テクノロジー・イノベーション

2011年10月 9日 (日)

スマートテレビのリモコンアプリ CEATEC 2011

■ 東芝REGZA 

下:スマートフォンのリモコン

下:タブレットのリモコン

■ ソニー

■ パナソニック ビエラ・コネクト

下:ビエラ・コネクトの画面

■ NHK Hybridcast

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2010年2月22日 (月)

家電メーカーは、ダメなんだろうか??そしてVIZIOの出現

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アメリカのヤマダ電機、Best Buyに行くと、VIZIOというテレビがやたら置いてある。調べてみると、VIZIOは、最近できたテレビメーカーのベンチャー企業だ。中国系アメリカ人が西海岸で創業している。工場を持ってない・・・

なるほど・・・デジタル化って、テレビすらパソコンと同じで、誰が組立てても同じになってしまうのか。。

そのVIZIOが、スーパーボウルで流したテレビCMが少し話題を呼んだ。どこが?というと、facebookやツイッターが簡単にできることをはっきり打ち出したからだ。

これぞ、欲しかったテレビだよね。なぜ、パソコンで映像を見るのか?というと、好きなシーンだけを好きな時に見たいから。テレビは大きくて、画像が奇麗だけど、テレビ局が決めた時間にしか番組は見れない。

もし、好きな番組を好きな時に大きなテレビで見れたら・・・それがベストだ。それは、テレビでインターネットが見れればいい。

それを去年実現しかけたのが、ウィジェットTVだった。しかし、Best Buyに行っても、ウィジェット搭載のテレビにお目にかかることはなかった(泣)

今年のCESでウィジェットを搭載したテレビを展示してたのは、VIZIOだった。。。VIZIO、凄いヤツ・・・

家電メーカーの人は、「自社製品に汎用性のあるサービスを搭載することは難しい」という。「自社独自技術を開発して競争してきたので、他社のサービスを導入するDNAがない」って。。。なるほどねぇ。難しいんだなぁ・・・

と諦めてたとき、出てきたのがVIZIOだ。えぇ・・・テレビでベンチャーという組み合わせが、思いもよらなかった。テレビは家電メーカーが君臨し続けるのかと思っていた。

そしたら、ベンチャー企業が、みんな(って誰?って話もあるけど)が欲しかった(多分)テレビを出してくれた。パソコンぽいテレビ?テレビぽいパソコン?・・もーどでもいい。とりあえず、大画面でネットも見れて、放送も見れればいいんです。

しかし、こんな新陳代謝が起きるなんて、なんて面白いんだ。デジタル化って、こういうことなんだねぇ。

家電メーカーの技術はもういらないんだろうか?僕の3つ年上の先輩は、社内失業中だ。今までのアナログで鍛えた技術が、要らなくなってしまったから。。テープ録画がハードディスクに代われば、テープ関連の技術者は失業してしまう。。。(ショック)

今年のCESでビックリしたのは、電子書籍リーダーがもう既に低価格化が進んでいることである。これiPadでしょう、っていうデバイスが飾られていた。ASTAKという台湾メーカーは、HD動画が見れるデバイスを6月に売りだすという。androidで動く。

デバイスは無料、メディアはプラットフォーム、コンテンツを制作できる人しか付加価値を生み出せない世の中なんですね。デザインも重要になってきます。

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2009年12月14日 (月)

CDNってなにっ? ブライトコーブって?

ロックメディア CDNって?ブライトコーブって

動画配信におけるCDNとオンライン・ビデオ・プラットフォームについての資料をダウンロードする(PDF)

ノコギリガールの「ホントこの世はぁ、ガタガタ朝方~」が頭から離れない。「上野発のぉ夜行列車ぁ」って歌詞も、何故かスラスラでてくる。3・3・7拍子?

谷川俊太郎さんは、「言葉そのものをモノのように存在させることを目指している」という。「古池や蛙飛び込む水の音」は、メッセージもなく意味すらないが、何かを伝えている、とも。(朝日新聞2009年11月25日)

クワガタ、朝方、上野発・・・言葉自体は立っているけど、イメージも付いてくる。そもそも言語とビジュアルの関連性ってなんだっけ。

動画配信プラットフォームのブライトコーブ社(Brightcove)お二人にお話を聞きました。

ジェフ・ワトコットさん(Jeff Whatcott, SVP Marketing、Jeff Whatcottさんのページ'At First Light'

須賀 'Gus' 正明さん(マーケティング、シニアディレクター、須賀さんのFlash関連著書はコチラ

ジェフさんは、「日本人はビジュアル人間だ」という。Ustreamが超盛り上がってるし(⇒革命でしょー)。これから、動画の表現力は重要になっていく。仕事でも必須スキルになるんじゃない。

 

志村  こんにちは~。

ジェフ  こんにちは。

志村  日本語ですね。

ジェフ  そうですね。学生時代日本に2年間いました。

志村  それまたどうして?

ジェフ  モルモン教の宣教師として。ケント・デリカットさんと一緒。

志村  あぁ。自分も話しかけれられたことあります。

ジェフ  アメリカに戻ってから、経済を専攻して卒業したあと、日本で就職しました。

志村  ほう。

ジェフ セイコー電子工業で通訳してました。大山工場。富士山が目の前に見えてねぇ。

志村  自然がたくさん。

ジェフ そう。紅葉とか。

志村  あぁ。ジェフさんのサイト見ましたよ。写真きれいですよね(←ジェフさんの写真。かなり奇麗デス。今回の滞在分もある)。カレンダー買おうかなぁ。

ジェフ あれね。僕の写真見て、皆カレンダー欲しいっていうから、配ってたんだけど、だんだん希望者増えちゃって。印刷費が大変だから、今はサイトで申し込むようにしてる。

須賀  そんなのやってるの?

ジェフ そうね。


 


★ 日本はビジュアル文化

ジェフ 日本は、とてもビジュアルな文化だよね。伝統的に。

志村  へぇ、そう?

ジェフ アニメ、マンガ、映画、歌舞伎とか。

志村  アニメはねぇ。

ジェフ 富士山にモミジで、なにかイメージ湧くでしょ。

志村  なんか、秋で温泉でおいしいもの食べてとか・・

ジェフ アメリカ人はそこまで想像できないよ。たとえば、英訳された俳句に 'Moon, Very Bright, Very very bright'っていうのがあるんだけど。日本人は「月が大きくて輝いて」て、 なんかスゴイ、キレイみたいな気持ちをイメージできるよね。

志村  はいな。

ジェフ でも、アメリカ人にとっては、「月がブライト?それで?」って感じにしか捉えられないんだよね。

志村  えー。

ジェフ 「ハロー・キティ」、結構アメリカでも流行ってるけど、ハロー・キティって最初、単なるキャラクターだったでしょ。

志村  はっ、はい。

ジェフ アメリカ人は、キティってどういうストーリーなの?とか背後の物語を聞いてくるんだよね。

志村  ほう。

ジェフ なにもないって答えると理解できないという顔されるね。

志村  へぇ

ジェフ あと、「ラストサムライ」のラストシーンで、渡辺兼が切腹した後、風景を見ながら「パーフェクト」って言うんですよね。アメリカ人は、それを見て「えっ、なんで・・・死んでるのになんで風景見えるの???」って思っちゃう。そのシーンの意味を理解できないんです。

志村  ふーむ。

ジェフ ビジュアルから、深い意味を攫むことができないんですね。

志村  じゃあ、印象派とか風景画には関心ない?

ジェフ そんなことはないけどねぇ。。たとえば、詩なんかも難解な言葉や文脈で雰囲気を醸し出すのが好まれます。

志村  へぇ。おもしろいですね。確かに、パワポに図とか絵入れるの日本だけ?

ジェフ アメリカ人、絵描ける人少ないよ。絵描くのは特殊な技術だと思ってる。

須賀  アーティストへのリスペクト感は、アメリカの方が上かも。

志村  アメリカ人のほうがビジュアル人間かと思ってたぁ~。

ジェフ アメリカは、言葉文化ですね。

須賀  米国本社の女性が日本来ると、日本の女性は「なんて奇麗なんだ!」ってびっくりしますよ。

志村  へぇ。

須賀  普通の人でもオシャレだと。

志村  それって、日本人はビジュアル人間だから、絵的にマネする才能あるってことか。

ジェフ  日本の文化わからん人には、この「雪月花の心」っていう本を勧めてます。英語と日本語で書かれてる本ですね。

CDN


★ CDNとブライトコーブって違うの??


ジェフ よくCDN(Contents Delivery Network)ブライトコーブは違うの?って質問されるんだけど・・・

志村  あぁ。

ジェフ CDN業務もブライトコーブが提供するサービスの一つなんですよ。

志村  はい。

ジェフ 動画流すには、広告配信、どの動画流すか、とか色々なワークフローが必要なんですね。CDN事業者がやろうと思っても手が回りません。

志村  なるほど。

ジェフ ブライトコーブはアプリケーション・レイヤーの会社ですね。CDNのようにインフラ企業ではないです。

志村  ふーむ。ライバルじゃないのね。

ジェフ ライバルというより協業関係ですね。ライバルは60社くらいいますが。

須賀  日本だとスキルアップジャパン、米国だとKalturaとか。(KalturaはDACと提携した)

志村  なるほどね。その辺は、合従連衡繰り返して、レイヤーの境界はあいまいになっていくんでしょうねぇ。

ジェフ 最近、アドビがオムニチュアを買収しましたね。(2009年9月15日、18億ドル)

志村  したした。

ジェフ あぁいうことは、多少しますが、プラットフォームとアプリケーションは別モノで、プラットフォームはプラットフォームだけをやるっていう文化みたいなものがあります。

志村  入ってはいけない一線があると。
ジェフ そう。

志村  でも、アドビがブライトコーブを買収したり、ブライトコーブがCDNを買収して、垂直統合モデルをするなんてのはないんですか?

ジェフ 買収というより、協業ですね。

須賀  たとえば、マイクロソフトが自分たちでセキュリティソフトやいろいろ作ったら誰もウィンドウズ用のソフトを開発してくれなくなるじゃないですか。

志村  はい。

須賀  だから、ブライトコーブの分野はブライトコーブに任せたほうが、全体の場の利益になるという考えですね。アドビはFlashが広まればいいわけです。

志村  なるほどねぇ。水平分業が徹底してる。

須賀  そういうエコシステムになってます。

志村  クラウドとはどういう関係になるんでしょうか??

ジェフ うーん。アマゾンとかグーグルとかとは違うビジネスだね。アドビがオンライン・ビデオ・プラットフォームビジネスをしないと同じで、クラウド企業とも協業関係だよ。

志村  ほう。彼らがブライトコーブのような業務に進出して、ワンストップサービスを提供するのかと思ってました。

ジェフ そこは、エコシステムのルールが守られてるね。インフラは、コモディティ化しちゃうでしょ。その点、アプリ分野は、いい粗利率を上げがられるんです。


★ 調子いい、ブライトコーブ


志村  ブライトコーブ、調子はいかがですか?

ジェフ かなりいいよ。2009年は、対前年比で50%伸びた。

志村  すごいね。全世界ですか?

ジェフ そうですね。米国と海外の売上比率は8対3です。800社と取引してます。

須賀  海外は、ニューヨークタイムズとかワシントンポストとか、新聞社やテレビ局とか。主要なメディアに採用されています。

志村  すごいですね。

須賀  ちょうどタイミングがよかったんですね。新聞社のデジタル進出と時期が重なった。ニューヨークタイムズに採用されて、ローカルメディアにも広まりました。

ジェフ これからは、海外市場に出ていきたいですね。海外オフィスは、イギリス、ドイツ、スペイン、中国など27ケ国にオフィスがあります。

志村  中国は営業支店ですか?

ジェフ いや、開発ですね。北京で少しだけ。開発は主にアメリカのマサチューセッツです。

志村  なるほど。日本はどうですか?

ジェフ 伸び率は無限大。始まったばかりだから。

須賀  1年前に日本法人を設立したばかりです。

志村  いちばんいい時期ですね。

須賀  そうですねぇ。でもビジネス始めてすぐリーマンショックでしたから。事業計画は、それ以前に作ったものなんですが、その計画を達成できているので、結構スゴイですよぉ。

志村  それはすごいねぇ。

須賀  出資集める時期も良かったと思います。


★ アーリーアダプター層を確実に取り込みたい


志村  今採用されているテレビ大阪とかは、自分たちで営業しているんですよね。

須賀  そうですね。

志村  いちばん刺さるセールストークってなんですか?

須賀  広告挿入が楽っていうのは結構ウケますよ。

志村  でも、もうネット広告への幻想って無くなってませんか?

須賀  そうですけどねぇ。

志村  メディア企業より、広告クライアントに直接営業したほうが市場開拓になりませんか?

須賀  うん。でも今のところ、メディア企業が第一のターゲットですね。雑誌メディアなんかは、動画を利用してEコマースをしているんですよね。そういった企業には喜ばれています。

志村  なるほどね。

須賀  今のところは、メディア企業、アーリーアダプター層を狙っていきたいです。

志村  ローカル市場はどうですか?レストランとか魚屋さんとか。区役所とか自治体も動画制作のセミナーしたりしてますね。

ジェフ ローカル市場は今後攻めたいマーケットです。米国では11月16日に、「ブライトコーブ・エキスプレス」という中小企業向けのサービスを開始しています。ビデオ10本までなら月額99ドルで利用できます。

志村  売れてますか?

ジェフ 評判いいですね。

志村  もうネットで向こうから申し込んでくる感じ?

ジェフ そうですね。プッシュ・セリングじゃなくて、プルですよ。

志村  じゃあ、日本でもエキスプレスバージョン出していくんですね。

須賀  いや、日本はまだ時期早いかなって思ってます。

志村  なるほど。今後顧客拡大のための、営業体制はどうするんでしょーか?

ジェフ いま、SI業者さんを募集しているところです。

須賀  営業体制は、前職のマクロメディアでも苦労したんですよー。

ジェフ SIさんも、それぞれ得意分野があるので、なかなか上手いパートナーシップ関係が組めないんです。

志村  SIさんに売ってもらうとなると、動画の使い方ってとこまで、SIさんがクライアントに提案できないと中々売れないですよね。

ジェフ そうなんです。それは今考えてます。

須賀  やっぱり、成功例を出していかないと。

CDNserver


★ 既存ワークフローに合わせるのがポイント


ジェフ 我々は、ウェブページに動画が載ってるのは当たり前になると考えています。

志村  そうですね。動画表現は、作るのも見るのも当り前になりますね。ビジネスパーソンにとっても動画表現力は必須スキルになるんじゃないかな。

ジェフ でも大量の動画を管理して配信するって、結構複雑なんですよ。

志村  ほう。

ジェフ 動画をアップロードすると、メタデータがブライトコーブのサーバーに配信されて、どんなプレイヤーで見せるかをブライトコーブのサーバーが判断します。視聴者には、スポーツならスポーツぽいプレイヤーで映像を楽しんで欲しいですよね。そのプレイヤーで流す動画のプレイリストも設定しとく必要があったり。

志村  メタデータって自分で作るんですか?それとも自動的になにか吐き出す?
ジェフ タイトルとかあらすじなどは、自分で打ち込まなければならないですね。メタデータで大事なのは、広告関連の設定です。

志村  ほう。

ジェフ 広告クライアントの選択、配信期間、配信国などのメタデータをブライトコーブ、広告代理店のアドサーバーが判断して、広告を流します。

志村  メタデータって、世界基準みたいなものはあるんですか?

ジェフ いやないですね。IABが新しいVASTという規格を出しているけど。みんなビミョーにすこしずつ違います。

須賀  ブライトコーブの強みは、アドネットワーク30社の規格に既に対応していることなんですね。動画の広告配信って、実際はケッコー手間なんですよ。各社でフォーマットが少しずつ違いますから。

志村  なるほどねぇ。

ジェフ 色々カスタマイズできるように、API(Application Program Interface)を公開してます。

須賀  アーリーアダプター層は、クライアント企業に詳しい人がいて、新しい会社ができたってことで導入して戴くケースが多いので、API使ってプレイヤーを作ってもらったりしてます。

ジェフ 新しい仕組みって、現場の人にとっては覚えるのが面倒ですよね。だから、API使ってもらって、今までのワークフローに合ったシステムや管理画面を作ってもらうんです。

志村  なるほど。

ジェフ アメリカ企業は結構企業内にプログラム書ける人がいます。だから、ブライトコーブ入れるときに、適宜カスタマイズできるんですね。

志村  日本はどうなんですか?

須賀  あんまりいないですよね。だから、SIさんに任せるケースが多いです。


★ オンライン動画と映画しか見ないなぁ・・・テレビは??


志村  Huluってホントに見られてるんすか?

ジェフ うーん。見てると思いますよ。私の16歳の息子は、テレビ見ないね。

志村  やっぱり。

ジェフ テレビは長いから、見たくないって言ってる。友達と見たいとこだけパソコンで見てるよ。

志村  なるほどねぇ

ジェフ そういうの「Video Snacking」と言います。番組のオツマミですね。

志村  短尺なコンテンツがいいんだね。

ジェフ みんなパソコンの周りに集まって、面白い映像見てコミュニケーション取ってるよ。

志村  そうだね。

ジェフ 息子からネットビデオをテレビで見れるようにしてくれって言われてる。そうしたら、ネット動画でもカウチポテトするよって。

志村  そうかぁ

ジェフ あとは、映画は見に行くよ。

参考:

CNET アドビのオムニチュア買収の真意は?

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2009年11月27日 (金)

Boxee、なぜソフトウェアにとどまるか?

Boxeeとは、まとめ資料をダウンロードする

・ テレビをインターネットにコネクトするのが次の収益源
・ ヤフー・ウィジェットは、エンターテイメントサービスではない
・ テレビのインターネット画面は、まだおそまつだ


Boxee  メーカー、メディア、コンテンツビジネスにとって、テレビをコネクト(インターネットにつなぐ。インターネットで他デバイスとつなげる)するのが、次の収益源となろう。今のところ、テレビメーカーが発売しているネット接続テレビのインタフェースは、優れているとはいえない。ハードウェアメーカーが、ソフトウェアで勝負するのは、いい結果を生まないだろう。

Boxee  VUDU、Netflix、ヤフー・ウィジェットを試している。それぞれ素晴らしいサービスだが、まだ改良の余地がたくさんある。VUDUは、素晴らしいサービスだと思う。NetflixもXboxなど色々なデバイスにサービスを提供していていい。とにかく、今後『テレビを売る』商売は、難しくなるだろう

Q. ユーザーにIPTVや新しいセットトップボックスを欲しいと思わせるポイントはなにか?

ZeeWee  ヤフー・ウィジェットは、ユニファイド・サービスとしては、いいサービスだ。しかし、ヤフー・ウィジェットは、ネット動画をテレビで視聴するサービスではない。ネットのウィジェットをテレビで見せるサービスだ。株価や天気などの情報配信のサービスだ。

ZeeWee 現在のテレビは、インターネット・コンテンツをオープンな環境で視聴するにはパワー不足。コーデックがたくさんあり過ぎて、対応できない。

OpenTV OpenTVは、東芝、パナソニックにブラウザ技術を提供している。日本では、テレビを買ってインターネットに接続すると、コンテンツを見られる。しかし、今のサービスは、とてもヒドい(笑) 

OpenTV  ユーザーは、テレビでパソコンと同じようにインターネットコンテンツを見られると思ってスイッチをオンするが、とてもガッカリする。解像度、画格がテレビ用に作られてないからだ。ヤフー・ウィジェットは、インターネットコンテンツをテレビにあった形で見せようとしている点が評価できる。

OpenTV プラットフォームという観点から考えても、iPhoneのアプリとヤフー・ウィジェットは、だいぶ違う。モバイルは、ワン・トゥワンコミュニケーションだ。テレビは、もっと家族的なもの。テレビを家族で見ているときに、自分宛てのメールがテレビ画面上にポップアップしたら、その内容によっては物議を醸すこともあるだろう。

ZeeWee  インターネットテレビの成長はアンリミテエッド。コンテンツの配信網、視聴可能になる環境。

OpenTV  衛星放送で配信するのが一番回線コストが安い。

Boxee  ユーザインタフェースが重要。Boxeeの次バージョンは、映像検索、検索結果の表示方法に工夫している。人気度、好みなどのカテゴリを加えている。クリッカー(Clicker)というウェブのテレビガイドを目指しているベンチャー企業に注目している。

Boxeeとケーブルテレビを巡る論争(2009年3月ニューヨーク)はコチラ

■ パネリスト 詳細
John Gildred, President, SyncTV
Vic Odryna, Co-Founder and CEO, ZeeVee
Mike Noonen, Senior Vice President, Global Sales and Marketing, NXP
Greg Gudorf, CEO, Digeo
Nick Fishwick, Vice President, OpenTV Labs
Andrew Kippen, Vice President, Marketing, Boxee
Paul Moroney, PhD, Fellow, Advanced Technology, Home and Networks Mobility, Motorola, Inc.
Rick Doherty, co-founder and Director, The Envisioneering Group, Moderator
Digital Hollywood Fall 2009,  2009年10月21日 9時- サンタモニカ

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2009年10月19日 (月)

ロードサイド広告のデジタルサイネージ

屋外看板広告もデジタルサイネージ

- ロスのベニス通り(Venice St)で、5つ見かけました。
- そのうち4つは、Clear Channel 社のボード。Clear Channel Digital Outdoor Network
- 残りひとつは、CBS
- 出稿クライアントは、Yahoo!、AFI(Audi?)、など
- 広告枠は、8秒
- 次々と変わります。(上の動画参照)
- 映像は奇麗。映えます。
- 見かけたデジタルボードは、全部同じクライアントでした

セブンイレブンのキャンペーンキャラクターがNHKのドーモくん

ソニー PSP GOの広告も目立つ

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2009年10月12日 (月)

E-book Ripples in the cup

Another one bites the dust?? Magazines, Publishers...

Who's Next? Well, Kindle won't be the one. But how will it get sucess in the cell phone spreading Japanese market. Everything can be done on the cell phone here, such as buying clothes, the commuting pass payment, TV, and reading novels. The cell phone penetarates over 100%. Any piece of pie for Kindle?

Quite few people read English written books. So, the Kindle does not become the kuro-fune, the black warship coming to Japan forced the Edo government to quit its sealed off policy, for the Japanese publishing houses. It will not be until Kindle carries Japanese books that the publishing industry scent the danger.

★ Japanese Newspapers Rush to Mobile

Publisher's eye put on TV sets.  Mainichi, one of the top three news media in Japan, opens its TV browser service at CEATEC. You can read news on the big screen as the same style of paper. TV viewing rates are supported by boomers. TV as the news paper screen is a good idea. The big fonts are easy to read. No paper is good for ecology :) It would charge monthly fee, but how much it would be is not decided yet.   

Sankei, around 1.5 million circulation news paper, has launched its iPhone service. It displays exactly the same version on the iPhone. You can flick the paper as it is on the iPhone.This is free of charge.

★  Manga Slides... on your mobile 

Digital publishing has turned out huge on the cell phone in Japan. Especially manga on mobile is coming. EZweb, one of Japanese telco KDDI's wireless brand name, has mobile phone app. In CEATEC, it exhibit the new manga browser.

Paper manga are saved as picture and transited on mobile. So, reading mobile manga is like seeing a slide show. Editors meteculouslly compose each frame of manga with the technique of cut-in, dissolve or so forth. This is very different experience from the magazine reading. (see the video below)

The guy in CEATEC EZweb booth said, 'Kindle would not get popularity in Japan.' he has a skeptical mind on the specific use device. 'The cell phone has much versatility than Kindle does.' Japanese has kept improved the mobile usability before the Kindle come in. The supposed competitors do not seem to think much of it. 

★ No Corsica in Their Dictionary? 

Tokyo based start-up Enigmo launched the magazine sharing service, Corsica on October 7th. It provides the digital copy of magazine, so users can read favorite magazines online with no software download or installation. Enigmo purchases  copies of magazines exactly the same number of copy users order online. Then, it digital-scans and provides users with online reading experience. 

It scratches the publish giants nerves. JMPA asked Enigomo to quit the service in order to protect the copyright of publishers. Enigmo said that this the representative for a personal copy of magazines therefore they don't see it as a copyright violation.

My friend from the publishing industry, told me, "First of all, I doubt that contets of magazine deserve for the sustainable busines model. You know, they haven't been going well on their home format, paper." Wow, "Many internet start-ups have too much illusion at the incumbent contents, such as magazine articles, novels, cover stories. What they have to do is to creat new contents associated with online culture."

■ Who Let the Kindle out?

What contents do you want to pay for? That's the issue of pubilishing industry. Kindle is the new distribution and new opportunity to get more attention for the publishers. Whether it catches the luck or not depends on the industry's will itself.

★ Miscellaneous in Japan

-  College textbooks are not so heavy as the US ones
-  Amazon.com share is 40% in Japan
-  Some friends use Kindle as sleep installer, as it speaks in English
-  Few enjoy English books

-  Enigmo said that Corsica applys for those who are not JMPA members. Some members, however, want a contract with Corsica because it buy a copy anyway.

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2009年10月 2日 (金)

DEMO Fall 09 from the Japanese Perspective

Small talk with Naoko Umeda san, ' What intrigued us in DEMO Fall 09? ' , Suitengu shrine, Ningyo-cho, Tokyo

 

Say you want a revolution, well you know... count me out

She points out that the incooporate SNS like Dekks powered by Indigo would be necsessary for us to improve productivity. Dekks gives us a good tool for the 'right person at right place' case.

Sure it does. However, so many productivity improving gadgets are out there and I have not seen them get the job done. Why? One of the reasons is that employees don't want to new tools. They think it lowers the productivity to use unfamiliar tools. They are now sutisfied just email or having a small talk.

The lower white-color productivity bottlenecks for the better work flow or larger surpass. But in Japanese situation, we need to spare us out of the bureaucratic process of decision making first. General or accountant stuff works hard with happiness to make so many rules to say that we need to keep our security, account rule change or the SOX act :) Rules piled up with keeping to send e-mails from general affair division. Some enterprises seem like the empire of the social democracy in the capitalism world. After removing this bureaucratic system, the incooperate SNS would work well. 

Lost in Translation? Well, machine will help you..

Translation is the next generation keyword in the online business.

Chinese, Indian or most of European entrepreneurs pitch their services in the global market. 70% of online conversation is in non English. Mobile is the first computer for people in the emerging market. SMS reaches billions of users everyday. There are huge opportunity among the start-ups.

Dubzer, the machine translation developer, sees the bright future in the translation business. But, is it possible for the symple argolithm to apply the multiple translation? The Dubzer CEO, Anjali Gupta said, 'We can do that'. Their argolithm determines the way of transition each alpahabet, Chinese characters or Japanese hiragana. It works automatically and learns the way with organic.

Google already has machine translation service, and few people think that works well. However, I see the search results of Google translation when I serach some foreign news. It will be productive for many non English speakers to use their mother tongues to understand the information written in English. 

A DEMO producer, Chris Shiply pointed out that Web 3.0 will be the 'distribution web' where the real world information carrys on the digital world. More spread the internet will, more people with non English speakers will log on. The new horizne of internet industry streaches on the Africa or Asian with local language and non techy people. 

Zipangu or Galapagos?? Where to go, our ahead mobile market?

Azlan S. Shahabudin COO in Rseven, the mobile calender sync service, said, 'We focus on the mobile calendar because this is universal service. That's the way it is.' Rseven records every activity on daily life and archives it.You can check what you did on the paticular day. 

 

There were other share the calendar or leverage-friend-list services at DEMO fall 09. Lunchster will makes you a lunch master and Tungle gives availability of share the schedule for you with friends. Most of them use iPhone platform.

Those are intersting for me, but I am not familiar with the leverage of my own friends lists. There is interesting cultural differences. The US people like social and we don't. Instead of busines use, most of the mobile sevice here in Japan is for amusement such as casual games and fortune teller. Teens or many commuters check the email (not SMS), writes what they are doing on SNS, or reading mobile literature.

I told Mr. Shahabudin that we use a notebook to manage their schedule. He said, 'Never' :D 'Hello! Kitty' note books are the schedule manager. 

Mr. Shahabudin said, 'Japanese mobile service are crazy, we don't understant that.' The cuteness, or kawaii, is the key to the success in the mobile business here. It could be teens who have initiated how to use mobile phones. Decome, or mail application to decorative their mail, or Emoji, cute ascii art for email don't exist without their enthuisiasm for the mobile communication. We thought we are ahead in the mobile market. But, is it a zipangu or glapagos??

Japan has the lack of our ability of developping 'platform'. Google, Amazon or Facebook... all the online platforms come from the U.S. We have Yahoo! Japan, which is the only search engine that Google can't overwhelm in the local market. Mixi is the number one SNS, which

has eight million subscribers. Docomo i-mode has enjoyed the paid contents model for a decade. Mobile restaurant search is familiar for many years. Our distress is none of our convinient service goes abroad as global platform. Masochistically, we called our mobile market Galapagos, where the evolution occured by own in each of island.

News paper dilemma, free, to be or not to be

Z-commerce, powered by Zuora, would solve the Japanese media congromarites dilemma, free or pay. As the US or any other nwes paper companies do, Japanese newpapers suffer from their structual downturn economy. Asahi and Nikkei has annouced that they will end in deficit in the fiscal year of 2009.  It seems that they can not figure out the digital transition solution yet. Z-commerce has all in one package. Good solution for those Japanese media giants.They should contact with them.

Well, here are some thoughts on DEMO.. If you come to Tokyo, pleased to show you around, sushi in the fish market can't be missed :))

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2009年9月23日 (水)

アジア、アフリカへは、ケータイ決済サービスがこれから伸びる DEMO Fall 09 初日まとめ

 ■ DEMO Fall 09 初日まとめ with 埋田奈穂子研究員

   DEMO Fall 09でプレゼンをするベンチャー企業は64社。昨年は72社、3月は30社くらい

  モバイル、ファイナンス、ソーシャル、がキーワード

  iPhone、FaceBookは、ベンチャー企業にとってサービス開発のプラットフォームとなっている。

  iPhoneは、モバイルサービスのマストアイテム。iPhoneとパソコンのカレンダー、フレンドリストのシンクロ、iPhoneで動画視聴、iPhoneがリモコンなど

 Facebookのフレンドリストを読み込む、ログインをFacebookのIDでさせることも目立つ

 オーガニック農場と買い手(レストラン、ホテル)のマッチングサイト。扱う商品がオーガニック農場という点がトレンド

 ブラジル発のケータイ決済サービス。ケータイ番号にSMSを送って決済。アジア、アフリカは、パソコン、銀行口座がない人が多い。そこで、ケータイを利用した決済サービスが伸びる可能性アリ

 アメリカでは銀行口座がない人が多い。そこで、無料で振込機械をレストラン、バーに配布。手数料で稼ぐ。口座がない人向けサービスもトレンド?

■ オモシロかった会社 

 Zuora : 新聞の有料配信をサポートするSaaSサービス。記事毎、月額、年間契約といった料金体系、決済、その他のサービスをパッケージで提供。顧客データは、メディア側が保有する。日系4世のヨシムラさんもメンバー:D。日本の新聞社も、これを利用したらいいんではないでしょうか。社長は、元セールスフォース、なのでSaaS。    

 Weels : パソコンからキーボードを無くすことを目的に開発。開発ソースはPearl、Java。ドラッグ&ドロップであらゆることができる。自分の好きな画像、映像、記事などをドラッグ&ドロップで集めて送信したり。大学生と高校生が起業。なんだかスゴい。いちばん可能性を感じた企業  

 Twirl TV : Hulu、CBS.comなどのオンライン配信動画をアグリゲート。Facebookとフレンドリストを共有、IDでログインも可能。ある番組を面白いから教えたり、友達がもう見たか、見てないかなどがわかる。PCでの映像視聴が伸びることを見込んで、PC視聴に特化。MITのメディアラボ出身。もう10年以上、オンライン動画配信の研究をしてきたそうです。やっと、出番がきたっ! 

 Traacker : ブログ、Twitterなどのクチコミを集め、評価する。広告宣伝前のPR用データとして販売。

 Micello :  グーグルマップのビル内部版。グーグルマップが表示できるのは、ビルの形と名前まで。本当に必要なのは、巨大モールのどこに自分の行きたいお店があるのか?や、広大なキャンパスのどこに教室があるのか、のようなビルの中の情報。Micelloは、モール内の店舗と提携して、ビル内部の店舗情報をケータイ上に表示させる。地図は、色分けされわからいやすい。カスタマイズも可能。将来は、アメリカのバカでかい駐車場のどこが空いているのか、わかる情報なども提供したい。

iPhone、アンドロイドアプリを公開。

2010年7月に日本版を開始した。

 Point of Wealth Systems, Inc.  IRS、電気・水道代など各種支払、VISAカードへのチャージができるワンストップ・ファイナンシャル機械をバーなどに無料設置。トランザクションの手数料で儲ける。機械は、中国RML社製。アメリカではバーテンダーなど4,700万人が銀行口座を所有せず、彼らの年収総額は、1兆円以上と推測される。新興国にも進出したいそうです

 Freedom SMSを利用した決済システム。ブラジルキャリアの"Oi"と提携、既にサービスを開始している。米国にも進出したい。現在、キャリア、銀行と交渉中。アフリカも視野。

DEMO Fall 09の写真は、コチラ

CNET寄稿記事は こちら

2009年9月12日 (土)

刺激的な放送インフラの話 外資CDN参入 ⇒ 配信コスト低下 ⇒ 広告モデル成立

 ■ 壁はカエルを茹でるのか

『テクノロジーの発展より規制が我々を発展させる』、とあるテレビ局の人が言う。米国のHuluの話を聞いたテレビ局若手は、『ウチの局はあと20年で終わりだな』、と言った。

1990年代、インターネットで国境は無くなる、と言われた。しかし、言葉、規制、決済、インフラコスト・・・色々な壁がインターネットにもある。その壁が、カエルを茹でるのか、茹る前に壊れるのか。

放送局の人は、ブロードキャストの優位性を疑わない。ところが、インターネットでもブロードキャストが可能になったら? CDN(Contents Delivary Network)は、インターネットを映画や音楽を聞けるインフラに変える仕組み・・・

■ インターネットはもともと音楽や映画を見るものじゃないよね

テレビのリモコンを押すとすぐレッドシアターが見れる。それは、テレビ局のマスタールームから自分の部屋のテレビまで、色々な人や機械が働いている 努力の積み重ねだ。映像を電波に置き換え送る機械、その電波を受け取る機械、再生する装置、間違った電波を受け取らなくするようなルール決めなど。届けら れる番組はとっとこハム太郎でも、裏で動いている論理はオトナの論理だ。会社で80%の人が楽できるのは残りの人が陰に日向に働いているのと同じ原理で、 簡単に映像を見られるということは、陰で誰かが働いている。。

その放送の仕組みと同じことをインターネットでもできないか?と考えた人たちがいた。パソコンのブラウザ、動画ビューワー、圧縮技術・・・・ 2000年以降いろいろなベンチャー企業がこの分野で起業した。そしてインターネット上で映像を途切れなく運ぶ仕組み。。。この仕組みがCDNだ。

今YouTubeを見たり、ニコ動で音楽聴いたりできるのは、CDNが、インターネットをテレビやラジオ音楽用に変えてくれているからだ。世界的に 有名なのは、Akamaiという会社。他にもThe Platform, Limeright(ライムライト)といった会社が有名だ。日本ではJストリームが大手。

■ 外資CDNの進出で、日本の動画配信のコストが低下⇒広告モデルも成立へ?

2004 年にボストンで起業したブライトコーブという企業がいる。ブライトコーブは、CDNとコンテンツ企業の間にたって、色々な調整や仕組みを提供する企業だ。 彼らは映像コンテンツを持つ企業、メディアをお客さんにして、配信を仕切る。欧米のメディア企業800社が、ブライトコーブのクライアントになっている。 その企業が2008年から日本でサービスを開始している。

ブライトコーブの商売は、コンテンツ企業からブライトコーブのコンテンツ配信の管理(テレビでいうマスター)、サーバー利用などを含めた費用をもらうことで成り立っている。

そこで、日本と外国の価格差があるのが配信インフラコストだ。ブライトコーブが利用するCDNは、LimelightやAkamaiなど米国企業で ある。アメリカ企業は、世界レベルで配信業務を請け負っている。その分、回線、サーバーの調達費用が安い。この価格体系は、日本が主な市場のJストリーム などにとって脅威となる。一説によると、ひとケタ、ふたケタ違うという。たとえば、1Gあたり10円が相場だろうか。ライムライトで7-8円。最安値で2円とか。。。日本で一般企業が動画配信をしようとすると、見積で250円程度で売っていた時期もあったように聞く。

日本でインターネットの動画配信が進まない理由は、「金にならない」からだ。金にならないから著作権も解決しない。その解決策が配信コストの削減だろう。広告で儲けるには、世界レベルのCDN価格まで下がらないと絶対ムリらしい。

こうした動画配信のプラットフォームを提供するベンチャー企業は結構ある。アメリカでは、Ooyala、Kaltura (Kalturaのミニインタビュー記事 ニューヨーク 2009年2月)など。とくにKalturaは、オープンプラットフォームながら、編集機能が素晴らしく、僕は注目している。

もうひとつ、テープのファイル変換作業、費用もバカにならない。2時間の映像をデジタルデータに落とすには、2時間再生する必要がある。ファイル容量も2時間の映画で50Gくらい。保管も大変だ。

■ いいコンテンツは、ショーシャンクの空を見るだろう

ブライトコーブは、安いCDNを利用し、アドネットワークとの連携など実務的に難しい機能を大手メディアに提供する。放送には国境、県境がある。インターネットに免許はない。放送インフラ、言葉の壁という有形、無形で守られてきた映像ビジネス業界は、CDN、動画配信プラットフォームによって、知らない間に穴が掘られ、いいコンテンツは壁を抜け、青い空を見るだろう。もっとも、肝心のコンテンツホルダーが、外を見たいと思えばだが。

★こうしたインフラ、インフラSI的な動向に関連して、オーバー・ザ・トップと言われるソフトウェアでネット動画配信の諸問題を解決しようとする方向性もある オーバー・ザ・トップのBoxeeとthePlatformの論争はこちら

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2009年9月 8日 (火)

3Dについて

■ PDF(345Kb) 「3Dについて」の資料をダウンロード

 ■ 身近な3D

幕張のマリンスタジアムに行くと、3Dバッティングセンターがある。プラバットを持って、ナルセとかシュンスケと対決できるのだ。1回200円。僕も試してみた。ホームラン1本。スタジアムのライト裏にあるリアルにボールがでるバッティングセンターのチケット1枚ゲット。やった!

3Dと言えば、ディズニーランドにあったキャプテンEOだ。マイコーが踊りながら手のひらからビームを出して、魔女をもとの美人に戻してあげる。いつもスグ入れたから、行くたびに見た。もうないけど。。

iPhoneにも、Jucy Bitsというベンチャー(多分・・)がやっている'3D Camera'というアプリがある。100円。さっそく、購入して使ってみる。こんな感じ(下の動画は使ってるところ。右の写真は合成された写真)。iPhoneをズラして2回撮影(左目と右目用の画像を撮る)、2回分の画像を合成してくれる。立体感を得るには赤青メガネが必要なので、実際ウキあがるのか、まだ試してない。。。

■ アメリカの3D熱・・・

NAB Show 2008に行ったとき、ジェフリー・カッツェンバーグがビデオ出演で、これからは3Dだ、なんてコメントを寄せていた。なるほどねー、なんて思ったけれど。どうも、目が痛くなるよなー、気持ちのほうが強かった。

BskyBの3Dに関する講演内容はこちら)。他にも、南米、ヨーロッパですでに3D放送を実験しているテレビ局がセッションを行った。

3Dになれば、編集技法、撮影技法が変化するということだ。3Dは、自分がまるで映像の世界の住人になったような気がする。あまり短いカットは多用しない、俯瞰ショットよりローアングルの方がより立体感を味わえるなどと語っていた。ブラジルのテレビ局は、リオのカーニバル映像を見せてくれた。広告もCM枠を設けないで、そのまま缶ビールが浮かんでる広告を見せていた。

3Dを新たなビジネスチャンスと見る向きは、米国の映画館で3D上映が2D上映よりも興行成績が良かったというデータを多用している。2005年の「チキン・リトル3D版」の成功が、ハリウッド・スタジオを3Dに向かわせた。3Dだと11ドル、普通は大体6-11ドルくらいなので、売上増になる。

アメリカの映画館3D化を仕切っているのは、Real D社。映写機をグルグル

■ 3Dの基本的な仕組み

モノを立体に見せるためには、モノをズラして見せるってことはなんとなく知ってた。それに赤と青のメガネをかけると立体感が得られる、と言われて「学研」「科学」「子供の科学」を読んでいた少年時代から、何度となくこの赤・青メガネをかけた記憶がある。しかし、ここまで。

3Dを理解するのに大事なキーワードは、偏光特性という言葉。むかし、色彩占いの女性に、「色とはズバリなんだとお思い?」と聞かれ、「ううっ、」となり、「色とは波よ」と言われ、波=波動・・・怪しい、と思って以来、また思考停止。理系知識は、ハナから毛嫌いしてしまう習性が邪魔していた。

とりあえず、色々調べて、色とは光、光は波、3Dは、光を伝達する波を2つに分け、左右の目にその1つずつを見せることで、立体感を生む、という理解をしてみた。波っていうのは大事なんですね。

よく巷で「3Dには2つ方式がある」と言われ、とっさになにを思い出せばいいかというと・・「ソニーは、テレビ走査線に1本毎に左右用映像を配信、偏光フィルムを走査線につけ、メガネをかけることで、左目は左用の映像しか見えなくなり、右目は右用の映像しか見えていない、それを脳で合成、立体的になる」ってのと、

「パナソニックは、テレビを1秒間に120回、パッパッとチカチカさせ動画を映している(フレームレートという。教科書の隅に書いたパラパラマンガ)けれど、その120回を60回毎に左目と右目の映像を交互に流す。僕らは赤青じゃなくて、もっと格好よさそうなメガネをかける。このメガネにはシャッターがついていて、テレビモニタの1秒間に120回、パッパッとチカチカさせるのと同期しており、右目用の映像は、右目でしか見れないようになっている。1秒間に高速でチカチカするので、脳で左右の映像が合成、立体的になる」 と咄嗟に考えればよい・・って無理か。字が大杉

とりあえず、3Dを実現するには、左右用2種類の映像と、それを片目だけに届けるモニタ、左目は左目だけの映像だけを選択するメガネ、の3点セットが必要と覚えてみる。そして、家庭で3Dが可能になった背景は、よりたくさんの情報が送れる仕組み(HD、高速フレームレート)が整ったから、と覚えてみれば、これから3Dの方向性が理解できると思う。

BskyBは、HD用チャンネルを利用して、HD用高画質映像を流す代わりに、3D放送を始めるし、日本だってBS11で実際にもう3Dを放送(番組はディズニー)しとるよ。専用のテレビを買わないと2画面テレビみたいに見えるけど・・・

■ 3Dの基本コンセプトは、左右別々の映像を出力することで、立体感を生むこと。2Dよりも、2倍の情報量を送信・出力・処理する必要がある。

■ 偏光特性(特定の光(映像情報=左目用映像、右目用映像)だけをキャッチする)を利用する方式と、時間差で左右の映像を出力する、の2通りがある。

■ 偏光を利用、フィルムメガネで3Dを見る方式は、目が疲れない。シャッター方式は、目が疲れるが、既存インフラ(テレビモニター、送信設備など)をそのまま利用できる

■ 大容量を送信できる衛星放送、大容量を保存できるBlu-Rayの普及、テレビモニターのフレームレートの高速化(今まで1秒間に60フレームだったのが、2倍の120フレームまで可能になった)が、3Dのホームシター化を後押ししている

マリスタの3Dバッティングセンター、結構いいよ~

レンチキュラー 裸眼で立体画像が見れる

参考: Interop Tokyo 2009の3D展示について 

参考記事

■ 3Dジレンマ: 3Dスクリーンが少なく、興収が伸び悩むケースも (Sig ALert at the CInema, pp 8-9, Hollywood Reporter 2009.11.09)

-  『アイス・エイジ』は、当初1,600スクリーンで上映されていたが、4週目に600スクリーンに減少。4週目で200万ドル達成はできなかった。

-  年末の『Avater』公開までに、Imaxは3D映画館を280館に増やす

-  2010年夏シーズンは、15-20本の3D映画上映のオファーが来ている

-  アナログ3Dのプリント費は、5万ドル。プリント期間も3ヶ月かかった

-  現在は、デジタル3D、配信費用は200ドル、2週間に短縮

-  アメリカで配給業をしている友人は、インデペンデント映画の上映で、プリントに60万円かかる。ブルーレイだと5万円。4000人集めて、800ドルくらいしか儲からない、と言っていた。

■ アメリカで3D映画を見てみた

-  Crowdy with a chance of Meat Balls

-  サンディエゴのモール内映画館。Regalチェーン

-  月曜15時10分から。客はほかに2組のみ

-  3D映画の料金は、12ドル。2Dは10ドル。料金表では、3Dは、3.50ドル増し

-  入口で Real Dのメガネを受け取る。ビニール袋に密封されている

-  映像が浮き上がるというより、奥行きがでる感じ。遠景が奥まり、遠近感がでる

-  近景から遠景まで、5層くらい表現できる?

-  見終わったら、館内のリサイクルボックスに回収。強制ではない

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