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2010年10月31日 (日)

アドテックメモ: グリー、D2C

Q KPIは?

グリー 1人獲得したら、自社サイトでいくらお金を落としてもらえるか?CPAだけでなく、その後のARPUも測定している。CPAの値が同じでも、ARPUが違ったりする。そこが重要。

Q 広告メディアとのKPI共有は?

グリー できたり、できなかったり。CMOは元博報堂の人間が、広告出稿も広告営業も一人で管理している。出稿に関しては、グリーで最大の費用項目になっているので、自分と相談しながら決めている。

Q 広告メディアとしての側面から、どんな価値向上をしているか?

グリー 会社として統一基準を持っていた方がよい。テレビ広告は年間これだけみたいな、予算が硬直している企業が多い。

Q iモードを超えるスマートフォンのビジネスアイデアはなにか?

D2C コンテンツサプライヤーも利益が出るエコシステム構築が重要。ドコモは、iモード手数料は9%しか取っていない。海外キャリアのコンテンツプラットフォームは、キャリアが50%以上貰うケースもある。コンテンツで儲かるから、企業が集まる。

Q スマートフォンが日本市場でどれくらい伸びるか?

D2C 2年でシェア20%だろう。普通、ケータイは2年間で買い替える。

Q スマートフォン向け開発に、社内リソースをどれくらい使っているか?

グリー スマホがどれくらい普及するか?という段階の議論はもうやめている。10年後には、iPhoneとアンドロイドケータイだけになるのだから、ガラケーだけやっていると、それは座して死を待つだけ、自分たちは10年後に存在していない、ということになる。とにかく全部やる以外にないという感じだ。
スマートフォン上のビジネスは、強制的にグローバル競争に巻き込まれる。そのなかで、グリーがどう生き残るか。

D2C 電通はデバイス型組織。新聞、テレビ、雑誌と組織が分かれている。日経は、紙もデジタルもやっている。新聞に広告を出したいのではなく、紙とかネットとか関係なく日経のユーザーに広告を出したいクライアントもいる。
D2Cでは、スマホとかガラケーとかデバイスによって専任者はつけていない。

セプテーニ 会社が小さい頃は、全員多機能工だったが、大きくなるにつれて専門的に分化する。意識的なジョブローテションが必要。そのスピードが大事。

Q オーディエンス・ターゲティングについて

コムスコア メディアの付加価値は減っている。プラットフォーム、ソーシャルが重要。

Q グリーの脅威は?

グリー オーバーラップの激しい業界。みんないつの間にかゲームをつくっている。ひとつに執着しない。

Q 起業して生き残れる確率は昔と違う。

グリー 昔は1人でも起業できた。今は無理。パワポで奇麗に作られた計画や機能と実際のニーズは別。マイクロソフトがシングルサインオンサービスを開発したけど、誰も使わなかった。一見便利そうだったが、実はみんなそんなにIDとパスワードをたくさん使ってなかった。

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2010年10月30日 (土)

アドテックメモ:吉本大崎社長、フジテレビ大多局長

アドテック キーノート 2010年10月29日 10時30分~

吉本興業 代表取締役 大崎洋氏
フジテレビ クリエイティブ事業局長 大多亮氏
電通 クリエーティブ・ディレクター 岸勇希氏

大崎 河原者、男はやくざ、女は売春婦、芸人は芸に生きる。そんな原点を持った我々が、テレビとくっついて、市民権を得た。
テレビは、大衆のもの。最近はテレビのパワーが無くなった。笑い、そのものを追求している。
新しい仕事場として、沖縄映画祭を始めた。映画祭の期間中、笑いの質が変わった。心がつながり、一体間の産物としての笑いになった。
今までの笑いは、警察と泥棒、医者と患者など、対立、カウンターの笑いだった。それが、沖縄でシェアの笑いに変わった。
笑いをキーに、助け合う、声をかけあう、つながるコミュニケーションのインフラを作る
 芸人にとってルールが変わって、アプリで笑わせたり、場が広がることはいいこと?
大崎 若い芸人は、ネットとテレビを結びつけるのにどうしたらいいか工夫している
 メディアが増えると活躍の舞台が増える
大崎 自分の名前がついたテレビ番組が持てることが成功の物差しだったりしたけれど、いまではいろいろな舞台がある。テレビでなくなっても、芸のある芸人はいるし、テレビにはまだ出れなくても、実力のある若手はいる。

大多 昔はネットへの印象は悪かった。ニコニコ動画の社長が、もうテレビは見ないってことを言って、テレビの人が何も言えないで終わってしまうようなのもあったりして、テレビ局はレガシーメディアというイメージが強い。
テレビ局の内部は、ネットは敵だみたいな雰囲気は全くない。
テレビ局として、強いコンテンツを生み出すことに特化せざるを得ない。それには、プロデューサー、ディレクターの育成が重要。人材が大切
テレビとインターネットを組み合わせて、いまのところ大成功はない。
自分の同期が、「テレビ局がコンテンツだけを作っていたら、俺たちプラットフォームの奴隷になってしまう」と言っていた。
ストロング・コンテンツ イズ キングだ。
月9の影響力は無くなったのか。ソーシャルメディアで宣伝もしている。めちゃイケでレギュラー募集しているが、どんどん人が集まっている。

 EMOTION IS KINGだと思っている。Facebook、ツイッターなどプラットフォームはクリエイティブなのか疑問だ。クライアントに依頼されて作るパッケージってアートなのか?
大多 結論は無い。岸さんと東京リトル・ラブという作品を湾岸スタジオに来て作ったけど、これはデジタルのクリエイターが初めてテレビの現場に来て撮った作品だ。違った種類のクリエイターが融合して、何かを作る。そういう筋力トレーニングが必要。

 メディアは頭でっかちになってないか。芸人はチャンスがあればどこにでも出て芸を披露する。
大崎 コミュニケーション戦略の要の代理店がテレビ局よりコンテンツ寄りに動いてくれたらなぁとは思う。つながるコミュニケーションの社会インフラを国や自治体がやるんではなくて、民の力で作り上げたらなぁと思う。
大多 クリエイティブの現場では、ドラマ作ってる人がゲームを作っても上手くいかない。逆もしかり。まだ、餅は餅屋の段階だ。
 ゲームにはクレジットがない。
大多 クレジット・シンドロームというのがあって、映画のエンドロールに名前が載ってると嬉しい人もいる。。
 ウェブは作品ではない。アプリになって変わるのでは。ウェブサイトにはクリエイティブの名前が無い。
大崎 果物だった生産者の人の写真が付いている時代だ。雑誌、新聞だってジャパン・クールだ。どんどん輸出していったらいい。
 カンヌで審査員をした。リドリー・スコットが映画や本にとらわれない作品を発表していた。
大多 どんな形になるかは今は見えない。クリエイターが挑戦している段階。
 インターネットはプラットフォームのヒットは生み出している。
大多 テレビは50年同じプラットフォームで仕事してきたので、番組の作り方も同じやり方が染みついている。
 その点笑いは面白い。枠組みから入っていない。
大崎 劇場からラジオに行き、いまはテレビ。メディアに差があるんではなく、違いがあるだけ。テレビ局でも編成と制作は違うし、制作でもドラマとバラエティでは違うだろう。その差をどう埋めるのかはチャンスだ。新しくテレビをポップにするには、つながりが大事だ。
 東京リトル・ラブは結局ドラマを撮ったってことで、新しい感じにはなっていない。
大多 フジテレビでドラマを撮って失望感を味わうのは、テレビの制作者がアプリを作ったけどあんまりイケてないって失望感を味わうのと同じ。今はそんな失望感を味わう段階。クリエイターとしては、自分の作品が色々なところで見られるのは嬉しいことだ。
大崎 ネットドラマを作って世界に配信する。月9でヒットを飛ばしていた大多さんと吉本でドラマを作ったらどんなものになるだろうと思った。
大多 テレビ局のなかには、ネットを使いたいと思っている人もいる。
大崎 CMの入れ方など、テレビ番組の作り方は学ばなければならないノウハウがたくさんある。
 それぞれの独自性を出しながら、一緒にやってよい。
大多 コンテンツっていう言い方がおかしいんではないか。これからはソーシャルテレビだ。昔は、視聴率30%行ったらみんなで涙した。あの感じがネットとテレビが一緒に何かやっていまだにない。
大崎 芸人が地方の村にいって村おこしをしている。吉本の現場では、ネットとテレビの人が一緒に打ち合わせしている姿はもはや普通だ。そこにネットがからんで、そのイメージが世間を回流する。
大多 テレビの編成の価値というのはまだある。疲れて家に帰り、テレビを付け編成された番組を見て、面白いと思う。昨晩、帰宅しテレビ朝日のお願いランキングを見たら、とても面白かった。コンテンツと人の関わり方。
大崎 いろいろなメディアが自由に伸び伸び語り合う場ができたらいいと思う。
大多 制作がデジタルになっても、テレビ局としてのメッセージを。

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2010年10月17日 (日)

ヤフーコネクテッドTV

2009年1月のCESで初めてTV Widgetを見たときは衝撃だった。オーバー・ザ・トップという言葉も初めて知った。Boxeeが小さなブースで参加していた。

そのとき、

サムソンは2009年中に、TV Widgetをほぼ全ての機種に搭載すると言っていたのだが、あまり動きはなかった。

日本の家電メーカーも積極的ではなかった。

2010年のCES、NABでもアメリカのベンチャー家電企業VIZIOが積極的に展示しているだけだった。

ところが、2010年9月にアメリカに行くと、様相が全く変わっていた。

サムソン、LGは、インターネット接続をウリにしたテレビプロモーションをしており、テレビはもはや放送局のものだけではなくなっていた。テレビCM、家電売り場の売り方が全く変わっていたので、2010年クリスマス商戦から2011年に掛けて普及していくだろう。

ただ、宣伝していたのは、ヤフーのコネクテッドTVではなく、自社のプラットフォームであったけれど・・・

資料(PDF)のダウンロードはコチラ

ヤフーコネクテッドTV

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2010年10月13日 (水)

アップルTV

今回のアップルTVは、ハードディスクがついてないのが、一番の特徴ではなかろうか。ダウンロードではなく、ストリーミング、クラウド配信が今後3年で主役になっていくんだろう。

アップルは、LaLaを買って、音楽でもストリーミング配信サービスを立ち上げようとしている。ノースカロライナ州に大きなデータセンターを建設中という噂も。

とある先生に聞いた話。『アメリカの通信インフラはよくないので、アップルの設計思想はパソコン中心だった。パソコンにファイル落としてiTunesでいちいち同期するってメンドーだった。iPhone、iPadから急速にクラウド型に思想を変えている』

アップルのオールインワンテレビがでるという話もある。そのとき、コンテンツはネット経由。

まとめ資料(PDF)ダウンロードは、コチラ

今回のアップルTVで面白いのは、テレビ番組の99セントレンタル。放送後に見せるテレビ番組も、無料から有料へとシフトしている。

Apple TV

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2010年10月11日 (月)

グーグルTVのまとめ ロジテックのRevue

グーグルTVのまとめ。資料PDFはコチラ

ロジテックの『Revue』のデモ動画
Revueとテレビ、それにケーブルテレビやインターネット回線(無線LANもOK)と「HDMI(これは最近のテレビには大抵ついてます。裏側見ると大きくHDMIを書いてあります。)」でつなぎ、インターネットの映像や、グーグルTVと提携している衛星放送Dishネットワークの番組、それにアプリで提供される映画やニュース番組を見られます。

STB+大キーボードが299.99ドル。キーボード(小)が129.99ドル。他にカメラが149.99ドル。

iPhoneやアンドロイド用無料アプリもあって、リモコンになる。元々ロジテックが持っていたビデオやテレビや色々なリモコンをひとつにまとめるサービス「Harmony」の応用。

他に、Netflix(米国のTSUTAYA)、Pandora(パンドラ:米国の音楽配信サイト)、ツイッター、CNBC(NBC系列のニュース専門チャンネル)、ナップスター(音楽配信サイト)が利用できる。

テレビ画面に、インターネットとテレビ(放送)、2つの画面を映すことができる。

10月12日にはソニーのグーグルTVが発表される。46インチで1,899ドルって説と1,399ドルって説がある。⇒ 結局1,399ドルだった。24型は599.99ドル

ソニースタイルのグーグルTVページ。ここからソニーのデベロッパーズページに行ける。

2010年9月IFAで公開されたソニーのグーグルTVのデモ動画

グーグルTVのまとめ

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