defining the Future of Entertainment and Communications

Mike Kelly, President and Chief Executive Officer, The Weather Channel Companies
Joan H. Gillman, President, Time Warner Cable Media Sales, EVP, Time Warner Cable
Roger Keating, Senior Vice President, Hearst Television
Scott Mills, President and COO, BET Networks
Dave Evans, Senior Vice President, Broadband, Rainbow Media
Shahid Khan, Senior Partner, Interactive Broadband Consulting, LLC, Moderator

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CNN プレジデント Jon Klein 基調講演

■ ソーシャルメディアは脅威だ

-    友達からの情報を信用する時代。ソーシャルメディアへの対応が一番の課題だろう。
-    特に、ソーシャルメディア専門の部署、担当は置いていない。
-    モバイル、パソコン、デジタルメディアが成長分野だと思っている。

■ 「なぜ」この事件が起きたのか、背景を説明しないと読者に飽きられる

-    バルーンボーイ、タイガー・ウッズなど、事件が起きたときに、伝え方の初動を工夫する必要がある
-    ユーザーは、ニュースの本質に気付いている。また、2日目には飽きているのも事実
-    リーマンショック、金融機関トップの高額ボーナスなど、ニュースをそのまま伝えるのではなく、なぜ?事件が起こったか?を伝えることが重要である。
-    CBSの60 Minuitesは、ジャーナリズムの視点がまだ生きている
-    WSJがあれだけのページ数を質を保ち毎日発行し続けているのは、尊敬に値する。

■ ジャーナリズムの収益モデル

-    広告と購読料、両方が必要。

■ CNNの文化

-    CNN視聴者は民主党支持者が多いと言われているが、正直どうなのかはわからない。我々は、テレビやウェブを通じて、1億人を超す人たちにニュースを届けているので、色々な人がいるだろう。
-    ニールセンの調査で、好きな番組の視聴率を測定していたが、一番高い視聴率は、ソプラノスの3%だった。平均は1.5%。人気が高いと言ってもそれくらいだ。コンテンツは分散化している。

■ ビジネス環境の変化

-    5年前は、ツイッターもFacebookも無かった。5年後の世界を予測することなどできない。
-    ジャーナリズムは、プロフェッションではなく、オブセッションである。
-    Kindleが、ニュースの形を変えるかもしれない

2010.0310 Wed. 9:15-10:15 New York, Media Summit New York 2010

Jon Klein, President CNN, more bio here

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出版、コンテンツの有料モデル

■ クリス・アンダーソンのフリーについて。'Content wants to be free'

CNNMoney.com インターネットコンテンツがフリーである必要はない。

トムソンロイター  コンテンツがフリーだったのは、広告主が制作費を払ってたからだ。広告主にとって、コンテンツバリューが存在した。

マッキャン 課金モデルの付加価値基準が変化していると思う。カジュアルゲームやソーシャルメディアでは、バーチャル貨幣が決済手段として使われている。

Online Publishers Assosiation(OPA) フリーの考えに同感だ。クリエイターは、多様な収益手段があるのだから、この機会を逃してはならない。ニューヨーク・タイムスとブログでは、同じ内容でも、どちらが、お金を生んでいるのか、考える必要がある。

■ コンテンツは違う?プレミアムと

トムソンロイター 我々の収益の85%は有料課金顧客から。コンテンツはコアバリューであるが、消費者がお金を払ってくれるのは、ブランド、信用性、使いやすさ、などコンテンツの周辺サービスが充実してるからだ。デジタルコンテンツの付加価値は、紙メディアとは違う。機能性(Functionality)が重要。

コンデナスト コンテンツをいかに発見(Discovery)してもらうのかといかにマネタイズするかのバランスが必要である。インターネットには、フリーの情報が溢れて、消費者はは困惑している。

ディズニー 広告メッセージは、文脈がないと伝わらない。デバイス、メディアが多様化している現在、ESPNやABCといったブランドネームがデバイスを飛び超えてプロモーションできるような戦略を考えている。

CNNMoney.com 消費者は信頼性でメディアを選ぶ。3年前まで、みんな銀行には信頼性があった。今はもう持ってないと思うけど。クチコミが発生しやすいので、ブランドの信頼性(Credibility)をメディアを超えて届ける必要がある。

マッキャン  facebookやコンテンツのアグリゲーターは成長している。見出しだけを求めてるユーザー、編集された内容を読みたいユーザーなど、ユーザーニーズ、オンデマンドにカスタマイスできるからだ。iPadが発売、普及したら、コンテンツ発信の方法もよりユーザーニーズに合わせなければならない。

ディズニー ディズニーは、facebookにはイメージがあわない。各メディア特有のブランドバリューがある。ディズニーはテレビに集中している。

OPA プラットフォームが成長することは成長への機会だ。広告は収益モデルでは重要。しかし、新しい収益方法を考える必要がある。CNNはiPhoneアップリを作り有料課金している。ニューヨークタイムスは、無料購読が可能だ。コンテンツはフリーと思ってるユーザーがお金を払ってくれるコンテンツを作るには、それなりのお金がかかる。

ディズニー デバイス、流通をどうハンドリングするか?

マッキャン クロスプラットフォームは重要だが、課題は、フォーマットが違って各プラットフォーム用のコンテンツ制作コストがかかるのが大変。

■ グーグルの検索広告は、ブランド企業にとって、どうブランド力を向上できるのか? 

マッキャン 編集された記事へのみリンクすることで、ブランドイメージは守られる。Huluは、広告を選ばせることが可能だ。

コンデナスト 広告主の価値はどこにあるのか?編集記事の収益先、リンク元などを計測している。

ディズニー ABC.comは、検索機能などを強化している。また、SEO対策もしている。

■ 既存コンテンツを違うプラットフォームでマネタイズできるか?

ディズニー できる。ブランドをプッシュしている。しかし、持続的な成長を保つのは難しい。

トムソンロイター クロスプラットフォームは、コンテンツホルダーにとってビジネスチャンスだ。言語翻訳の課題はあるが。

■ コンテンツの収益モデルについて

OPA CNNの作ったようにアプリで課金する方法がある。また、マーサ・スチュワートのように、eコマースを絡める方法などがある。

コンデナスト 私は、コンテンツ収益モデルをいつも川に例えている。雑誌は、広告という流れと、購読料という流れが合流して収益モデルを形成している。広告市場が減少しているなか、広告の流れを保つには、ロングテールもひとつの回答だろう。ほかに、LUCKYのように、読者にeコマースを勧める手法も試している。サイト構築に非常にコストがかかったが、インクレメンタル・アクセスさせるために必要な投資だ。

トムソンロイター インターネットサービスには、有料への壁がある。ユーザーは有料化で減る場合もあるし、増える場合もある。

CNNMoney.com アクセス方法を増やさないと収益は増えない。

■ デジタル戦略は、アナログの付録なのか?

コンデナスト デジタル、紙、長期的にはどちらでもいいと思っている。デジタル or アナログという対立軸ではなく、デジタル and アナログという考えをしている。

ディズニー デジタルは、そんなにリーチ数はない。決まった時間に、テレビをつけてニュースを見る。オールアクセスポイント。

CNNMoney.com 新たな広告システムで、収益が改善している。付録ではない。

■ 広告ビジネスについて

トムソンロイター 広告、マーケティングの仕事は、複雑化してる。メディア側が、最新の技術を取り入れてない。

マッキャン 音楽業界は広告手法が確立されてない。ユーザーに選択権があるので、それに合わせた広告が必要だろう。

■ アナログメディアは死んだのか?

コンデナスト 食に関する雑誌は、広告が取れてない。消費者ニーズはあるのだが、広告ニーズが弱い。

ディズニー オールドメディアはまだ死んでない。しかし、新聞を発行するには、記者が大量に必要だったり、メディアのインフラストラクチャーが大規模になってしまう。インフラを保つために、どんな広告、ビジネスモデルが必要なのか?複数の収益源を持つことが重要だ。

■ 新たなビジネスモデルとのカニバリズム?

ディズニー 事業計画、売上計画を検討することが必要だろう。音楽市場は、CDからデジタルへの流れが、予想以上に速かった。まるで、タイタニック号のように倒れた。

 

CNNMoney.com ラーニングカーブが急激だ。データが溢れているので、誰からどう評価されるかわからない。

コンデナスト 部下にリスクテイキングを勧めてる。社内のサイロを壊すのが大変。

■ これからのコンテンツ

OPA 今後、iPhoneで映像楽しむのが普通になる。コンテンツは、コンバーティブルで、いかにデリバーしていくかを考えるべき。

ディズニー タイミングがいちばん大事だ。コンテンツプロバイダーは、ゲーム、モバイル市場の準備が必要

コンデナスト これだけ流通手段が多様化すると、いかに伝えるかでなく、何を伝えるかが大事だ。

ディズニー 社内のテクノロジー教育が大事。SMS、WAP、、知らない人がたくさんいる。

■ プラットフォーム、アグリゲータとの関係

コンデナスト アマゾンはいいハパートナーだ。コンテンツを発見してもらうために重要。

2010.03.10, Wed. 14:15-15:30, New York, Media Summit New York 2010にて

Models for Change: Experimenting with Subscriptions, Pay Walls, Display and Search Advertising, Syndication, Live Events and the Brand Extension Opportunities

Renee Plato, VP Digital Video Distribution ABC, Disney and ESPN Media Networks, The Walt Disney Company
Pam Horan, President, Online Publishers Association
Julie Michalowski, Vice President, Business Development, Conde Nast Consumer Marketing
Liberty Carras, Senior Vice President of sales, CNNMoney.com
Marc Ruxin, Executive Vice President, Chief Innovation Officer, McCann Worldgroup San Francisco
Alisa Bowen, Senior Vice President, Head of Consumer Publishing, Thomson Reuters
Edward K. Moran, Director of Product Innovation, Deloitte Services LP, Moderator
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