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2010年8月 7日 (土)

明日のテレビ 目次

Sumi-e Abstract

最近、このブログで紹介しているアメリカ取材をもとに、「明日のテレビ」という本を出版しました。テレビギョーカイの人でなくて、テレビの視聴者であるフツーの人が楽しく読めるように、わかりやすい言葉で、いま進行している現状をもとに3年後テレビはどーなってるんだろう?ということを書きました。

第1章    アメリカに、日本のテレビの未来が見える

・ こんなテレビもあるんだ!
・ 50年周期で来る映像メディアの交代
・ 「映画?観てないなぁ・・・」と同じことがテレビでも
・ 変革ポイント① 映像をどこからでも見られる、モバイル、クラウド配信
・ 変革ポイント② 番組をバラ買い、集めてマイ・チャンネル
・ インターネットはオンデマンドな文化
・ インターネットで知らないことを知る方法
・ マイ・チャンネルを作るために細分化される検索ニーズ
・ ロングテールな映像ではビッグビジネスができない
・ 変革ポイント③ 映像をシェアする時代
・ インターネットにつながるテレビにはキーボードが必要
・ インターネット時代のテレビ局戦略は、アメリカにヒントあり
・ アメリカで語られるキーワード、「ソーシャル・テレビ」
・ ユーチューブがグーグルに買収された衝撃
・ 日本で先行したGyaoとユーチューブの決定的違い
・ 日本でユーチューブが知られたきっかけ
・ ユーチューブの先行事例、音楽共有サイトのナップスター
・ 音楽産業はライブで儲けるビジネスに戻った
・ SNSを買収してインターネット文化を学ぶ大手テレビ局
・ アメリカは、3年後の日本を予言している

第2章    テレビにインターネットが合体したら

・ ブロード・キャスターからブローダー・キャスターへ
・ メディアはインパルス・ビジネス!というフールー カイラーCEO
・ フールーってなに?
・ 好きなシーンをカットして共有する機能
・ サイトデザインはシンプルに
・ はじめはフールーよりも、ジューストヴィーオバベルガムが注目されていた
・ フールーが先行者を追い抜いたわけ
・ 少しでも視聴者に不便だと、すぐ使われなくなってしまう
・ フールーの視聴回数はまだユーチューブの10分の1
・ 日本版フールーは? 
・ CGMもコンテンツと認める映画会社
・ アマチュア、CGMが増え、映像の裾野が広がったが・・・?
・ 新たなコンテンツ・クリエイター集団の出現
・ テレビのプライムタイムでウェビソードが放送された!
・ SNSで登場人物と会話する

第3章    日本と違う、アメリカのテレビ放送ってこんな感じ

・ 6月から9月は夏休み、再放送ばかり
・ 午後はお休み状態、夜8時から11時までのプライムタイムに力を入れる
・ シンプルすぎる!アメリカの番組表
・ コメディは30分、ドラマは1時間、番組フォーマットは決まっている
・ フランチャイズ、スピンアウトばかりで番組表が埋まってしまう
・ 日本と違うケーブルテレビの存在感
・ アメリカのケーブルテレビ会社はフロンティア精神に満ちている
・ ケーブルテレビや衛星放送に払う視聴料は月1万円くらい?
・ IPTVの視聴料はケーブルテレビより少し安い
・ ツイッターでカスタマーサービスするコムキャスト
・ 面白いケーブルテレビのテレビCM

第4章    新たなテレビの見方

・ インターネットの動画をテレビでも見れるようにする会社ボクシー
・ テレビ ウィジェット、顕在化したスクリーンの奪い合い
・ アメリカで録画するといえば、ティーボ
・ ネット接続をウリにしたファブレステレビメーカー、ビジオ
・ iPadはテレビの代わりになるのか?
・ 台湾製のタブレット端末の値段は100ドル

第5章    テレビ局は何で儲ける会社になるのか?

・ アメリカのテレビ局は、テレビ以外のメディアに進出生き残りをかける
・ アナログダラーはデジタルペニーにしかならない広告の話
・ 毎年5月に1年分の広告枠を一括売買してしまう広告市場アップフロント
・ アメリカ東海岸はメディアビジネスの中心地
・ 木曜の広告がいちばん高い
・ 視聴率よりも視聴者数、録画率も測定する
・ 録画数を含めた指標C3
・ テレビ以外のメディアも視聴率に含める NBCのTAMi
・ ローカル色豊かな夕方のニュース番組
・ ローカルメディアを支えていたクラシファイド広告
・ iPhoneの登場で盛り上がるモバイルビジネス
・ ローカルに進出する広告、「ロケーション・ベース・サービス」広告
・ NBC360戦略

第6章  地デジ移行とモバイル放送の関係

・ アメリカのモバイル放送
・ 2011年7月24日、日本のテレビに何が起きるのか?
・ 電波は誰のものか?
・ 地デジ移行と財政難、オークション
・ アメリカ地デジ移行の延期
・ 地デジ移行のあとに待っているのは

第7章    アメリカで3Dテレビを見てみた

・ なぜ3Dが可能になったのか?
・ 3Dテレビの2方式、ソニー方式とパナソニック方式
・ ブルーレイを売るために3Dに賭ける家電メーカーや映画会社
・ 3D映画は、3ドル普通の作品より高くお金を取れる!
・ 3Dで上場したReal D社
・ 3Dで注目されるアイマックスシアター
・ 3Dカメラで撮影した映像は暗くなる?
・ 3D先進国イギリス
・ 3Dの課題

第8章    これからどうなるテレビ

・ 古くなったメディアは捨てるのがアメリカ流
・ ソーシャル・メディアに危機感を持つCNNプレジデント
・ インターネット以前か以降かという区分け
・ 視聴行動を説明する関与という概念
・ 関与は細分化されコンテンツに向かう
・ 好きな曲しか流れないラジオパンドラ
・ パンドラの映像版 beeTV
・ 検索手法 キーボードから声へ?
・ リアルな人から返事が来る人力検索チャチャ
・ 顔認識を映像検索に生かすビュードル
・ インターネットの最新技術がテレビに組み込まれたら
・ ウィジェットを簡単に作って配信するトランスポンド
・ インターネットがより現実の社会に近づく
・ これからのテレビ

海外取材は苦労がつきもの・・・飛行機が遅れたり、飛ばなかったり、時差ボケ、ホテルがボロかったり、アポがドタキャン、飯マズい、天井から浸水、隣がうるさい、部屋や会場が寒い、態度悪しなどなど。。。日本のような完璧なサービスは望めない。。誰も助けてくれない。その場で解決していかないと前へ進めない。。。マジ辛い。。そんな血と汗の結晶。


■ 書評

・ 林雅之さんのツイ読み
・ 土屋夏彦さんのCNETブログ

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2010年8月 5日 (木)

携帯向けマルチメディア放送 公開説明会メモ

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Q 新メディアへの期待、将来性
マルチメディア放送 コンテンツは3Dが開始、端末も多様化、メディアは久しぶりの新しいビジネス。コンテンツ、端末、メディアの三位一体でいくのがマルチメディアビジネス

Q 貴重な帯域、スピード感が大事
マルチメディア放送 ユーザーにアピールするサービス、利用効率はよい
メディアフロー 屋内が主な利用であることを想定したネットワーク設計をしている

Q 委託放送事業者との共存共栄は?
フ どこかのレイヤだけ儲かってはダメ。ビジネス開始時のコストに配慮している。エリア構築を共同で。沖縄特区でもコンテンツ事業者とテストをしている。
マ 料金を安く。オープン性をキープ。

Q 衛星回線について
マ 回線稼働率は、99.9961%。1年間で20分ダウンするレベル。
フ 99.99%以上。世帯数が多いエリアは地上回線もカバー。

■ フ⇒マ
Q 全投資額は?
マ P:17: 平成28年度、800局で438億円。都市減衰も考慮。放送システム委員会で。
Q V-LOW帯は、1000億円。NHKで700億円。カバー率90%である。V-LOWはMFNである。V-HIGHはSFNなのに、なぜそれよりも基地局コストが少ないのか?
マ V-LOWの根拠はわからない。フジテレビの地デジで実施している。SNFの混信は1%程度は出るので、そこはカバー率から外している。
Q P.5: ワンセグは品質にバラつきある。13セグではもっとバラつくのでは。
マ 壁通過率。UHFは反射率が悪い。高出力、16QAMで対応。
Q 全国をSFNでカバーするのは今回が初。地デジはMFN。それでも混信する。メディアフロー技術は、混信、ガードインターバルを超えたり、遅延などしても電波に基地局IDを振ってあり、どこからの電波がわかる仕組み
マ シュミレーターでSFNの遅延は1%以内に追い込める結果。測定も厳しめに。
Q 実際に置局すると混信はおきる。電波は実際に飛ばさないとわからない。
マ 徳島の混信では和歌山を調整。基地局が少ないので混信調整は大丈夫。
Q 混信抑えようと出力減らすと、カバーエリアが小さくなり、基地局増やす必要

■ マ⇒フ
Q 置局が多くコストがかかると、委託料金にハネ返る?
フ 安かろう悪かろうではダメ。ケータイユーザーのレベルは高い。確実に電波が届かないと使ってくれない。
Q コンテンツ業界にとって敷居が高い
フ タイミングにもよる。委託要件はまだ不明確。それよりカバーエリアが大事。
Q 委託料20億円かかる。BSのトラポン1つは9億円で、6MHz使える。
フ 平成32年に7000万件に増える。
Q P.7 マはソフトバンクも利用。
フ どちらにせよ、方式が決まれば全てのキャリアはそれを使わざるを得ない。メディアフローは実際にモノがアメリカで出ているし、そのコストもわかる。マの端末が公開されたのも知らなかった。
Q 海外の数字は?
フ AT&Tベライゾンの数字は非公開。
Q 海外事情
フ コンテンツはあるが、実際に端末・モノが既にあるのが重要。

■ フ⇒マ
Q 13セグメントに分かれていない。パケットヘッダーを含め6.5MHz使うのは無駄な電力を食うのでは。メディアフローは、時分割だけを受信する。
マ 蓄積型などは、帯域は使うが時間は短いので、消費電力は少ない。
Q コンテンツに依存して、省電力でいいのか。常時6MHzを受信、画質で変化?
マ ストリーミングを受けながら蓄積画面を見ている。電力消費の7割はディスプレイ、3割が受信アンテナ。
Q ISDB-Tmccはセグメント制御の信号を発信できる。ISDB-Tsbの技術。時分割は世界の趨勢。カーナビも13セグ。
A ISDB-Tmmはワンセグに近い。バージョンアップすれば

■ マ⇒フ
Q 14.5MHzの33セグ同時一括送信、ガードバンドがない。メディアフローはガードバンドなどがある。
A 技術要件は同等と認定されている。
Q 33同時送信はコストが安くなる
A 周波数インタリーブ。13.9MHz、14.5MHzを埋める。インターバル必要。伝送性能が違う。
Q 800局の調査どれくらいしている
A 148の業務をチェック。VHF-Hiの放送局からも申し出あり
Q 免許は5年間有効。置局で、ブースターやCATVとの混信もある。
A 局数が多いから対策費が多くなることにはならない
Q 5年で累損解消。10年目で累損解消

■ 会場
Q 海外?
A ISDBは物理層は同じ。
Q アメリカ?
A リアルタイム視聴が盛り上がっている。これはワンセグ視聴行動と同じ。

■ビジネスモデル

マルチメディア放送:3年目で単年黒字

2014年度 売上114億円 営業利益 8千万、普及台数 4000万台

メディアフロー:5年目で単年黒字

2016年 売上 277億円 経常利益34億円、普及台数 2020年度7000万台
委託放送役務料金、1MHzあたり年間29億円。5年契約で1年目は3.5億円

2010年6月25日 総務省

参考:

クアルコム ジェイコブズCEOがFLO技術について言及 2010年5月のUpLinkの映像
クアルコムがFLOTVユニットを売るかもというニュース 2010年5月(UpLinkでの発言を元にした記事。しかし、サイトの映像には言及箇所なし。。)

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