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2009年10月31日 (土)

アメリカのメディア、マーケティングビジネスでよく使われる英語

アメリカのカンファレンスで、よく聞く英語をまとめました。

現場で「いいこと言うねぇ」ってメモしといて、帰って考えると、「中身が無い・・・」ってことがよくあります。自信たっぷりに話してるから、聞いたときは「スゲェ」って思ってしまいます。

"We focus on this, stick with this strategy" とか自信ありげに言われると、「なるほどねぇ」って思いますよね。でも、「この戦略に沿って行動する」って、別に新しいことを言ってるわけじゃあありません。レポートに最もなりにくい会話ですね。

これを逆手にとると、とあるきまり文句を使ってれば、余計なこと言うよりマシってことで、アメ人とコミュニケーションが取れます。(あくまでもビジネス上)

たとえば、"What is your strategy?"とか"What is your perspective on that?"って聞くと、大量に長時間話し続けてくれます。日本人的には単純な質問なんですが、これが「アメリカの会話」なんかなぁと思います。

自分の言葉で話すのも大事ですが、取り繕う能力も大事。あと、名詞をそのまま動詞で使うのもアリです。

 

Relevence :
Consumer relevence (消費者との関連性)、広告クライアントのターゲット顧客層と、できあがってきた広告クリエイティブがちょっとあってないんじゃない? ってとき、consumer relevenceが無いんじゃない?なんて言います。 "What relevent to you is....." とか。

Experience :  
とにかく誰もがエクスペリエンスって言ってます。でも、訳語がない。自分は「サービス」と意訳してます。"That brings new experience" 、「あれは新しい経験を持ってくる」・・・「あれは新しいサービスだ!」くらいでしょうか。。

Platforms for digital consumer experiences ⇒ デジタルのプラットフォーム?
Improve customer experiences ⇒ 顧客満足の向上?
Create new consumer experiences ⇒ 新たなサービス開発?

Leverage :
概念的には、「最大に生かす」。"You have to leverage your customer database". 顧客数の多さをもっと生かした方がよい。みたいな。。 たいてい、 and take advantage of it みたいに続きます。

H'd'we get :
「ハァドゥィ」 でひとくくりです。 "How do we" 

As opposed to :
発言の途中で、よく聞きます。 "It certainly not, as opposed to be there" 逆に?みたいな意味?

As supposed to
「こんなフレーズ使わない!」とカリフォルニア人は言ってました。「意味はなんだ?」と聞いてもわからない、との答え・・・わからないことはないでしょうけども。たまに聞くときがある。それとも聞き間違い?
おそらく、「○○になるとして」とか「●●と仮定して」とかいった意味合いだと思います。

eyeball
人気?ニーズ "have to gather consumer eyeball"  人気を集めないと

Compelling
それしかないっ!みたいな感じ。 Compelling service ⇒ これでキマりのサービス

Viechle
モチベーション? ビークルは車です。トレインとは言わない。"engine" "driver" って言葉が聞こえたときも一緒の意味

What is your take on that?
セッションで、司会者が「ジョン、この問題についてどう考える?」ってときに使います

What made you coming here?
"Why"じゃなくて、"What made you"を使う人が結構います。「ワジュ」みたいにグシャって感じ。

---proof
ウォーター・プルーフといえば、防水。 DVR-proof と使うと、録画してタイムシフト⇒CM飛ばししない、という意味で使われます。 Live relay show is DVR-proof.

Reckon
あてにする

grok
共感、理解 deeper grok とか

in the end of the day

これはよく聞く~。「結局」、「最後には」って意味

What brought you into it?

into you とか into it は、好きになる。熱中するって意味

Are you through?

through は 終わった? 完了した?みたいな。ジムでこの機械もう使ってない?使っていい?みたいな感じ

I am deserved

やる価値あるよ!みたいな。レーシック手術やろうと思ってる」 「えー怖い」 「でもやる価値あるよ」 みたいな レーシック手術が主語じゃないので、話してる途中でウッと詰まることあり

Ne'er do well

どーしょうもない奴、ジャンクな奴とか。 P2PはNe'er Do Wellsたちがやってる・・みたいな

Five o'clock Shadow

無精ひげ。夕方5時になるとひげが伸びてくるから

When it comes to

これは口語ではあまり聞かないかも。文章だと頻繁に出てきます。「〜に関しては」、"When it comes to the advertising industry, they will be the opportunity"「広告市場に関しては、将来見込みあるよ」みたいな感じ。

2009年10月29日 (木)

Huluとテレビの食い合いはない グラボフチェアマン、NBCエンターテイメント、ユニバーサルメディアスタジオ

・ テレビドラマも格差社会。一部のヒット作がお金を稼ぐ
・ 失われたテレビ広告はもう戻ってこない
・ デジタルダラーにはなっているが、テレビ広告減少分を埋めることはない
・ テレビ視聴率低下の原因はDVRだ。インターネットではない

Marc Graboff, Chairman, NBC Entertainment and Universal Media Studios (マーク・グラボフ、NBCユニバーサル、チェアマン)
聞き手:Julia Boorstin, CNBC
2009年10月21日 12時- 
サンタ・モニカ Digital Hollywood Fall 2009

Q ジェイ・レノ(トークショー: Jay Leno)をゴールデンタイムに持ってきたことについて

- その枠の視聴率が下がる、NBCのゴールデンタイムを破壊するなど批判があるのは承知している。
- 現状、広告、視聴率とも予想より成功している。
- ジェイ・レノの後に放送するローカル系列局のニュース視聴率もあがっている。
- 他ネットワーク局の視聴率は低下している。CBSは10%。ABC11%。
- 「ジェイ・レノ・10PM・カミング」というメッセージだけを伝えた
- (注) ジェイ・レノ・ショウの30秒スポットの販売価格は、大体50,000-60,000ドル。水曜同時間帯(22時-)のCBS、'CSI: New York'は、127,941ドル。最も高いテレビ広告枠は、NBC 'Sunday Night Football'(日曜20時-)の339,700ドル。Advertising Age, 2009.10.26, p.8, 'Sunday Night Football' remains costliest TV show より。

Q テレビ広告市場の現状について

- 今年のスキャッター市場はうまく広告枠が売れた。(Scatter Market: 5月に行われるUpFrontで売れ残った広告枠を売ること)
- テレビの地位は下がっているが、広告クライアントにとって、マスにリーチできる手段はテレビしかない
- テレビ視聴率を下げているのは、インターネットストリーミングではなく、DVRだ。
- 今シーズン既に放送した「HEROES」2回分は、視聴者の30%がタイムシフトで見ていた。
- 我々は、タイムシフトに対しなにもできない。
- 新たな視聴測定の方法である「CIMM」を立ち上げた

Q タイム広告は増えているか?

- サタデー・ナイト・ライブは、バドワイザーの1社提供。
- 1社提供なので、番組中オンエアされる広告枠が減り、視聴者に支持されている

Q テレビ広告は15%縮小するといわれている。デジタル広告はこの落ち込みを埋めることができるか?

- できない。ドラマのクリエイターたちは、ドラマを作ることだけに集中していて、そのあとドラマを流行させるようなことはしない
- iTunes、海外市場・・・コンテンツをマネタイズする方法はいくらでもある。
- アップフロントで60-70%の枠を売ってしまう

Q 車メーカーは?GMはもうマス広告に帰ってこない?

- GMは戻ってくると思うけど。。ローカル市場がまだいまいち。

Q 昔、NBCは視聴率第1位だった。今は4位。どーしたら、NBCは復活できるか?

- 軸になる人気ドラマが必要だ。JJエイブラムスなど、人気クリエイターにドラマを制作してもらっている。
- 視聴率復活のプロジェクトを立ちあげている。

Q CGM、ソーシャルメディアは、テレビにどのような影響を与えるのか?

- 直接、番組のフィードバックをもらえることが素晴らしい。
- 我々は、クリエイティブな才能を持った人たちとコラボレートできるようにしている。

Q Huluは、テレビ局視聴者を食い合うか?それとも補充するか?

- カニバリゼーションはない。
- ドラマ「オフィス」をiTunesで販売している。PCで見れば、次に居間のテレビで見たくなる
- Huluは、ディスティネーションサイト、映像のポータルサイトを狙っている
- Huluでグレイズアナトミーと入力すると、ABC.comへ飛ぶ。(ディズニーがHuluに出資する前)
- 視聴者は、ABCかHuluかどうかとかどーでもいい。好きなドラマが見れればいい。
- デジタルペニーはデジタルダラーになる
- 早送りもできる。いつでも、どこでも見れるし、広告も少ない。

Q テレビの将来はどうなるか

- 消費者には、DVR、Hulu、ツイター、ブロギング、選択肢がたくさんある
- デフォルトで何かを必ず見ることはない
- 少ないヒット作と多量のダメ作に両極化
- ヒット作は、色々なプットフォームに配信され、お金を稼ぐ
- マストウォッチショウではないドラマは、シンジケーションしても広告収入が稼げない
- ドラマ制作は、とてもハイ・リスクなビジネスになっている

★参考

 Huluのマーケティング戦略  

 HuluカイラーCEO講演 in NAB Show 2008

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2009年10月26日 (月)

出版の革命 - 雑誌からの解放 - 上坂真人インタビュー

上坂真人:出版の革命

『ビジネス』としての出版を追い求めた30年 上坂真人インタビュー 

本って出すのは難しい。でも、デジタルなら?大事なのは、メディアじゃなくてコンテンツだ。

上坂さんは、出版界の外資系エリート。しかし、生き方は『ロック』だ。本人は、中央線ジャズ派らしいけど。。。「マイナー志向」の上坂さんの人生、そして今後・・・を聞いてみました。

マイナー志向  

志村 こんにちはー

上坂 いやぁ、久しぶりぃ。

志村 新ビジネスはどんな感じですか?

上坂 順調ですよ。

志村 今日は、出版界の革命児、上坂さんのめくるめく人生を振り返りつつ、メディアの産業革命について話を伺えればと思ってます。

上坂 そんな大したもんじゃないよ。大学のクラブ活動の延長を続けている感じ。

志村 出版業界を目指したきっかけから伺いたいですけれど・・・

上坂 僕、早稲田なんだけど、そこで新聞作ってたんだね。

志村 えぇ。俺も早稲田・・・ 新聞の名前は?

上坂 早稲田タイムスっていうんだけど。

志村 うっ、聞いたことあるような、ないような・・・

上坂 部室が1号館の屋根裏部屋。天井が斜めなんだよ。この前見に行ったら、新しくなっていて、屋根裏につながるはずの階段がなかった。

志村 早稲田はだいぶ変わりましたよ。僕が大隈会館脇に借りてたアパートは変わってないんだよなぁ。ビフォア・アフターとかAERAに出てた。30年変わらないって。早稲田タイムスは、編集長?

上坂 まぁ、当時は全員編集、全員広告取り、全員販売という理想を掲げてたね。たくさん書きたければ、印刷代が増えるから、つらい広告取りもたくさんせねばならない。それで、毎号編集長は変わるの。

志村 なるほど。

上坂 本キャンのまわりの雀荘とかさ、あと当時あった学生ローンとか廻って、広告取ってね。映画館、外国語学校から形成外科まで。

志村 へー。チョコトンとか?

上坂 ん?それはオレたちんときは無かったよ。

志村 学生ローンって、学費とか借りるんすか?

上坂 みんな生活苦しかったからねぇ。まわりはみんな、借りていたなあ。

志村 上坂さんも?

上坂 いやオレは実家だったから。でも印刷代の前金のために、一度借りた。

志村 早稲田タイムスの部数ってどれくらいだったんすか?

上坂 5,000部だね。印刷は、中野刑務所だよ。

志村 へぇ~。

上坂 安いんだけど、仕事は遅かったね。

志村 ほー。定価はいくらだったんですか?

上坂 値段は覚えていないなあ。

志村 どんな事を書いてたの?

上坂 社会批判。大学当局から、キャンパスに関わる政治団体、宗教団体、なんでもかんでも、部員がおかしいと思ったことを、取材して、素直に書いてた。そうそう、「提灯記事」も書きましたよー。雀荘とかの広告主から言われるわけよ。記事書いてって。真剣に悩んでだけどねぇ。みんなで罪悪感を共有しながら書いてた。

志村 あはは。上坂さんが早稲田に居たのって、何年頃なんですか?

上坂 僕は1980年卒だね。

志村 高校は?東京でしたっけ?

上坂 都立富士高ですよ。

志村 新聞作りは高校から?

上坂 いや、高校は、ラグビー。

志村 ええっ。

上坂 マイナー志向なの、オレ。

志村 あぁ・・・ ポジションは?

上坂 スクラム・ハーフ。

志村 野球じゃないんだ。

上坂 野球も好きだったよ。大洋ファンだもん。

志村 3割打てない大打者松原誠

上坂 近藤昭仁とか。。。

志村 マイナーに筋金入ってますね。実家はどこっすか?

上坂 中野ですよ。2丁目。

志村 TACTokyo Athletic Club:水泳教室があった。中央線乗ってると見える)あったあたり?

上坂 そうそう、すぐそば。小学校は桃ヶ丘小だから。

志村 僕TAC通ってたんですよねぇ。

上坂 あれ建つとき大変だったのよ。サウナ風呂ってあんまり一般的じゃなかったから、風俗施設と間違われて、変な噂が流れてさ。

 

業務系で就職 -ジャーナリズムの財政基盤を作りたい! 

 

志村 早稲田出て、最初はドコ勤めたんでしたっけ?

上坂 朝日新聞。記者じゃなくて、業務系を受けたんだよね。

志村 ほー。そりゃまたなんでですか?

上坂 世の中にジャーナリズムを支える財政基盤、システムを作りたいみたいな青雲の志。学生時代にちょっと記者の人と付き合いがあって、記者は夜討ち朝駆けで、書きたい事書けないだろうと。それなら、自分の書きたい事はバイトで外部メディアに書こうと思ってね。それと当時、村上春樹がデビューして、僕の周り全員、僕も含めて「あ、オレも小説家になれる」って思ったの。

志村 ほー。

上坂 入社したらさ、同期80人いたんだけど、記者系、業務系から1人ずつ出版局に配属になるっていうのよ。

志村 ほーほー。

上坂 タマタマ俺が行くことになってしまったんだよ。

志村 ちょっと、残念?

上坂 当時は「雑誌を読むやつは軽薄、広告なんてのは、商業ジャーナリズムだっ!必要悪だ!」なんて言って、最も馬鹿にしてたからね。

志村 おー。反骨、反権力主義。

上坂 そーそー。

志村 いいですねぇ。早稲田ぽい。

上坂 認めてる雑誌は、朝日ジャーナルのみ。

志村 時代の空気?

上坂 いや。少数派でしょう。世間では「左手に朝日ジャーナル、右手に平凡パンチって」って言ってたから。

志村 普通はバランス取るんですねぇ。

上坂 朝日新聞社内でも出版と新聞じゃあ、立場も給料も違うわけよ。記者でも、政治部、経済部、社会部で手当てが違うんだよね。

志村 へぇー。

上坂 で、まぁ4年いたんだけど、全く学ぶモノが無かったなぁ。

 

出版社にもマーケティング戦略があってよい

 

志村 日経マグロウヒル(現:日経BP)は、偶然?

上坂 新聞広告で見たんですよ。それで電通の知り合いに聞いたわけ。そしたら、マジメでいい会社だよって言われてさ。

志村 なるほど。でも、当時4年で辞めるって珍しいんじゃ?

上坂 珍しいね。マイナー路線(笑)

志村 配属は、広告ですか?

上坂 人生ずっと広告営業ですよ。社長の室伏さんっていう人が、スゴい人で、欧米式の出版社経営を日本に持ってきた人なんだよね。日本の伝統的な出版社とはまったく異なる雑誌ビジネスをやろうとしてたね。社員も、メーカーとかMR出身とか、そういう人が多かった。

志村 ほー。

上坂 入社するとまずマーケティングの本を読まされるわけ。レビット、コトラー、ポーターとかさ。

志村 「ドリル自体じゃない、ドリルで開ける穴にニーズがあるのだよ」ってやつね。

上坂 そー。読んでショック受けたね。マグロウヒルで出す雑誌も、「部数の多さじゃなくて、読者の質が重要なんだ」なんて言って。日経ビジネスは、「課長以上しか購読できません」って広告てたしね。30年前からターゲットメディアを本気でやってたんだね。

志村 ふーむ。

上坂 媒体資料も、細かいデータがたくさん掲載されててね、分厚いんだよ。アタッシュケース持ち歩いて営業してる出版社は、日経マグロウヒルだけでしょ。

志村 ほー。

上坂 企画書作って、広告提案するなんてのも、日経マグロウヒルだけだったなぁ。

志村 へー。

上坂 僕は「日経マイクロデバイス」っていう半導体製造技術者向けの雑誌の担当だったんだけど、14,000部で黒字だったからね。

志村 おー。

上坂 定期購読だと、返本ゼロだし、読者のプロフィールがわかるから広告単価も高いんだよ。そして、広告は絶対値引きしない。

志村 本屋に売ってない?

上坂 そう。私のいた頃は本屋では売ってなかった。本屋以外にも、いい流通網あるでしょ、っていうのが基本コンセプトなのね。「日経デザイン」っていう雑誌を創刊したときは、企業のデザイン室や業界の会員名簿にダイレクトメール送ったり、デザイン事務所と取引ある企業を販売代理店にしたり、デザイン関係の展示会にブースだしたり、読者がいそうな場所に出掛けてPRしたよ。

志村 なるほどねー。でもどんな雑誌かわからないのに、どーしてみんな申し込むんですか?

上坂 創刊前に、準備号を3回出すんだよ。ちゃんとフルな企画で、取材して。それで、見込み客にセールスするんだね。

志村 マーケティングがしっかりしてれば、営業は不要っていう。コトラーだっけ?

上坂 そー、理論武装して、営業するっていうスタイルが自分にあってたね。広告出稿率は、業界でトップだったし、利益率も抜群でした。

志村 もー、そのころは学生の青い部分は抜けて?

上坂 そーだね。

志村 ふむふむ。

 

インターネットの無料モデルって雑誌が原型?

 

上坂 欧米の雑誌って、そもそも定期購読がメインなんですよ。

志村 へぇ。

上坂 しかも安いんだよ。キャンペーンによって値段も違うんだけど、VOGUE』と『VANITY FAIR』が、1年間24ドルですよ。24冊だから11ドルだね。定価の80%引きとかはしょっちゅうやっちゃう。。

志村 えぇぇー。そーなんすか。

上坂 毎月200円で分厚い雑誌が自宅に郵送されてさ、カード決済、自動更新だったら、定期購読止めないでしょ。それで部数を確保して、広告で儲けるんだよ。

志村 へぇぇー。メディアビジネスってことだ。インターネットの無料モデルって、雑誌ビジネスが原型なんすか?

上坂 そーかもしれん。まぁ、配達料(雑誌の郵送料)も安いんだよね。

志村 ほー。

上坂 売上の85%は広告。

志村 雑誌ビジネスってメディアビジネスなんですね。なんかシビアな感じ。

上坂 コンデナストは雑誌しかやらない。絶対単行本には手を出さない。

志村 えー。それって、当たるかどうかわからんから? 

上坂 ノウハウが全然違うんですよ。

志村 ハリウッド・スタジオとテレビ局の関係と、全く一緒じゃな いすかー。(感動)

上坂 そーだよ。

志村 文化がどーのとか、クリエイティブとか、そんなんじゃないと。

上坂 いや、文化なんですよ、それは。しかし、質の高い読者維持して、広告で儲けるメディアビジネスってのは。ヤワじゃないわけよ。

志村 なるほど。

上坂 LIFE』は、何百万部の名簿残したまま廃刊になったからね。広告入らないと、購読料だけじゃ赤字なわけ。

志村 へぇ。(写真:1939年の『LIFE』は1冊10セントだった)

上坂 米国版『VOGUE』の売上ってどれくらいか知ってる?1冊(月刊)20億円ですよ。日本の『VOGUE』は、1年で30億円ですから。

志村 なにぃー。なんでそんなに違うんですか。

上坂 そりゃ部数が違うから。だからさ、欧米の出版社ってのは、儲かる事業、ビッグビジネスとして、巨大コングロマリットの一部門になってるんだよね。

志村 へぇー。

上坂 アシェット婦人画報の親会社は、ラガルデールLagardère )っていうエアバスとか防衛産業やってるコンゴロマリットですよ。出版事業も、エアバスと同じポジションにあるわけよ。 (現在、ラガルデール・アクティブに名称変更。同社CEOのJulien Billot氏のインタビュー, 2009年3月13日、マイコミジャーナル)

志村 ほー。GENBCユニバーサルを持ってるのと同じですか。

上坂 そーそー。

志村 日本の出版社は、市場が大きくて、今まで独立で経営できていたってことすか?

上坂 いや。欧米の方がスケールがデカいってことかな。出版事業は儲かるってことで投資対象になってんだから。マグロウヒルもコンデナストもマンハッタンのド真ん中に50階建てのビルが建ってるから。欧米では出版界のニュースは新聞のビジネス面に掲載されるけど、日本では文化面のニュースなんだよね。

志村 ふーむ。

上坂 これから、日本もそーなりますよ。

志村 出版社は買収されていくんですか?やっぱ、オールドメディアは、単体で生き残れないってこと?

上坂 いや。そーじゃくて、ビジネス化していく。プレーヤーが交代する。投資対象になるってことだよ。たとえば、トヨタが講談社買収したり、東急グループが集英社を買ったりすることが起こるよ。トヨタは年間広告費4,000億円ですよ。出版市場と同じ。出版社なんて安いもんですよ。

志村 なるほどねー。

上坂 海外のファンドとかさ。興味あるみたいよ。

志村 でも、出版業界は、不況って言われてますよね???

上坂 いや、流通システムとか形態や収入構造を変えればビジネスとして成り立つんですよ。

志村 それが、上坂さんのやりたいこと?

上坂 そう。マグロウヒル流のシステムを作りたいわけよ。デジタル時代に合った形で。

志村 ふーむ。でも、そのマグロウヒルはなんで辞めたんですか?

上坂 すっごい勉強になったけど、マグロウヒルの広告営業ってさ、クライアントに対して何もしてあげられないんだよね。値引きもないし。ただ、広告枠を売ってるだけ。

志村 なるほど、マシンだ。

上坂 そー、マシン。

志村 仕組みがしっかりしてるだけに、現場に裁量の幅がないんですね。

上坂 そー。それで、ちょっとイヤになったんだね。まぁ、それが産業化ってことなんだけど。家庭内手工業から工場生産へ。

志村 なるほどねー。

 

タイアップはメディアを滅ぼす!悪のサイクル

 

上坂 まぁ、それで1990年にマガジンハウスに移ったわけ。

志村 いい時代?

上坂 全盛期の末期だね。もーさ、社風が全然違うのよ。

志村 やっぱり。

上坂 営業の企画書を書いていると「そんなのいらねぇ。大事なのは、客と飲んだりすることだろ」なんてね。クライアントから「媒体資料を」って言われると、「そんなのありません」って答えてたからね。

志村 オモロイっ!

上坂 でもさ、給料いいわけ。ボーナスが夏8ヶ月、冬6ヶ月でたから。

志村 イエーイ!

上坂 「anan」は100万部出てたから。タイアップ広告も完全に編集部主導。クライアントの要望より編集テイスト優先。絶頂期ですね。

志村 上から目線。

上坂 いや、編集テイストを支持してくれる読者目線重視なんだけどね。そこが崩れ始めたんだなあ。でも、だんだん崩れ始めたわけじゃない。

志村 なんでなんすか?

上坂 高額の広告を出してくれるクライアントの服を、編集テイストに関係なく掲載し始めてからじゃないかな。

志村 ふむふむ。

上坂 広告主の服を記事で言及する習慣ができてしまった。

志村 ふーん。タイアップ?提灯記事?

上坂 自分の好きなファッションだけが載ってるから雑誌を買うんだよね。それが、自分の感覚と違う服が載るようになったら、そんなの誰も買わないよね。

志村 読者目線から離れてった。

上坂 読者は敏感ですよ。定期購読じゃないしさ。エッジ効かない内容にはお金払わないわけよ。

志村 読者数って、どれくらいの期間で減るんですか?

上坂 1年くらいだね。

志村 あらら。

上坂 部数が落ちて売上減ると、タイアップに頼るようになるんですよ。1,000万円収入得るために、500円の雑誌売ろうと思ったら20,000部売らなきゃいけないわけよ。でも、広告なら大口1社が決まればね、可能性はあるじゃない。

志村 はい。

上坂 タイアップ広告だと、クライアントが原稿直せとかって言ってくるんだよね。大口クライアントだと編集部が修正依頼を断れない。すると、記事がつまらなくなり、読者が減る。読者が減ると、ますますタイアップ広告に頼る、という悪のサイクルに入ってしまうんですね。マグロウヒルの時のように、広告主に読者を提示しているときは良かったけど、もう、広告主に「編集」を売り始めていたんだね。

志村 それ、テレビと同じじゃないですか!

上坂 そう。タイアップはメディアを滅ぼす。

志村 名言だなぁ。毒まんじゅうですね。

上坂 広告取ってくる営業部は、顧客(広告主)のために色々してあげることがなんで悪いんだ、ってことを主張するしさ。

志村 なるほど。出版社の中で、広告営業部門と販売営業部門は、分離してるから。

上坂 そう。でも、広告クライアントは、メディアの先の読者にアクセスしたいわけだよ。だから、広告クライアントとメディアは、本来同じ目線なわけ。でも、生き残ることが目的化すると目先の利益に飛びつくよね。それでコンテンツを疎かにしちゃう。

志村 販売部署の立場は弱いんですか。読者からの反応を吸い上げるというか。

上坂 そうですね。広告と編集って、やっぱり記事連動で華やかな雰囲気だけど、販売って取次と書店さん相手だから。ただ、取次と書店ルート以外を開拓しない販売もダメだよね。マグロウヒルは、書店以外の販売ルートを自ら開拓してたから。私の持論「広告部が雑誌の中身に対してクチをだしてる雑誌は、2年でダメになる。

志村 キメますねぇ。

 

BRUTUSの復活

 

上坂 マガジンハウスの「BRUTUS」って雑誌が、当時潰れそうだったんだよね。広告が16ページあったんだけど、半分の8ページが自社稿な状態。そこで、当時ムック編集部にいた斎藤さんを編集長にして、なんかやってみようってことになったんだよ。

志村 ふむふむ。

上坂 その斎藤さんが、欧米のマーケティングスタイルを理解してる人でねぇ。「広告貰ったら、記事にする」という、悪しき風習を止めたわけ。たとえば、車の特集組んでも、車メーカーのタイアップ広告を取らないんだね。そしたら、内容が面白いって評判になって、復活したんだよね。広告も自然に入るようになった。

志村 へぇー。

上坂 そんな成功をもとに、斎藤さんは斎藤さんで、会社に、変革案を出した。

志村 ふむふむ。

上坂 自分も雑誌ごとに事業部制にしてくれって提案したんだよ。全然毛色の違う雑誌の広告営業を一緒にやろうってのはおかしいでしょ??

志村 そ、そうですね。。

上坂 広告営業と販売営業も同じ目線で一つの雑誌に集中したほうがいいじゃない。会社には受け入れられなかったけど。

志村 それで次の会社に移ったんですか?

 

出版社にはいいコンテンツ作る能力はない?

 

上坂 そうだね。2002年に日経コンデナストに移ったんだけど、実は、2年前に、誘われたけど、いろいろあって、落ちたんですよ。

志村 ほー。

上坂 それで、2001年に「BRUTUS」の斎藤さんが、コンデナストの社長にスカウトされたんだよ。でも、斎藤さんは、マガジンハウスのチームは連れていかないって言って、俺はそのまま残ったんだよね。

志村 ほー。

上坂 でも、1年後に、自分が斎藤社長から誘われて入ったわけです。

志村 ポジションはなんでしたっけ?

上坂 最後は副社長でした。

志村 すごいっ!それで、アシェット婦人画報に移ったのは?

上坂 2006年かな。お誘いを受けて。コンデナストは素敵な会社で安定していたけど、やっぱり、『VOGUE』と『GQ』は、特殊な雑誌だと思われているからね。

志村 なんか上坂さんて、高級人材なんすねー。

上坂 マイナーだから。ともかく、自分の出版ビジネスのノウハウを日本の主流の考え方にしたくてね。

志村 それは、達成できたんですか?

上坂 いや。結局もう出版社にはいいコンテンツ作る能力残ってないってことに気付いた。だって、ずーっと出版市場って縮小してるわけじゃない。市場が答えだしてるんだよ。

志村 ぎょぉー。

上坂 それで、辞めたのよ。

志村 何歳ですか?

上坂 52歳かな。

志村 早稲田タイムスから30年かぁ。

上坂 ジャーナリズムを支える出版システムを作りたいね。

 

出版のビジネススキームを作る

 

志村 システムねぇ。なんかいいネーミングないんすか?

上坂 それが・・・ないのよ。

志村 呼びづらいのよねぇ。

上坂 まぁともかく、本は書店だけでなく、もっと売れる場所があるわけ。それと、コンテンツはエッジが利いたもの。広告は、値引きなしで、やるっていう仕組み。欧米流のモデルを日本にも根付かせたい。

志村 それってどういうものなんですか?

上坂 ともかく発想の解放かなあ。雑誌の編集者だけがコンテンツを作れるわけでもないし、流通させるメディアが雑誌である必要もない。コンテンツが認められれば、そこからビジネスが拡大すると思ってる。

志村 たとえば?

上坂 取材先や広告主企業のPR業務を代行したり、サイトやカタログ製作、さらにはスタッフ教育から空間設計を請けてもいいんだよ。無限のビジネスの可能性があると思うね。その可能性を実現するのが僕がやりたいメディアが企業として成立するシステムなのよ。

志村 発展しますねぇ。

上坂 精神科医がこころの雑誌作ったら、信用あるコンテンツが作れるんでしょ。

志村 は、はい。

上坂 僕の言うシステムは、メディアでない実ビジネスをしている人たちが、自分たちの情報を発信しやすくする仕組み、ってことになるかな。

志村 ふーむ。

上坂 フレンチレストランがフランス文化についてのメディア作ったら、絶対面白い。一度、システムを作ったら、コンテンツの発想は無限に広がるよ。

志村 デジタル展開ですよね?

上坂 そう。でもそれにこだわる必要もない。オリジナル・コンテンツだったら、違うメディアに提供できるから、それで儲ける仕組み。

 

エンタメ革命!

 

志村 エンタメとはなんでしょうか?

上坂 質のいいコンテンツでしょ。質のいいコンテンツこそ、人を楽しませる。分野は関係ない。現在「エンタメ」と称しているコンテンツの大多数は、エンタメとは言えない。プロフェッショナルと呼ばれる人たちがあまりに軽く作りすぎている結果だね。

志村 CGMのほうがよく見られてるかも。

上坂 うん。

志村 今までメディアって、プロっていう名前のもとにコンテンツ制作を独占して、良質なコンテンツ作れる人と、それを求める人の間に立って邪魔してきたんじゃないですか?

上坂 そーお?

志村 上坂さんのシステムも、コンテンツはメディアが作るんじゃなくて、眠ってる情報を顕在化するってことですよね。

上坂 そーかなぁ。

志村 良質なコンテンツを探すとき、グーグルがあれば特定メディアは要らないんじゃないですか?

上坂 それが盲点なのよー!! IT系の人たちが普通に思ってることは、普通の人には難しいんだよ。わかってるぅ?検索とかさ、iPhoneとか。。

志村 あぁ、そうか。それはそうですね。

上坂 そこに、僕の言ってるシステムの存在価値があるんです。革命なの。

志村 なるほどぉー。

上坂真人インタビュー その2 サーチじゃなくてセレクト はコチラ

2009年10月19日 (月)

ロードサイド広告のデジタルサイネージ

屋外看板広告もデジタルサイネージ

- ロスのベニス通り(Venice St)で、5つ見かけました。
- そのうち4つは、Clear Channel 社のボード。Clear Channel Digital Outdoor Network
- 残りひとつは、CBS
- 出稿クライアントは、Yahoo!、AFI(Audi?)、など
- 広告枠は、8秒
- 次々と変わります。(上の動画参照)
- 映像は奇麗。映えます。
- 見かけたデジタルボードは、全部同じクライアントでした

セブンイレブンのキャンペーンキャラクターがNHKのドーモくん

ソニー PSP GOの広告も目立つ

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サンタモニカのケーブルテレビ

-  ハントリー・ホテル。
- テレビはLG。
- Lodgenet:映画有料オンデマンド、無料ゲームなども
- 全部で24ch。
- 流れていたCM: ホンダ’civic’、FiOS、U-Verse、AT&TとGermin(ナビ)、エクスペディア、タイムワーナーケーブル、ソニー(PSP GOのCM)、eブックリーダー
- IPTVのテレビ広告は、衛星放送、ケーブルテレビとの比較CM。HDが売り。フリーHD、ブロードバンド。
- タイムワーナーは、テレビ+ブロードバンドで月額74ドル
- FiOSは、120以上のHDチャンネル ⇒ 画像がウリ。HDも圧縮してない
- FiOSは、79ドル

参考  北京・香港・サンディエゴ編

参考  サンタモニカ生活編

 

 

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2009年10月12日 (月)

E-book Ripples in the cup

Another one bites the dust?? Magazines, Publishers...

Who's Next? Well, Kindle won't be the one. But how will it get sucess in the cell phone spreading Japanese market. Everything can be done on the cell phone here, such as buying clothes, the commuting pass payment, TV, and reading novels. The cell phone penetarates over 100%. Any piece of pie for Kindle?

Quite few people read English written books. So, the Kindle does not become the kuro-fune, the black warship coming to Japan forced the Edo government to quit its sealed off policy, for the Japanese publishing houses. It will not be until Kindle carries Japanese books that the publishing industry scent the danger.

★ Japanese Newspapers Rush to Mobile

Publisher's eye put on TV sets.  Mainichi, one of the top three news media in Japan, opens its TV browser service at CEATEC. You can read news on the big screen as the same style of paper. TV viewing rates are supported by boomers. TV as the news paper screen is a good idea. The big fonts are easy to read. No paper is good for ecology :) It would charge monthly fee, but how much it would be is not decided yet.   

Sankei, around 1.5 million circulation news paper, has launched its iPhone service. It displays exactly the same version on the iPhone. You can flick the paper as it is on the iPhone.This is free of charge.

★  Manga Slides... on your mobile 

Digital publishing has turned out huge on the cell phone in Japan. Especially manga on mobile is coming. EZweb, one of Japanese telco KDDI's wireless brand name, has mobile phone app. In CEATEC, it exhibit the new manga browser.

Paper manga are saved as picture and transited on mobile. So, reading mobile manga is like seeing a slide show. Editors meteculouslly compose each frame of manga with the technique of cut-in, dissolve or so forth. This is very different experience from the magazine reading. (see the video below)

The guy in CEATEC EZweb booth said, 'Kindle would not get popularity in Japan.' he has a skeptical mind on the specific use device. 'The cell phone has much versatility than Kindle does.' Japanese has kept improved the mobile usability before the Kindle come in. The supposed competitors do not seem to think much of it. 

★ No Corsica in Their Dictionary? 

Tokyo based start-up Enigmo launched the magazine sharing service, Corsica on October 7th. It provides the digital copy of magazine, so users can read favorite magazines online with no software download or installation. Enigmo purchases  copies of magazines exactly the same number of copy users order online. Then, it digital-scans and provides users with online reading experience. 

It scratches the publish giants nerves. JMPA asked Enigomo to quit the service in order to protect the copyright of publishers. Enigmo said that this the representative for a personal copy of magazines therefore they don't see it as a copyright violation.

My friend from the publishing industry, told me, "First of all, I doubt that contets of magazine deserve for the sustainable busines model. You know, they haven't been going well on their home format, paper." Wow, "Many internet start-ups have too much illusion at the incumbent contents, such as magazine articles, novels, cover stories. What they have to do is to creat new contents associated with online culture."

■ Who Let the Kindle out?

What contents do you want to pay for? That's the issue of pubilishing industry. Kindle is the new distribution and new opportunity to get more attention for the publishers. Whether it catches the luck or not depends on the industry's will itself.

★ Miscellaneous in Japan

-  College textbooks are not so heavy as the US ones
-  Amazon.com share is 40% in Japan
-  Some friends use Kindle as sleep installer, as it speaks in English
-  Few enjoy English books

-  Enigmo said that Corsica applys for those who are not JMPA members. Some members, however, want a contract with Corsica because it buy a copy anyway.

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2009年10月10日 (土)

Hulu、2009年度赤字3,300万ドル

■ Huluの赤字は3,300万ドル

- テレビ局は、1視聴者あたり年間920ドルの広告収入をHuluに奪われる
- Huluは、1時間に4回広告を挿入。単価は、50ドル(CPM:1,000人あたり)
- テレビは、32回。単価35ドル。
- Huluは、2009年度3,300万ドル赤字
- 7月のユーザー数は、3,800万人、4億5700万回視聴。全米で6位。CBSは9位
- 全米の動画ユーザー数は、1億5,800万人
- テレビの月間視聴者数141時間、ネット動画は3時間11分

参考: p.5, New Media Markets, Sptember 18, 2009 Soleil Securitiesの発表

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ケーブルテレビ市場、今後5年間成長せず・・・

■ 2014年デジタルケーブルテレビ市場は、2008年度と同規模

- 西ヨーロッパのペイTV市場は、2011年に326億ドル。2014年には319億ドルに減少
- 現在2/3がデジタル移行完了。2014年には93%に
- 地デジのために、有料放送に加入するのは、9,684万世帯。全世帯1憶7940万世帯の54%
- 地デジで被害を被るのは、ケーブルTV
- デジタルケーブルTV市場は、2012年に76億ドル、2014年は75.6億ドル、3,490万世帯加入。2008年度のアナログケーブル市場より縮小。
- IPTVは35億ドル、1,950万世帯加入

参考: p.7, New Media Markets, Sptember 18, 2009 Informa Telecoms & Media

- 2009年、トリプルプレー加入数(1,083万)がテレビ単独加入数(875万)を抜いた。
- オンデマンド市場、2008年10億ドル、2014年27億ドル
- アナログケーブルテレビ加入数、2014年にまだ1,250万件もいる。2008年は。3,260万
- 市場規模は、2014年36億ドル。2008年は88億ドル
- ケーブルテレビ(デジアナ)市場規模は、2008年111億ドルから2014年140億ドルへ

■ 参考 Boxeeとケーブルテレビの白熱した議論。オーバー・ザ・トップと有料課金モデル

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2009年10月 6日 (火)

Huluってどーよ! ヤマ×シム対談 

ヤマ×シム対談:Huluってどーよ!

TBSブーブの担当!山脇伸介さん(TBSテレビ コンテンツ事業局)と『テレビ(マスコミ)の将来』について語りあってみました。TBSのツイッターはこちら をクリック

★ 3年後のテレビは、Huluとヤフー動画に??★



■ その後のツイッター

志村  どーすか、その後ツイッターは

山脇  いやぁ、前回のシムさんとの対談が、結構評判よくてさぁ

志村  あらま。そりゃよかったすー

山脇  でも相変わらず悩み中。だってまだフォロワー2600だもん。

志村  結構いるじゃない。

山脇  いやぁ、匍匐前進ですよ。だって、毎日新聞は13万超えてるんですよ。

志村  差は広がってるんすか?

山脇  広がってます。こっちは1日30人くらいしか増えないし。

志村  増えてるじゃないすか。

山脇  そうかなあ・・・。同じ系列の「情熱大陸」(毎日放送)に追い抜かれそうだし。

志村  そーなんだ。

山脇  でもさ、最近番組と関係ないこともつぶやいちゃってるんだけど、これがケッコー評判いいみたいで。

志村  あんまり番宣ばかりやられてもねぇ。

山脇  そーそー。でもあんまり掛け離れてもいかんし

志村  つらいなぁ。

山脇  あと、今はCS放送の「TBSチャンネル」としてやってるじゃない。そもそも、TBSテレビでやらなくていいの?という感じも出てきました。

志村  でも、あのアカウントがCSのTBSチャンネルでTBSじゃないって誰も気にしてないんじゃない。。。

山脇  あらまっ。そうですか?

志村  これからTBSの話題も担当するわけですか。

山脇  まー、いまもやってますけどね。



★ TBS、YouTubeでニュース配信!



志村  そーいえば、YouTubeで始めたじゃないですか。TBS。

山脇  そーなんですよ!。これからはYouTubeのリンクとかつぶやけばいいのかなぁ。

志村  そりゃ逆でしょ。YouTubeのTBSニュースに、『このニュースをツイッターする』というリンクを貼るんじゃないですか?シェア(共有)させないと意味ないですよ。

山脇  でもさ、ウチのYouTube、iPhoneで見れないんだよねぇ。

 

志村  なんでぇー。

山脇  うーん。技術的なことはよくわからんけど。

志村  なんか、ブレーキとアクセルを一緒に踏んでる状態ですか・・

山脇  でも、テレビという自分が育ってきた環境を考えると、ブレーキかけたくなる感覚もわかるんですよ。

志村  ほー。

山脇  やっぱり、自分の作った映像をフリーな状態で出すというのは、どうもしっくり いかないんですよねぇ。この番組にしか使わないという条件で撮影しているのもあるし。番組素材使いたいときは社内でも絶対に断りいれるのが常識ですよ。

志村  それはわかるけど。クリエイターはより多くの人に見てもらいたいわけでしょ。

山脇  そーだけど。テレビの制作現場は、あくまでお金もらって作っているからこそ、プロなんだと思う。シムさんも自分で描いた絵とか勝手に使われてたらどう?

志村  無問題ですね。

山脇  アーティストなんだねぇ。でも、アーティストの中でも、訴えたりする人もいるでしょ。

志村  でもアメリカのCBSなんかは、広告見てくれればどんな手段でもいいんですよ。TBSは違うんすか。

山脇  いや、広告つけばOKです。ただ広告のつけ方は、地上波のこと考えたら、まだまだ検討が必要だけど。そーいや、ツイッターでYouTubeやりますって書いたら、そんなことやってないで、iTunesで販売しろっ!っていう書き込みがあってさ。

志村  するんすか?

山脇  いや、そんなとこまで話行ってません。

志村  ありゃま。ABCなんか、iTunesで販売するわ、Huluに出資すするし、マーブル買収したし。。

山脇  そーそー。「最多配信」と決めて徹底してるもんね。最強だよね。

志村  マネしたらいいじゃない。



● メディアじゃダメ、テレビ、モバイルにも対応できるプラットフォーム



志村  昨日(10月1日)の読売新聞にニューズ社のマードック会長が、新聞の有料配信プラットフォームをやるって書いてありましたよ。いろんな新聞を集めてやるみたいですよ。

山脇  それって儲かるの??お金の配分も難しそう・・・

志村  そりゃわからんけど。それしか方法ないでしょー。先週行ってきたDEMOfall 09に、新聞の有料配信システムをパッケージ化したZ-Commerceってのが出品されてましたよ。

山脇  ふーん。まぁバラバラでやってもダメだよねえ。テレビ局もNHKとか民放とかと一緒にやらないと??

志村  プラットフォーム論てやつ。ネットでユーザーとクリエイターが直接つながると言われてたけど、アマゾン、eBay、グーグル、YouTube、人間の生理としてなにかしらアクセスできる「場」が欲しいという。

山脇  そーそー。

志村  大事なのは、インターネットのプラットフォームで勝ち残るのは分野ごとに1社だけってとこですよ。テレビ局みたいに、何局も併存するってのは、アナログで規制があった時代で終わり。

山脇  ぎょえ!でも、ブランド力はあると思うんだけど!?

志村  だから、ブランド力あるうちに、インターネットに進出しろっつーね。もう遅いけど・・・

山脇  ぎょぎょぎょおー

志村  今現在での、ビジネス戦略の解は、テレビ局が集まって一つのプラットフォームを作るってことじゃないー。あくまで、いまの時点で、ですよ。流れ速いから、3ヶ月後には変わってるかもしれん。でも、コマース、検索広告、本とプラットフォームが確立されて、全部アメリカ企業ですけど・・・ 映像分野だけ、まだプラットフォームが確立されてないから。

山脇  うんうん。イギリスのKangarooみたいにね。

志村  そーそー。あれは潰れちゃったけど。いまは、Canvas?イギリスじゃ、BBCとITVとか国営放送と民放が組んでやってるじゃないすか。

山脇  うーん。

志村  NHKオンデマンドとTBSも一緒にやったらいいんじゃないですか?

山脇  うーん。

志村  ネットの世界のバリューチェーンって、ユーザー>プラットフォーム>コンテンツなんですよね。

山脇  そーね。

志村  テレビ局は、ユーザーと直接接していたメディアだったわけだけど、そこからコンテンツサプライヤー側に、立ち位置を一歩ズラして考えないと。

山脇  そーなんですよ。ビジネスモデルが「destination(最終メディア)」から「distribution(流通)」に変わるということだよね。今までの感覚だとピタッと来ない人も多いと思うけど。

志村  放送業は装置産業だっ!なんていうオジサンがいたけど、今やdistributionは、アウトソースの時代なんすよねぇ。クラウド、SaaSとか。



● クラウド時代のテレビを考える



山脇  おー、今はやりのクラウドですね(笑) テレビにはどう影響してくるの?

志村  この前、ブライトコーブの人に話を聞いたら、配信コストが全然安いんだって。映像配信、CDN(Contents Delivary Network )の分野もある意味、鎖国状態で、外資がオファーする配信コストってゼロが一つか二つ違うみたいですよ。

山脇  へぇ。あれって、ウチでもやってるやつですよね。

志村  そーす。配信コストが下がれば、広告モデルも成り立つって言ってましたよ。

山脇  へー、それいい話聞いた

志村  CDNとコンテンツサプライヤーの間に位置するのが、ブライトコーブなんですが、キーポイントの一つは、アドネットワークとのつなぎこみらしいです。なんでもIAB(Interactive Adbertizing Bureau)基準にそれぞれのアドネットワークが少しずつカスタマイズしてるらしくて、そのつなぎこみが難しいだって。

山脇  どう難しいの??

志村  実際に広告配信しようとすると、それぞれのアドネットワーク用にチューニングが必要らしいっす。そこをブライトコーブは全部パッケージ化してる。

山脇  つまり、いちいちチューニングしないでいける、と。

志村  DEMOでも、ほとんど全てのベンチャーがクラウドを利用してましたね。

山脇  設備コストがどんどん下がるってことだよね。

志村  そうそう。昔のトレソーラは、配信コストが原因で失敗したって、聞いたことあります。

山脇  へえ。コストが安いってのは、朗報です。この不景気で、新しいビジネスモデルを探さんといかん訳だし。安くできるにこしたことない。でもそれって結局、インターネットになっちゃうってことなのか・・・

志村  そーですよ。設備コストが下がるってことは、市場参入しやすくなるってことでもあるから。やっぱり、オリジナルのコンテンツを持ってる人が強くなる世の中になりますよー



★ Hulu どーよ



山脇  アメリカ行ってきたばっかしのシムさん!Huluだけどさ。最近どーなのよ?

志村  相変わらず好調なんじゃないすか。YouTubeとHuluでオンライン動画配信引っ張っていく感じ。

山脇  やっぱり伸びてんだ。

志村  でも、ビュー数は、まだYouTubeの20分の1ですけどね。

山脇  YouTubeは変な動画を見てる数も含まれてるんでしょ。

志村  そーすね。

山脇  じゃあ、やっぱり「プレミアム・コンテンツはHulu」みたいになってんだ。

志村  そーですね。

山脇  うーん。これからやっぱりHuluかねぇ

志村  まぁ、とにかく1社でやってもダメですよ。そーいや向こうだと、「フールゥー」って発音してるんだけど、こっちの新聞とかで「フル」って但し書きついてるの見ると、この書き手信用ならんって思いますね。どーでもいいけど。。

山脇  (笑) CBSはどーしてるの。名誉ある孤立みたいな感じなの

志村  そーなんじゃないすかね。クィンシー・スミス(このテック・クランチの記事オモシロイです)っていう人がデジタル部門のトップにいて、デジタルメディア買収したり、ベンチャーにコンテンツ提供したりしてますよ。

山脇  ほー。デジタル部門って、柔軟な既成概念にしばられない人持ってこなきゃダメだよね。フルオープンな人。

志村  日本のテレビ局のデジタル部門って、インターネット扱ってるのに、偏狭な人多い気がする。情報囲い込系の人。

山脇  うーむ。

志村  スミスさんは最近、コムキャスト(アメリカのケーブルテレビ最大手、2400万人加入)のOndemand OnlineとかTV Everywhereとかと話を進めてるんだって。

山脇  あれは無料?

志村  いや、ケーブル加入者向けなので、有料ですね。

山脇  なるほどね。

志村  もうHuluジャパン作っちゃいましょうよ。

山脇  うーん。でも、日本では日テレとフジがヤフー動画に出資したじゃない?

志村  ヤフー動画は日本国内でしょ。なんか夢ないっすよねぇ。また、ガラパゴスなの?みたいな。コンテンツ立国って言ってるわりに、大海に乗り出して羽ばたく感がないよねぇ。

山脇  うーん。

志村  Huluだと、アメリカとか世界に配信できる。

山脇  そーだよね。でも広告は?アメリカで見られても広告つかないんじゃ?

志村  いや、アメリカで見てるときはアメリカの企業のCMがつくんすよ。

山脇  ほお、いいねえそれ。そういやあ「ガキの使い」とか「ナルト」はHuluに載ってたもんね。

志村  見ましたよ、向こうで。英語の字幕が付いてるだよね。世界に飛び出るっていいじゃない?

山脇  分母が広がる話はいいですよ。でも、ヤフー動画は本当に日本オンリーなの?

志村  そりゃそーでしょ。Yahoo! Inc.,と別でやってるんだから

山脇  理論上は海外配信も可能な気もするがあ・・・。

志村  まぁ、配信する分にはいいけども。この前サンディエゴでSam GoodyっていうDVDとか売ってるお店行ってきたんすよ。結構大きい。

山脇  フムフム

志村  もうねぇ、アニメコーナーがドカんっと。NHKのドーモくんのぬいぐるみとかグッズまで置いてありましたから。

山脇  なるほど。世界に配信してると、DVDとかグッズも売れるかもしれんわけですね。ブーブも売れるかな??

志村  コミュニケーション力次第??Huluはイギリスでも始めたし。

山脇  でも、ちょっと外資ってことが不安です。

志村  んー、でも香港行くと、ケーブルテレビの最初のチャンネルがもう英語ですから。ほぼ英語のチャンネル。NHKの国際放送があったり。この開放的なとこがいいですよ。国なんて関係ないっていう。

山脇  うん。海外に配信されるってのはチャンスですよね。

志村  香港のチャンネル、NBC系ばかっりでしたよ。イギリスでもチャンネル提供してるし。NBC。マカオもねぇ、巨大でスゴかった・・・

山脇  アジアはあるよね。いや、変な話、日本のドラマとかドキュメンタリーが米国でウケるのはちょっと難しい気がするんですよ。ABCがソックリな番組やってるけど。。でも、アジアならアリ?

志村  んー。なるほどー。でも、もう無理じゃないですか。東京ラブストーリーまでは中国の友達も知ってたけど・・・それ以降は自分たちで作ってるもん。

山脇  そうかぁ。でもHuluが世界のハブチャンネルを目指してるのはわかる。日本はどうすっかなあ??

志村  もう、Huluジャパンじゃなくて、香港拠点のHuluアジアがいいっ!

山脇  シムさんいいねぇ。夢あるねぇ。

志村  Huluはロス在住のエージェントが日本に来て交渉してるというのは聞いたけど。

山脇  あー、なんか聞いたことあります。会ってみたいですね。



★ コンテンツ立国も、タレントの力量あってこそ



山脇  アメリカの俳優って人格立ってるよね。事務所がコントロールするとかいう概念ももともとないし。

志村  そうそう。なんか海外の俳優とかアーティストって、社会人としてのビジネス感覚あったり、社会問題に関わったり、大人な感じがする。

山脇  そうそう。

志村  英語話せたりとか、芸が確立してるとか、知識があって社会問題に関心あるとか、そういうタレントがないと世界に出ていけないと思います。

山脇  うーん。Huluアジアでスターになる人でますか

志村  どうかなー。日本ではテレビ中心にお金が回ってて、それをあてにする刹那的アイドルの乱造になってると思うんですよね。コンテンツ立国って言うからには、俳優や歌手なんかのパフォーマー育成まで踏み込む必要性がありそう。

山脇  今みたいに半年ごとに売れっ子が代わるよーじゃ、大変かもねえ。結局、アニメのキャクターだったりして。

志村  それでも、いいよー。



▲ 地デジってテレビ局に得なの??



山脇  地デジってどうなの?テレビ局に得なの?この前も、一般の方に「地デジ化で家計への負担が大きい」って怒られちゃったんだけど。

志村  いやぁ、全く得じゃないでしょ。テレビじゃなくてモバイルに代わるってことですから。LTE(Long Term Evolution)ってのが来年末くらいに始まるみたいですよ。そしたら、モバイルでブロードバンドっす。

山脇  なっ、なにぃー。そーいや、ビックカメラの店員さんも言ってました。

志村  ヤマさんのiPhoneでテレビ見れるんすよ。インターネット経由の。ワンセグじゃないすよ。

山脇  うーん。なんだかねぇ。

志村  通信とラジオが1920年に分かれて、1950年にテレビが始まって、これからはワイヤレスに電波を使うって決めたんですね。時代の境目ですね。。。

山脇  いまさら日本だけ地デジ移行しないってことはできないよね。

志村  また、そんな・・・

山脇  (うるうる)まぁ、今までいい思いしてきたからってことかぁ・・・

志村  でもテレビ業界にもイノベーションがおきて楽しいですよ。

山脇  そっ、そーでしょうか!?

志村  だって新しいモノ好きだもん。2008年の9月と2009年の9月って全然違う風景だよねぇ。これって90年代のテレビ産業には考えられない。

山脇  ねぇ。だって、ヤマワキiPhone持ったの今年の5月ですよ。去年ツイッターやってなかったし。今じゃヨーコ・オノにも質問できちゃうし。

志村  テレビの3年後なんて想像つかないよー。3年後っていったら2011年。地デジですね。

山脇  うーん、テレビはどーなっちゃうんだろ?

志村  Huluとヤフー動画じゃない。

山脇  「・・・」

★ 広告っていう概念がどう進化するか?

志村  今回の話まとめると、プラットフォームってのが大事で、テレビ局は、立ち位置を少し横にズラしてコンテンツサプライヤーになるってのが今の解ですよ、ってことすかね。メディアって概念は、ニュースは紙、小説は紙、ドラマはテレビみたいな、コンテンツとインフラが垂直統合されてた時代の遺物であって、ネット時代は、モバイル、テレビ、PCどこにでも配信できる仕組みが必要だっていう。

山脇  そこが分かれ目ですね。BBCみたいに「放送局」止めて、完全な「コンテンツサプライヤー」になるか?「サプライヤー兼プラットフォーム」であり続けるか?その意味で、Huluの今後はとても気になります。ボク的には「テレビ局連合でポータルサイト構築」という夢が捨てきれないんだけどおおおおお・・・

志村  いいけどぉー。できんのぉぉ??

山脇  あと、ブライトコーブみたいな話を聞くと、広告ってインターネットに侵食されてるって感覚でいたけど、違うのね・・・

志村  そーですね

山脇  景気回復したら、どーのって話じゃなくて、広告っていう概念自体が変容していく気がします

志村  もう外界に出たほーがいいよ。

山脇  うーん。

志村  だって、夢あるじゃない。給料下がっても夢ある生き方のほうがいいと思うけど・・・

山脇  TBSにも夢はあるぶう!!

また次回・・・

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2009年10月 5日 (月)

コンテンツ・ウィンドウ戦略 - アメリカ ハリウッド映画スタジオとテレビ局の歴史 -

「PDF版:コンテンツ・ウィンドウ戦略①」資料をダウンロード

「PDF版:コンテンツ・ウィンドウ戦略②」資料をダウンロード

アメリカ、映画とテレビの歴史まとめ メモ

【映画】

1891年   エジソンが特許、MPPC創設

- 東欧ユダヤ系移民の人々、ワーナー、フォックス、メイヤー、ザッカー(パラマウント)がボストン・ニューヨークで路上(ニッケル・オデオン、ロードショウ)で

- 客も労働者階級移民層

1907年   ハリウッドでシーリグ社が初めて撮影

- ハリウッドに移動 ⇒ エジソン影響下から逃れる

1927年    音声付き映画、Jazz Singer, Al Jolson
1930年代  8大メジャー(MGM、ワーナー、RKO、コロムビア、20世紀フォックス、パラマウント、ユニバーサル、ユナイテッド・アーティスツ)
1940年代  映画動員数9,000万人(人口の2/3が毎週映画館へ)
1958年    動員数4,000万人に減少

- 1953年  RKO倒産

ワーナー・ブラザーズ

- 1956年  ワーナー兄弟、持株をファースト・ナショナル銀行に売却
- 1958年  ワーナー・ブラザーズのハリー・ワーナー死去
- 1966年  カナダの番組配給会社セブン・アーツ社に売却
- 1969年  キニー社(スティーブ・ロス、不動産、レンタカー事業)4億ドルで買収
- 1981年  タイム社と合併、タイム・ワーナー
- 2001年  AOL合併
- 2009年  タイム・ワーナー・ケーブル分離

MGM

ホテル王カーク・カーコリアンが買収
ソニーがライブラリ買収

パラマウント

1966年  ガルフ&ウェスタン社に買収
1993年  バイアコム(サムナー・レッドストーン)買収。100億ドル 
ディズニー前社長のマイケル・アイズナー、バリー・ディラーが居た会社、映画「さよならハリウッド」

ユニバーサル

1912年  カール・レムリ創立
1957年  MCA(Music of Cooperation America, ルー・ワッサーマン)に買収
1990年  松下が買収
1995年  シーグラム買収(カナダの飲料メーカーだけど、エドガー・ブロンフマンは音楽事業をしていた)
2000年  ヴィヴェンディ買収(元々水道会社。フランス人ジャン・マリエ・メシエがメディア事業始める。W杯放映権を高く買いすぎ事業行き詰まり)
2004年  GEジャック・ウェルチが買収(メシエの株を買い取り80%所有)、NBCユニバーサルに

コロンビア

1924年 コーン兄弟設立
1982年 コカ・コーラ買収
1989年 ソニー買収 48億ドル 

アメリカ映画産業

-  映画産業就業人口250万人

- 81%が社員10人未満の企業

-  136億ドルの輸出超過

-  年間600本公開

-  海外市場(183億ドル)で、米国市場(98億ドル)の2倍稼ぐ。

-  アメリカ映画興収は、1999年から10年間で20億ドル増えた。1999年73億ドル

- 2004年から5年間は6億ドルしか増えていない。その間、海外市場は50億ドル増加

- 映画チケット代は、10年で2ドル高くなった。1999年5.08ドル、2008年7.18ドル

- 映画館に行く人は、4大スポーツ見に行く人のの10倍。映画13億人。スポーツ1.4億人

(参照)

映画史を学ぶクリティカルワーズ、村山匡一郎、フィルムアート社
ビッグピクチャー、エドワードJ・エプスタイン、塩谷紘訳 早川書房 
The Economic Impact of the Motion Picture & Television Industry on the United States, April 2009, MPAA
Theatrical Market Statistics 2008, MPAA

【テレビ】

1936年 BBC
1939年 NBC、GEの一部門として発足
1952年 日本テレビ放送網開始

NBC

サーノフ、タイタニック号の救助信号を受信
1986年 GE傘下に
2004年 NBCユニバーサルに

CBS

2004年 バイアコムから分離

ABC

1943年 NBCから分離
1995年 ディズニーに買収

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2009年10月 2日 (金)

DEMO Fall 09 from the Japanese Perspective

Small talk with Naoko Umeda san, ' What intrigued us in DEMO Fall 09? ' , Suitengu shrine, Ningyo-cho, Tokyo

 

Say you want a revolution, well you know... count me out

She points out that the incooporate SNS like Dekks powered by Indigo would be necsessary for us to improve productivity. Dekks gives us a good tool for the 'right person at right place' case.

Sure it does. However, so many productivity improving gadgets are out there and I have not seen them get the job done. Why? One of the reasons is that employees don't want to new tools. They think it lowers the productivity to use unfamiliar tools. They are now sutisfied just email or having a small talk.

The lower white-color productivity bottlenecks for the better work flow or larger surpass. But in Japanese situation, we need to spare us out of the bureaucratic process of decision making first. General or accountant stuff works hard with happiness to make so many rules to say that we need to keep our security, account rule change or the SOX act :) Rules piled up with keeping to send e-mails from general affair division. Some enterprises seem like the empire of the social democracy in the capitalism world. After removing this bureaucratic system, the incooperate SNS would work well. 

Lost in Translation? Well, machine will help you..

Translation is the next generation keyword in the online business.

Chinese, Indian or most of European entrepreneurs pitch their services in the global market. 70% of online conversation is in non English. Mobile is the first computer for people in the emerging market. SMS reaches billions of users everyday. There are huge opportunity among the start-ups.

Dubzer, the machine translation developer, sees the bright future in the translation business. But, is it possible for the symple argolithm to apply the multiple translation? The Dubzer CEO, Anjali Gupta said, 'We can do that'. Their argolithm determines the way of transition each alpahabet, Chinese characters or Japanese hiragana. It works automatically and learns the way with organic.

Google already has machine translation service, and few people think that works well. However, I see the search results of Google translation when I serach some foreign news. It will be productive for many non English speakers to use their mother tongues to understand the information written in English. 

A DEMO producer, Chris Shiply pointed out that Web 3.0 will be the 'distribution web' where the real world information carrys on the digital world. More spread the internet will, more people with non English speakers will log on. The new horizne of internet industry streaches on the Africa or Asian with local language and non techy people. 

Zipangu or Galapagos?? Where to go, our ahead mobile market?

Azlan S. Shahabudin COO in Rseven, the mobile calender sync service, said, 'We focus on the mobile calendar because this is universal service. That's the way it is.' Rseven records every activity on daily life and archives it.You can check what you did on the paticular day. 

 

There were other share the calendar or leverage-friend-list services at DEMO fall 09. Lunchster will makes you a lunch master and Tungle gives availability of share the schedule for you with friends. Most of them use iPhone platform.

Those are intersting for me, but I am not familiar with the leverage of my own friends lists. There is interesting cultural differences. The US people like social and we don't. Instead of busines use, most of the mobile sevice here in Japan is for amusement such as casual games and fortune teller. Teens or many commuters check the email (not SMS), writes what they are doing on SNS, or reading mobile literature.

I told Mr. Shahabudin that we use a notebook to manage their schedule. He said, 'Never' :D 'Hello! Kitty' note books are the schedule manager. 

Mr. Shahabudin said, 'Japanese mobile service are crazy, we don't understant that.' The cuteness, or kawaii, is the key to the success in the mobile business here. It could be teens who have initiated how to use mobile phones. Decome, or mail application to decorative their mail, or Emoji, cute ascii art for email don't exist without their enthuisiasm for the mobile communication. We thought we are ahead in the mobile market. But, is it a zipangu or glapagos??

Japan has the lack of our ability of developping 'platform'. Google, Amazon or Facebook... all the online platforms come from the U.S. We have Yahoo! Japan, which is the only search engine that Google can't overwhelm in the local market. Mixi is the number one SNS, which

has eight million subscribers. Docomo i-mode has enjoyed the paid contents model for a decade. Mobile restaurant search is familiar for many years. Our distress is none of our convinient service goes abroad as global platform. Masochistically, we called our mobile market Galapagos, where the evolution occured by own in each of island.

News paper dilemma, free, to be or not to be

Z-commerce, powered by Zuora, would solve the Japanese media congromarites dilemma, free or pay. As the US or any other nwes paper companies do, Japanese newpapers suffer from their structual downturn economy. Asahi and Nikkei has annouced that they will end in deficit in the fiscal year of 2009.  It seems that they can not figure out the digital transition solution yet. Z-commerce has all in one package. Good solution for those Japanese media giants.They should contact with them.

Well, here are some thoughts on DEMO.. If you come to Tokyo, pleased to show you around, sushi in the fish market can't be missed :))

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2009年10月 1日 (木)

世界のケーブルテレビとインターネット

ケーブルテレビのチャンネル、インターネット状況をメモる

■ 2009年9月 ロサンゼルス ハリウッド

-  ハリウッドのルネッサンス・ホテル。1泊200ドルくらい。
-  チャンネル数は、30ch
ー  薄型テレビ。LG製
-  アナログ放送を受信?、画像はとてもクリア

-  ニュースはローカルのネタばかり。鳩山さんの国連演説は、USA TodayやWall Street Journalでは報道されていました。でも、テレビでは見かけませんでした。オバマさんがどこかの州知事と会った、などのネタはやっていた。

-  テレビで目立つのは、ケーブルテレビのCM。ロスではタイムワーナーの広告がかなりの頻度で入ってました。あとは、食料品メーカー。たまにケータイキャリア。

-  今シーズンから放映時間を21時に早めたジェイ・レノ・ショウ、番組の最後に必ず、『今からローカルニュースの時間!』みたいなことを言ってます。
-  地デジ移行したアメリカですが、画面にはアナログの文字。2007年、ここに泊まったときは、デジタルの文字がでていました
-  インターネットは、ワイヤレス。1日、12.95ドル。
-  USA TodayとWall Street Journalはタダ。1階ロビーに置いてある
-  レモン水が置いてある

■ サンディエゴ Sofia Hotel

- テレビは小さい(20型?くらい)の薄型
- 画像は乱れるし、チャンネルもなんかおかしい。のであまり見れなかった・・・
- 近くに巨大なNBCサンディエゴのビルがある
- ネットは、フロント1階がフリーWifi。パソコン(3台)とプリンター(1台)もある。
- 1階ロビーは、ソファがあって、ノンビリネットできる
- 部屋もラインが引かれ無料

- 古いレンガのビルを改築したおしゃれなホテル
- 1泊120ドルくらい
- USATodayはタダ

- フロントにあるレモン水、おいしい。オシャレなホテル行くとよく見かます

■ ロサンゼルス 2

-  ラディソンホテル・エアポート。空港近くのホテル。1泊100ドルくらい。
-  21ch

-  基本的なチャンネルのみ

-  新しいチャンネルはない。

-  テレビはブラウン管。アナログ?映りはとても悪い

-  インターネットはワイヤレス。無料

-  アメリカでチェーンのホテルに泊まると、こんな感じ。

■ 香港

- 薄型テレビ。中国製。画像は奇麗。

-  27ch
-  英語放送、NHK国際放送、NBC系が多い
-  画像はたいへん奇麗
-  1チャンネル目が、英語放送というところが、香港ぽいっす
-  大陸のテレビとは、だいぶ様相が違います。

- インターネットは有料。

 

2009年8月 北京 

-  1泊4000円程度の宿。護国寺賓館。フロントの人がいちおう英語話せる感じの宿
-  テレビは薄型。中国製。結構格好いい。
-  映りもよい。
-  チャンネル数 60ch
-  CCTV、北京TV、中国系がほとんど
-  各州のテレビ局を放送。
-  中国の番組も字幕入り。広東語はわからないよ
-  ニュースで日本の話題も結構取り上げていた
-  麻生首相の靖国参拝する、しないなども。
-  インターネットは無い。
-  ケーブルテレビ普及率85%、地デジ移行もOK?
-  なんかずっとケータイ端末のCMを流しているチャンネルもあった

北京ケーブルテレビのリモコン








北京の天気予報。日本もかろうじて映っている

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