メディア関連本

2009年10月31日 (土)

アメリカのメディア、マーケティングビジネスでよく使われる英語

アメリカのカンファレンスで、よく聞く英語をまとめました。

現場で「いいこと言うねぇ」ってメモしといて、帰って考えると、「中身が無い・・・」ってことがよくあります。自信たっぷりに話してるから、聞いたときは「スゲェ」って思ってしまいます。

"We focus on this, stick with this strategy" とか自信ありげに言われると、「なるほどねぇ」って思いますよね。でも、「この戦略に沿って行動する」って、別に新しいことを言ってるわけじゃあありません。レポートに最もなりにくい会話ですね。

これを逆手にとると、とあるきまり文句を使ってれば、余計なこと言うよりマシってことで、アメ人とコミュニケーションが取れます。(あくまでもビジネス上)

たとえば、"What is your strategy?"とか"What is your perspective on that?"って聞くと、大量に長時間話し続けてくれます。日本人的には単純な質問なんですが、これが「アメリカの会話」なんかなぁと思います。

自分の言葉で話すのも大事ですが、取り繕う能力も大事。あと、名詞をそのまま動詞で使うのもアリです。

 

Relevence :
Consumer relevence (消費者との関連性)、広告クライアントのターゲット顧客層と、できあがってきた広告クリエイティブがちょっとあってないんじゃない? ってとき、consumer relevenceが無いんじゃない?なんて言います。 "What relevent to you is....." とか。

Experience :  
とにかく誰もがエクスペリエンスって言ってます。でも、訳語がない。自分は「サービス」と意訳してます。"That brings new experience" 、「あれは新しい経験を持ってくる」・・・「あれは新しいサービスだ!」くらいでしょうか。。

Platforms for digital consumer experiences ⇒ デジタルのプラットフォーム?
Improve customer experiences ⇒ 顧客満足の向上?
Create new consumer experiences ⇒ 新たなサービス開発?

Leverage :
概念的には、「最大に生かす」。"You have to leverage your customer database". 顧客数の多さをもっと生かした方がよい。みたいな。。 たいてい、 and take advantage of it みたいに続きます。

H'd'we get :
「ハァドゥィ」 でひとくくりです。 "How do we" 

As opposed to :
発言の途中で、よく聞きます。 "It certainly not, as opposed to be there" 逆に?みたいな意味?

As supposed to
「こんなフレーズ使わない!」とカリフォルニア人は言ってました。「意味はなんだ?」と聞いてもわからない、との答え・・・わからないことはないでしょうけども。たまに聞くときがある。それとも聞き間違い?
おそらく、「○○になるとして」とか「●●と仮定して」とかいった意味合いだと思います。

eyeball
人気?ニーズ "have to gather consumer eyeball"  人気を集めないと

Compelling
それしかないっ!みたいな感じ。 Compelling service ⇒ これでキマりのサービス

Viechle
モチベーション? ビークルは車です。トレインとは言わない。"engine" "driver" って言葉が聞こえたときも一緒の意味

What is your take on that?
セッションで、司会者が「ジョン、この問題についてどう考える?」ってときに使います

What made you coming here?
"Why"じゃなくて、"What made you"を使う人が結構います。「ワジュ」みたいにグシャって感じ。

---proof
ウォーター・プルーフといえば、防水。 DVR-proof と使うと、録画してタイムシフト⇒CM飛ばししない、という意味で使われます。 Live relay show is DVR-proof.

Reckon
あてにする

grok
共感、理解 deeper grok とか

in the end of the day

これはよく聞く~。「結局」、「最後には」って意味

What brought you into it?

into you とか into it は、好きになる。熱中するって意味

Are you through?

through は 終わった? 完了した?みたいな。ジムでこの機械もう使ってない?使っていい?みたいな感じ

I am deserved

やる価値あるよ!みたいな。レーシック手術やろうと思ってる」 「えー怖い」 「でもやる価値あるよ」 みたいな レーシック手術が主語じゃないので、話してる途中でウッと詰まることあり

Ne'er do well

どーしょうもない奴、ジャンクな奴とか。 P2PはNe'er Do Wellsたちがやってる・・みたいな

Five o'clock Shadow

無精ひげ。夕方5時になるとひげが伸びてくるから

When it comes to

これは口語ではあまり聞かないかも。文章だと頻繁に出てきます。「〜に関しては」、"When it comes to the advertising industry, they will be the opportunity"「広告市場に関しては、将来見込みあるよ」みたいな感じ。

2009年8月 2日 (日)

アルビン・トフラー、ハイジ・トフラー夫妻 - NAB 2008 -

・ 農業社会では、長老が大事にされた。なぜなら、将来は過去のコピーだったからだ

・ 将来を予測するために、旅をして、想像力を働かせている

アルビン・トフラー、ハイジ・トフラー夫妻

-  メディアはいままで、社会に大きな影響を与えてきた。しかし、今日はメディアが社会に与える影響ではなく、社会がメディアに与えるインパクトを話したい

-  今日メディアが被っている影響は、市民革命、産業革命にも匹敵するものだ

-  新聞は、3世紀前ちょうど産業革命が起こった頃に、始まった。マス工業化時代の幕開けである

-  19世紀までにアメリカの工場主たちは、'Industrial Dicipline'が必要だと訴えるようになった

-  当時の労働者は、農場から都市へやってきた若者で、工場で働く規律がわかっている者は少なかった

-  朝寝坊しても、農場ではあまり怒られない。しかし、工場に10分遅刻したら、生産ラインに立つ何百人のほかの労働者が何もできず、迷惑をかけてしまう

-  マス生産システムには、時間に正確にという生活概念が突然重要になった

-  そこで、こうした社会に合わせるために、学校教育が重要となった

-  時間割が整備され、何十人もの人が同じ時間帯に合わせて行動する学校は、工場のシュミレーションである

-  社会学者がよぶマス・ソサエティは、マス・トランポーテーションの整備により発展した

-  マス・ソサエティは、マス・メディアやマス・カルチャーが支えないと存続できない

  マス・メディアは、工業化社会を支える強力なツールとなった

-  現在は、第3の波の時代。第1の波は農業化社会、第2の波は工業化社会  

-  現在は、De-Massificationの時代だ。ライフスタイルもたくさんあるし、いろいろな家族構成があり、スポーツもたくさん種類があり、多様な職業が存在する

-  HomogeniotyからHemogeniotyに変化している

-  マス・プロダクションからニッチ・プロダクション、カスタムゼーションの時代だ

-  1980年に出した第3の波という本で、プロシューマー (Prosumer)という言葉を紹介した。プロダクションとコンサンプションの融合だ

-  昔は、写真館でプロに家族写真を撮ってもらい、写真館は、フィルムをコダックで現像してもらった。いまは、カメラがあり、プロシューマーである自分でできる。

- 血圧は、医者が測ったものだ。いまは、機械がある

- いままでサービスのユーザーだった人たちが、技術革新でプロデューサーになる。個人が生み出す、こうした価値は、経済学者は算定していない

- テレビも、ユーザーがシナリオを作り変えて、インターネットにアップロードしている

- このインターネット時代に、どんな社会がやってくるのか?メディアだけでなく、経済、文化あらゆるものに影響がある

21世紀の社会によーこそ

■ トフラー夫妻、デビッド・リールNAB会長の対談

Q. アメリカ人は、文化、経済、社会変化などの一部しか理解してないのではないか?アメリカ社会は、より結びつきが弱まっていくのではないか

アルビン・トフラー  我々は複雑化している。社会的にも政治的にも。過剰な複雑さ( Surplus Complexity)と呼んでいる。カーメーカーは、同じ車種で違うバージョンをいくつも出す。我々は、この複雑さとどう向き合うのか?

Q.どのように未来を予測するのか?

ハイジ・トフラー  我々はトレンドを見ていない。トレンドはいま起こっているうちは、よくわからない。あとから振り返るとわかるものだ。つまり、トレンドを追うことは、方向性を予測するにはよくない手法だ。そうではなく想像力を働かせようと、いつも努めている。旅行をし、いろいろなものを見て理解しようとしている

アルビン・トフラー  我々は、日常生活の変化が速くなっていることを感じている。私は、毎日ハイジと議論している。議論が理解をより深くしてくれる

ハイジ・トフラー   ニュースを読み、現場を見れば、変化が実感できる

アルビン・トフラー  1962年フォーチュンを辞めたあと、IBMは、社史を作りたがっていた。そこで、初めてコンピュータ産業、知的労働者の現場を知った。

ハイジ・トフラー  コピー機ができたとき、誰もその利用法を知らなかった。過去を知ると未来がわかることもある

Q. ビデオ・コミュニケーション世代の未来について、教えてください

アルビン・トフラー  ビジュアル活動とノン・ビジュアル活動の割合が変化するだろう。知的活動は、より映像化、ビジュアル化されている。それがどんな結果をもたらすか、私にはわからない 

ハイジ・トフラー  世代間ギャップの世代の期間がどんどん短くなっている。ティーン世代は、インターネット上で、友人とのインタラクティブなコミュニケーションからニュースを得る。彼らはテレビを見る必要がない。

Q. ニュースは読んでるが、必ずしも紙とは限らない

アルビン・トフラー  そのとおり。社会が変化している。そして、社会が変化すると価値観もかわる。たとえば、1万年続いた農業社会で、家族のなかで、誰がいちばん賢い人物とされていたか?をれは未来を予測できる人(フューチャリスト)だ。将来なにが起こるか?その時代、将来起こることは、過去に起こったことだ。過去に起こったことが同じように繰り返されるのが農業社会だ。だから、長生きしているお爺さんが一番賢い人だった。

次に、工業社会になると、パパが一番賢い人となる。お爺さんは、少し時代に取り残されている。社会の変化が速くなった。

そして、第3の波以降現代、誰がいちばん社会変化を感じとり、将来の姿を見通せるかというと、子供たちだ。

Q. 真実、尊敬などの価値観を共有できたのは今大人になっている世代だ。今の子供たちはどのような価値観で将来行動、社会はどのように変化するのだろうか?

アルビン・トフラー   テクノロジーは、より職業の選択肢を広げている

アルビン・トフラー  それはセカンド・エコノミー、もう一つの経済世界で、今のエコノミストも考えが及ばない世界だ。そこでは、価値創造活動は活発だが、価 値を流通させるだけでは収益はあげられない。以前は、投資に対するリターンという判断基準があった。しかし、このセカンド・エコノミーには、判断基準もな く、富を生むシステムも不明瞭だ。その結果、多くの人は、このシステムに対し無関心だ。しかし、セカンド・エコノミーの規模は大きくなっている

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