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2009年7月29日 (水)

バリー・ソネンフェルド監督 講演、テレビ局は自らのビジネスモデルを崩壊させてしまった・・・ - NAB 2008 -

・ 3Dは、テレビ、パソコンでは体験できない付加価値を持っている

・ 昔は、テレビ番組で曜日がわかった

Barry Sonnenfeld (バリー・ソネンフェルド)監督 講演

主な作品: Pushing Daisies, Men in Black, Men in Black 2, Get Shorty

2008.04.16 Las Vegas, NAB 2008

■ ドラマ、映画の製作費が高騰、撮影技法も変化した

- 映画、テレビドラマの制作環境は様変わりしてしまった。

- 制作費は高騰し、変った、新しいコンセプトのドラマは制作しずらくなっている

- ドラマの制作スタイルも、物語風にビジュアルを重視したものになっている

- 大部分の映画館はデジタル・サラウンド施設を持っているが、あまり使われてない

- モバイルなど、デバイスはどんどん小さくなる。


■ 3Dに注目している

- 3Dが提供する付加価値は、モバイルやPCでは体験できない映像だ

- ハリウッド・スタジオは、いい映画を作るというのミッションと別に、映画にユニークな付加価値を加えたいと思っている

- 様々な角度からの映像を楽しめるスポーツは3Dに最適ではないだろうか

- 今後新たな撮影ルール、ノウハウが開発されるだろう

- 最初のリプレイは、同じカメラの映像でやるべきだろう

■ インターネットはメッセージである

- マクルーハンは、「メディアはメッセージである」と言った。その言葉は、このインターネット時代でも生きている

- ケーブルテレビが普及した当初、メジャーなテレビドラマが見れる仕組みと捉えていたが、徐々にオリジナルコンテンツを制作、放送し始めた

- インターネットも同じ道を辿っている

- インターネットは、中毒性がある

- 14歳の姪はPCより大きなスクリーンを見ていない。。。

- どれだけのインタビュアーが、グーグル検索で得られる間違った情報をもとに、私のインタビューをしたか・・・

- グーグルの検索結果が真実と信じられており、匿名のニュース、情報が氾濫、ジャーナリズムを崩壊させた

- プライバシー問題も深刻だ。

- エレクトロニック・ネイバーフッド (Electronic Neighborhood)との付き合いが増えた

■ テレビ局のインターネット配信について

- テレビ局は、自分たちの付加価値である時間編成モデルを自ら崩壊させてしまった

- マスマーケットを追いかけすぎるあまり、インターネット配信に熱心すぎる

- ザ・ソプラノズが、視聴者が放送時間にテレビの前に居ないと見れない、最後のテレビ・ドラマになるだろう

- 自分もテレビを見るときは、パソコンをそばに置いている

- 我々は、テレビ番組の放送日で曜日がわかった。1972年のとある土曜、コメディ・ナイトは質がよかった


Q.テクノロジー、DVDの意味

-  メン・イン・ブラック2は、DVDセールスのおかげで利益がでた

-  ハリウッド・スタジオは、DVDで利益回収しようと、DVD発売を早め過ぎた。劇場公開後、3-4ヶ月後にDVDを出すことで、劇場で映画を見る人が減った。これはスタジオの間違いだ。

-  DVDは、映画の違うバージョンのひとつと捉えている

2009年7月24日 (金)

プレミアム・コンテンツを大事に育てる - Digital Hollywood Fall 2007 -

・ ブランドを大事にしたコンテンツの有料課金ビジネスモデルもある

Branded Media Marketing - TV, Film, Broadband, Podcasting & Blogging, Mobile, Music and Games – Reinventing the Commerce & Media Model

- Steve Livingston, Chief Marketing Officer, mBlox
- Chris Petrovic, Vice President, Digital Media, Playboy
- Mike Sepso, chairman and co-founder, Major League Gaming
- Jessica Friedberg, Director of Integrated Marketing, RealNetworks
- Andrea Gingold, VP of Marketing, Screenvision
- David Getson, CEO, g-NET Media, Moderator

Wednesday, October 31st 2007, 9:00 AM - 10:15 AM,  Los Angels

Q. 自社紹介を

mBlox  イギリスは、人口がアメリカの6分の1なのに、モバイルの配信市場は、10倍以上の規模。モバイルを使ったTVのブランディングはイギリスの方が進んでいる。公式サイトか、非公式か。7:3で勝手サイト。アメリカはまだまだ逆。広がってない。テクノロジーで、マーケットの違いを解決している。

Playboy  出版を軸に、マルチ・プラットフォームでもコンテンツを活用している。新たなコンテンツ、メディアに出て行くときには、独自のROI基準がある。

Screenvision  映画館の映画宣伝を制作したり、広告枠を売ったりしている。映画広告の40%は、TVで行われている。映画広告もマルチ・プラットフォームになっている。テキスト、リングトーンなど、ミックス・マーケティング。

Real Networks  B to Bビジネス。RollingStone.comをやっている。出版も含めメディア企業は、サイロは縦割り。そのサイロをヨコ串でつないでユーザに提供できる。コンシューマとのコラボが大事。

Q. コンテンツ・プロバイダにとって、縦割りの状況は健全か?

MLG  異なるメディアをつないでいく必要がある。

Playboy  ネット上のPlayboyっぽいコンテンツの9割は違法。自分たちとしては、閉じられたルールの中でコンテンツを売っていきたい。サイロは壊したくない。

Q. 有料課金モデルと無料広告、ユーザーの好みは?

Playboy  我々にはブランドがあり、有料でやりたいが、明日はどうなっているかは分からない。

MLG  インフラが沢山ありすぎる。それぞれにあわせたビジネスモデルが出来ていくのだろう。

mBlox  マイクロペイメントが合っている。リングトーンは、200億ドル市場。iTunesよりも大きい。

Real Networks  プレミアム番組が売れる。ゲームには無料のものが沢山ある。

Q. どのコンテンツをオンラインにするのか?

Playboy  1994年からやっている。プレミアム・セントリックモデル。有料。

Real Networks  RollingStone.comを見ていると、紙媒体はコストが掛かる。お客にプリントさせる方式が成長中。

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動画ビジネス、儲からない?⇒プラットフォームかコンテンツのいずれかが悪い - Digital Hollywood Fall 2007 -

・ Huluは、コンテンツの自由度が高まっている証拠

・ オンライン配信のコンテンツは、過去アーカイブで、さらにDVD化、シンジケーションされないものだけである。テレビとインターネットのカニバリゼーションはない

Hollywood Reinvented! Internet Video, Mobile, User Generated Media, IPTV and Broadband as Next Generation Mass Media Programming and Big Business

- Lewis Henderson, Senior Vice President, William Morris Agency
- Colin Decker, Director, Content & Programming for Yahoo! Video, Yahoo! Inc.
- Erik Flannigan, Executive Vice President, Digital Media - MTV Networks Entertainment Group
- Terry Mackin, Executive Vice President, Hearst-Argyle Television
- Marc DeBevoise, SVP of Business Development and Strategy, Starz Media LLC
- Ron Grover, Bureau Manager, Los Angeles, BusinessWeek, Moderator

Q. インターネットTVは新たなビジネスになるのか?

William Morris Agency 視聴者の選択だが、カニバリを起こすわけではなく、市場は成長するBB世帯の16%で、インターネットTV利用経験あり。TV視聴は安定(←DVRによる3日後までの視聴を含めるとなおさら)

Startz  若者は漫画を見ている。見ているのは無料だから。

MTV  ネット対応のコンテンツは、過去のアーカイブ。そのうちDVD化、シンジケートの可能性のないもの。カニバリの心配はない。タグ付けにより視聴を増やすことが出来る。YouTubeのように。

Hearst-Argyle  ネットで長尺の番組は観ないだろう。ニールセンのデータは、ビジネスモデルの違い。Huluは、オンライン上で視聴者が何を欲しがっているのかを知るチャンスだ。

MTV  若者の視聴者層にとって、TV視聴が大きな意味を持つという発想は古い。MP3、iPodで見てしまう時代。

Hearst-Argyle  若者がオンライン好き、というのには賛成しかねる。

MTV  SpikeTVでの調査では48%は30日以内に、ネットでTVを観ていた。

Q. ビジネス面での面白いアイディア

Startz  大金は稼げないがProfitable。Unbox、Xbox、iTunesなど。提供コストは安い。DVDは配送等にコスト。

Hearst-Argyle  儲からない、ということは、プラットフォームかコンテンツのいずれかが悪い。長期的視野で投資をすべき。

Startz  先週のCDの売り上げのトップは、たったの7万7,000枚。UGMの方がよほど人気がある。

Hearst  YouTubeはテキスト広告を動画に入れ始めていて、それは興味深い。

William Morris Agency  Long Formコンテンツが良いのではないか?

Q. 好きなサイト

MTV  Disney.com/古いメディアと新たメディアが融合している

Q.Huluについて

MTV  コンテンツの自由度が高まっている証拠。TV以外にもコンテンツが消費される世界が広がっている。

Hearst  コンテンツには独占と非独占の2種類がある。シンジケートをする時の自由度に影響する。今でも縦割りの組織構造になっているので、TV局も戦略的な行動が必要だろう。

Q. ネット中立性について

Hearst-Argyle  オープン・アクセスには賛成

Q. 最近気になるプロダクト

Hearst  Slingbox

Startz  Xbox

Q. 今後1年間の予想

William Morris Agency  CATVが出てきたり、新たにメディアが出てきたときと同じ。オンラインに上手く対応していく。

Hearst-Argyle  モバイルでのナビゲーションとバイラル・マーケが大事。より大きな広告ネットワークが出てくる。

Q,悪いほうの出来事

脚本家ストライキが続く
著作権問題

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CGMとプレミアムコンテンツのミックスでビジネス - Digital Hollywood Fall 2007 -

・ 消費者からお金を貰うモデルは必要ない

・ ネットワークTV局がブロードバンド配信を強化している。CATVはお金をもらえなくなるのではないか?

Bridging TV and Broadband: Strategic Relationships - Advertising, Technology & Content Part I
- Bob Leverone, VP, Television, Dow Jones
- Dave Brown, Senior Product Marketing Manager, Consumer/Residential Solutions, Cisco Systems
- Phil Wiser, Chairman and President, Building B
- Rich Cusick, SVP, Digital Media, TV Guide
- Jonathan Bokor, Vice President, Business Development, TANDBERG Television
- Rebecca Baldwin, General Manager, Zap2it, Tribune Media Services
- Rex Wong, CEO, Dave Networks
- Will Richmond, President, Broadband Directions LLC, Moderator

Wednesday, October 31st10:45 AM - Noon Los Angels
 

Q. ビジネスの現状

Dow Jones    UGMは非常に伸びている。人々はプロシューマーになっている。

TV Guide    PVRを日本でやっている。消費者には、本人と関連性の高いガイダンスが必要。Typeのサーチを提供していて、400くらいのアフィリエイト。

Tribune Media Service (TMS)    夏からブロードバンドでTVガイドを提供。25カ国。

Q. 成長モデルのキーポイント/課題

TV Guide    テレビは、技術的には成熟していて、UGCの方に可能性がある。ハリウッドの映画が成長するとは思えない。ブロードバンドでも、視聴者はプロ・コンテンツを観たがる。

Dow Jones    コンテンツがカギ。色々なソースからニュースが集まるが、そこで品質管理をすることが大事。News on Demandが今後は期待できる。

TMS    ビデオをニュースに添付できることに期待がある。

Q. ブロードバンド時代に、どのように戦略転換をしていくのか?

TV Guide    自社ブランドを強化する。Dow Jonesと競争する必要はなく、TV Guideなりのプロフェッショナリティを追求していきたい。ビデオリサーチを入れることなどを考え、自社ブランドを深めていきたい。

TMS    同感。UGMは必要なく、プロフェッショナルなコンテンツを提供していきたい。

Dave Networks    プロフェッショナルとUGMをミックスして頑張りたい。TVで提供できないコンテンツ、例えばゲームショウなどを充実させていきたい。

Q. ナビゲーションについて

Dow Jones    100万人のサブスクリプション。読者同士のコメント等、読者間の口コミに期待している。映像体験よりもリッチなものだと思う。コミュニティも必要ない。記事に驚けば、自然にコメントをしたり、友人に送ったりするので、それで十分。

Cisco    CATVはナビゲーションの役割を果たしている。ブロードバンドの中でも、Comcastのサイトは22番目に見られている。Video 2.0はTV 2.0よりも先に進んでいて、STB等で独自の利用体験を提供している。300チャネルというのは、UGMの数よりも少ないが、消費者は他人から何かを勧められたい。サーチはダメ。単語の標準化、メタデータの付随が必要になる。消費者の動向を把握した上で、オススメを提供するセマンティック・ウェブのようなものが良いだろう。ComcastのZiddioは、コントロールされたVOD/UGCを提供している。

Tandberg    消費者がお金を稼げるようにしなければいけない。番組が沢山あるコミュニティをつくらなければいけない。ビットレート、エンコードを一任できるプラットフォームを統一すべき。

TV Guide  90%以上の視聴者は、Sit Backして観ている。ネットはごく少数。消費者からお金を貰う仕組みなど必要ない。

Dow Jones  TV自体もタイムシフトやHDにより、見やすくなっていっている。UGCは、画面は小さく、市場も小さい。

Q. 短尺(Short Format)の番組は人気が出るのか?

Dave Networks  プロデューサになりたい人が数多くいることの証明。ネットワークTV局も、そうした映像に今後は頼るだろう。

Tandberg  ショート・フォームは氾濫しすぎている。どこでも観れる映像をコピーしているだけで、必然性は無い。Ebayは、Ebayでしか出来ない効率性、体験を提供して成功しているが、UGMはExclusiveではないのでダメ。

Dow Jones    ショート・フォーマットは、新聞ビジネスと同じ。それをマルチ・メディア・エクスペリエンスで提供している。

Cisco    マッシュアップは有望だ。

Q. アグリゲートするのと、しないもの、どちらが主流になるのか

TMS    番組にロイヤリティがあるのであり、ネットワークTV局には無い。

Tandberg    プレイリストがあるので、自分でアグリゲートすることは考えられる。コンテンツ・ビジネスは、ABC等も含めみなブロードバンドに載せ始めているので、CATVはお金をもらえなくなるのではないか?1回のダウンロードを2.50ドルとしても十分儲かる。番組へのアクセスが簡単になっている。

Dow Jones    ブロードバンドは、プロモーションのツール。無料の口コミの仕組みに、ハリウッドスタジオがやられてしまっている。

Tandberg     CATVは、これからも絶対にオープンにならない。

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2009年7月23日 (木)

短尺動画のビジネスモデル - Digital Hollywood Fall 2007 -

・ グローバルに考える

The Broadband Video Tipping Point: Availability of Vast Content and Multiplatform Portability - Advertising, Analytics & Distribution Strategies
- Todd Narwid, SVP of Worldwide Sales at Narrowstep
- Tim Street, Creator/Executive Producer, French Maid TV
- Jeffrey Peel, Managing Director - Quadriga Consulting for Crea8ivity.com
- Christopher Myers, Chief Operating Officer, SIVOO
- Brett Wilson, Co-founder and CEO, TUBEMOGUL
- Hayden Black, writer/actor/producer, Goodnight Burbank
- Susan Cashen, Vice President, Marketing, Mywaves
- David Bloom, Associate Dean and Chief Communications Officer, USC Marshall School of Business, Moderator

Thursday, November 1st, 2007, 9:30 AM - 10:45 AM Los Angels

Q. ビジネスの状況を教えて

Cre8tivity  ニッチ・マーケット向けにコンテンツを作っている。サブスクリプションで提携。

French Maid TV  6つのエピソードが2,300万回視聴されている。YouTubeでは、350万回。グローバルに考える必要がある。個人的には、HeroesはTivoで観ているが、チャンネルで見ているわけではない。Single Multi-Channelだといえる。

Q. ブロードバンドの登場による、インフラの今後の変化について、5年スパンで。

NarrowStep  インド人のオーディエンスは世界中にいる。英語のコンテンツは色々な国で観られている。オープンにした方が良い。

George  ロングテールの自体。Sports、Sex、Stupidity。私的なものを流しても誰も欲しがらない。消費者が欲しがるのは、例えばパンティ。9,700万回ダウンロードされた。スポーツは、ハイライトに人気がある。言葉が必要ない。

Cre8tivity  インタラクティブ性が大事。American Idolなどの例。

Q. モバイルにおける広告、スポンサーシップ

MyWaves  ネットで映像を観るのはタダ。いま20万チャネルある。今はCPMをベースにリベニュー・シェアをしている。ロングテールだけでやっているわけではない。Early Adopterは、モバイル・ゲームを沢山する。一般消費者向けには、よりグローバルに考える。

Cre8tivity  コンテンツに合わせてスポンサーを集って、シンジケートすれば番組の価値が上がる。

George  広告代理店はライブイベントを求めている。Yahoo! Sportsではすぐに対応でき、500万人が観たイベント。TVは生中継の枠が無ければ対応できない。

French Maid TV  広告の評価基準がまだ無い。今のニューメディアは、前のメディアで使っていたものをそのまま使っている感じ。

Burbank  プリロール広告をやっている。SNSをブラブラするのと、無料でコンテンツ視聴するのは同じでない。

Tubemogul  消費者のデータを売っている。広告枠を買うよりも、面白いクリエイターを雇って、コンテンツを作った方がよい

Q. Creeativityとは

French Maid TV    「Be Funny, Be Sexy」スペクタクル性がまずあり、ストーリーがそれに続く。スターウォーズがその一例。コントロールをしたいからポッドキャストでやっている。購読者の人数がバリューを決める。

MyWaves    PCよりもモバイルでウェブにアクセスする人が多い。WAPで提供するのがメリットがあるのか。

Cre8tivity    3GSMでは、Bollywoodが大量にスポンサーになっていた。

Q. ユーザーがレベニューシェアに参加すべき(REVVERの例など)

French Maid TV  50%、50%で実際にシェアしている。第3者が転送し、再生されれば、さらに20%の収入になる。

Tubemogul  AdSenceやYoutube。電話会社はゲーム・コンテンツに注力している。それを売れば、ビジネスにつながる。

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ミュージシャンの売り込み方 - Digital Hollywood Fall 2007 -

・新たなメディア、イノベーションに、音楽業界は人脈はない。音楽業界から働きかけるべき

Music 2.0- The Revolution Continues- Broadband Music- Subscription Services and Platforms in a Music 2.0 world

- Eric Garland - CEO, Big Champagne
- Lee Knife, General Counsel, Director of Business and Legal Affairs, Digital Media Association (DiMA)
- Will Urban, Former SVP/Creative Development, MP3.com
- Jeremy Wineberg, Co- Founder/A&R, Invisible DJ Records
- Ricky Schultz, Consulting Managing Director, Resonance Records
- Jeff Leven, Attorney at Davis Shapiro Lewit & Hayes
- Guy Eckstine, co- founder/CEO, MIAATV.COM, Moderatorsic 2.0 – Revolution Continues

Wednesday, Oct. 31st. 12 Noon PM, 2007, Los Angels

Q. アーティストはどのように収入を得るのか?

- 楽曲を作ったら、どのようなメディアであれ、メディアを介して売る
- 未だにTV等にライセンスを売るのは大きなビジネス
- モバイルは、小額のビジネスながら、規模は大きい
- MobiTVのような融合事例もある
- 業界は人脈ビジネス。
- 新たなメディアには人脈がなく、音楽業界側から働きかける必要がある
- スターバックス等、新たな配給網も同様。
- 今までのビッグ・ビジネスとは異なり、違う姿勢で取り組む必要がある。

- ローカルの無名バンドにとっては、選択肢が増えている時代。

Q. 人気がある、ということの基準は何か?

- トップ10というのはCDの売上げに基づく。
- 『ポピュラー』の基準が多様化している。

- レベニュー・シェアのモデルになりつつある。
- 小額のものを集める方向に変わって行っている。

- ローカルバンドでも、人気が出れば、楽曲だけでなく、ファッション等色々なものに波及できる。
- マネタイズはパッケージだけではなくなる。
- MTVはビデオばかり流していたが、今はティーン向けのファッション等にも注目。

Q. 携帯電話は、グローバルな音楽流通になりえるか?

- 道を歩いていて、好きな曲が聞こえたらそれをダウンロードして聞く、というような利便性。
- 米国で売れている端末はRAZR。でもRAZRには音楽機能はない。⇒配信について積極的になりつつある。
- クオリティは、64kか128kで十分。

- 利便性は重要。Verizonも1.99ドルのダウンロード・サービス。実際は2.49ドル。
- サービスは良くないにせよ、この先の市場ではある。
- 中国でもインドでも携帯は、生活の一部。音楽がそこに入るのは自然なこと。
- リングトーン、リングバックトーンの市場は既に大きい。音楽のモバイルへの広がりは期待できる。

Q. クリエイターが売り込むにはどうしたらいいか?

- アカウント・メディア・ディレクター(広告主)に売り込むのが良い
- 市場が細分化している
- トヨタのどの車にフィットするものなのか、というところまで絞り込むべき
- キャンペーンも、前もって組み立てている。1年以上先を見越して持ち込む。

参考 ミュージシャンの売り込み方2 2009年版

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2009年7月14日 (火)

短尺、ロングテール、双方向性・・・将来のコンテンツの姿 - Digital Hollywood 2007 -

・ディスティネーション・サイトの構築が困難

・番組のブランド化が重要

Broadband as a Strategic Entertainment Platform: Content, Advertising and Brandingas a Strategic Entertainment Platform

Tuesday, October 30th, 2007
3:50 PM - 5:00 PM Los Angels

- Matthew Evans, Vice President, Digital Media and head of NBC Universal Digital Studios
- Jon Vlassopulos, VP, Digital Media, Endemol USA
- Betsy Scolnik, President, National Geographic Digital Media
- Brent Weinstein, CEO, 60Frames Entertainment
- Joe Michaels, Senior Director, Business Development, MSN Entertainment & Video
- Jeff Berman, GM, MySpace TV
- Tim Chang, Principal, Norwest Venture Partners, Moderator

Q. コンテンツサイドから見るとブロードバンドのプラットフォームは、統合したり多様化しているように見える。広告など、新たなビジネスモデルは無いか?

MySpace  SNSは、SNM、つまりSocial Network Mediaである。ユーザは、「We」 (⇔You)で発想する。SNSは、Deep Community Experienceである。ユーザになるべくワンクリックで済むようにサービスを提供している

60Frames  UGCが盛り上がっているが、質は良くない。プロフェッショナルはコストが掛かる。60Framesは、その中間を狙っている。しかも、アグリゲーションでなくて、オリジナルで勝負する。料理が上手かったり、趣味の世界で才能がある人はいる。オリジナル・コンテンツや、そのマネジメントの事務所機能もビジネスモデルとして成立する。音楽産業は同じ流れにある。才能のある人は、どこにでもいる。それを発掘して、コンテンツを制作する。

NBCユニバーサル  ロングテール・コンテンツが新しいモデルになると思う。特に、参加型の番組(例:Junior Brat)には可能性がある。ライセンス購入ではなく、NBCユニバーサル自前で作っている。

Endemol  双方向番組を10年以上作っている。最近、コムキャストと番組を作った。視聴者の50%が番組に参加した。また、キッズ向けの番組も成長すると思う。ウェブでのゲームとTVの融合をBBCのCBBCでやっている。

Q. オンラインの番組はTVとどのような関係があるのか?

National Geographic  短尺映像をオンライン用に制作している。それをユーザがシェアし

たり、会話のネタにしたりする材料になっている。ユーザーがコミュニケートするのは、買ってきた番組を集めるだけではダメで、ナショナル・ジオグラフィックは、オリジナル番組だから可能になtっている。また、毎日メールニュースを出している(かなりのロングテール)。これもオープンにしていて、ファン同士のコミュニケーションが盛んになっている。一方通行の会話ではダメ。

Q. ネット上のコンテンツはコンテンツホルダー側のコントロールを失うことになる。良いことか、悪いことか?

Endemol  (制作者側の立場から)デスティネーションをどこにするかを決めるのが困難。番組のブランド作りが大事。

National Geographic  ウィジェットに注目している。ただ、ウィジェットの貼られ先までコントロールできない。要注意。

Q.  Loss Controlになった場合のリスク

60Frames  オンラインでやる場合、綿密な計画でなく、成り行きでリスクを埋め合わせている。

National Geographic  小規模だからそうできる。自分のブランドに忠実であるべき。

Endemol  ブランドが大事。

NBCユニバーサル  ブランドも大事だが、ブランドを作っていくのは困難。

Q. 今どのようなコンテンツを考えているか?

National Geographic  Tell Story。この番組が、どれだけ違っていて、どれだけ特別がを伝える。Stand Aloneの番組ではダメだ。

60Frames  短尺の番組はコメディ。これからはウェブでの長尺番組が成長するだろう。

MySpace  自分たちのプラットフォームで自動的に番組が作られていく。

NBCユニバーサル  伝統的なマスメディアは今でも利益があがっている。広告主は、リスクをとって投資しているようなもの。

Q. オンラインの広告モデルについて

Endemol  新たな広告統計手法が必要。

MySpace  ウチのデータベースを使えば、自然にデータが揃う。

60Frames  今までのメディア・バイヤーは、この時間帯だから、このくらいのオーディエンスが見込める、という予測で広告枠を買わされてきた。自分たちは、ターゲットにあったコンテンツを作っている。(ターゲットありき)それは、広告主にとって、コストの削減につながっている。

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メディア・ビジネスからコンテンツ・ビジネスに再定義される映像市場 - Digital Hollywood Fall 2007 -

・ケーブルテレビの後追いはしない
・映像市場は、メディア・ビジネスからコンテンツ・ビジネスに変化している

Hollywood and the Digital Consumer: How Technology, Content and Services Establish the Next Level of Consumer Entertainment Experience
2007.10.30 10.45- Los Angels

- Shawn Gold, SVP, Marketing & Content, MySpace.com
- Amy Friedlander-Hoffman, Senior Vice President, Programming, AT&T Operations
- Claudia Strauss, Managing Partner, Kirshenbaum Bond + Partners
- Jason Hirschhorn, President, Sling Media Entertainment
- Donick Cary, Executive Producer, “Lil’ Bush”
- John Penney, Global Strategy, IMG Global Media
- Ira Rubenstein, Executive Vice President, Digital Sales and Marketing, Sony Pictures,

Q. コンテンツの発掘

MySpace  アルゴリズムで機械的に見つけ出している。コンテンツの3分の2は、アルゴリズムで増えていっている。

Sling Media  SNSはデバイス。コンテンツを見つけるためのデバイス。ディスティネーション・サイトの定義が今後は大事になる。ウィジェット、ロケーション・フリーなども出てきている。(Slingはデスティネーションを他の場所に移している)

AT&T  オーバーラップすることが大事。STBは、年代ごとに変わってしまう。

Sling Media  CBSは、TVだけでなく、ネットへのExposureを増やしている。

Kirshenbaum Bond  ユーザの視点。コンシューマが何に対してValueを感じているのか?番組にはTargetablityが必要で、どの個人にターゲットできるか、というポジショニングが広告主にとっては大事。

MySpace  タグ付けが、新たなコンテンツの発掘につながる。

Q. コンテンツのクオリティ

AT&T  映像検索は大事。コンピュータが、一般消費者をプロデューサに変えた。UGC

は、作った人たちの趣味を把握することによって予測できるのではないか?

Sling Media  クオリティは主観的。誰が決めるのか?コンシューマではないのか?プロ側ではないだろう。ブログは、数多く登場した結果、一定の品質が保たれている。技術的な背景ではなく、中身が問題。

AT&T  フィルターやセンサーは必要ないのかもしれない。

Q. 消費者は、同じ単語でタグしたり、人気があるコンテンツがクオリティが良い、というが、消費者はみんな同じコンテンツを欲しているのか?

Sling Media  TiVoの人気は、ユーザーが同じコンテンツを欲しがっている証拠だが、社会全体としては多様なニーズがある。Slingのコンセプトは”People enjoy media more than before”。

AT&T  TVのサイズ。大きさは多様になっている。メディアを管理することが大事。

 

Q. YouTube等による10分等、短い時間の番組が盛りあがっている。30分、1時間というフォーマットは難しいのではないか?

AT&T  平均的に見る時間は大きくは変わってない。番組によって異なる。

Q. TVに対してインターネットでアクセスが増えている。ネット配信をする事業者はどのような付加価値で組み立てているか?

AT&T  CATV等の既存事業者の後追いはしていない。ニッチなプログラムを開発を進めている。

 

Sling Media  ABC.comやMySpaceはアグリゲートしてるだけ。

Q. 今一番好きなテクノロジー

MySpace  GPS
AT&T  携帯のQRコードを活用した映像配信、音声認識、ビデオ検索
Sling Media  iPhone、ノキアN95
Kirshenbaum Bond  広告

Q. 技術面でのKey Issue

Sling Media  権利の問題。音楽ビジネスはダメになってしまった。映像ビジネスも組合(ギルド)のように縦割りになっているが、このままでは乗り遅れて、音楽業界のようになるのではないか。

AT&T  音楽でのプリンス、Dave Matthewsの動き。脚本家がストライキを起こしたりすることが問題。

Q. コンテンツの価値を図る基準は何か?

SlingMedia   ブロックバスターは、何万本ものコンテンツを送っている。アグリゲータとしてのメディアの役割は終わっている。メディア・ビジネスからショウ・ビジネスに移り始めている。番組のブランドが測定基準。

Q. 番組を作るのに掛かるコストをどう算出するのか?

AT&T 観た人の数などをしっかりと把握する。それは従来の営業部隊には任せて置けない。

Sling Media  Facebookは好きだが、早くマネタイズの方法を見つけ出す必要がある。

Q. 好きなサービスは何?

MySpace  DVR
AT&T  リモート・コントロール
Sling Media  自分

(セッション後の立ち話)

AT&T

どんなコンテンツを買っているのか?
・ジャンルのこだわりなく、コンテンツ・プロバイダから直接買っている。
・編成の仕事は盛り上がっている。
・スタッフは20人くらい

Sling Media

・日本に注力する予定はない。

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2009年7月 9日 (木)

ミドルマン排除の法則はテレビでも起きるか - Digital Hollywood Fall 2007 -

Television 2.0: Cable, Telco, Satellite, Broadband & Mobile Redefine the Future of Entertainment and Communications
2007.10.30 Los Angels
- Ryan O’Hara, President, TV Guide Network
- Steven Abraham, Global Leader, Media & Entertainment Practice, IBM Global Business Services
- Bruce Gersh, Senior Vice President, Business Development, ABC Entertainment & ABC Studios
- Peter O. Price, President and CEO, The National Academy of Television Arts & Sciences
- Aditya Kishore, Senior Analyst, Heavy Reading
- Shahid Khan, Partner, Interactive Broadband Consulting, LLC, Moderator

Q. タイムシフトについて

ABC   視聴者と広告主の両方にコンテンツを作っている。双方への取り組みを続ける必要がある。

TV Guide   トラディショナルなメディアが揺り動かされている。Veohのような例は、あっという間にタイムシフトがメインになりつつある。CATVすら100チャネル、ウェブで増え続ければナビゲーションの問題

ABC  コミュニティを視聴者間で作りたい。ダイレクトの関係がTV局の環境を変化させている

IBM   タイムシフトによってコンテンツが色々流れ、広告機会は増すことになる

NATA   TV業界にはサイロが沢山ある。プロフェッショナルの人がサイロ化していたが、いまや誰もが製作も流通もできる。「Describe Yourself」の時代。エミー賞でもブロードバンド・ドラマ賞を創設した。サイロを作って篭ってるプロフェッショナルに対し、誰でも戦えるようになって状況は複雑化している、しかし、インディペンデントでも戦えるようになっていて、表彰の対象にもしている。新聞社等も、自分でビデオを作って勝負している。

Q. 5年位前は今とは状況が違う。それを踏まえ2012年を予想すると?

Heavy Reading   Multi-Screenになっていく。Linear-TVは5年後もある程度の市場を持っている。

TV Guide   STBがLow Power Computerになり、重要度が増す。視聴者にとって、多様な選択肢ができる。TVに飽きたら、ネットにそのままアクセスする、など。

ABC   視聴者の行動に沿って、テクノロジーが発達する。UGCがどんどん進み、ストライキが起きる。

IBM   モバイルとHDが来る。日本や韓国を見ると分かる。SNSは、特定の層に流行しているわけではない。すべての層に使われている。

NATA   消費者は、技術には関心はない。Lean Back(TV)かLean Forward(PC)か、有料か無料かを気にする。視聴は多様化しているが、ヒスパニック向けの放送局では、家族でTVを見るような場面がいまだに出てくる。本質的なところは変わらない。

Q. Tivoがない時のTV。タイムシフトがないとしたら。

ABC   TVの視聴者は40代、ABC.comは20代。メディアによって層が違うから、コンテンツも変えている。Launch Multi-Platformにして、色々なメディアにブリッジをかける戦略が大事。携帯が重要に。TVは基本的に受身で見るもの。PCや携帯で、同じブランドでどう提供内容を変えるのかが大事だ。

Q. UGCは、素晴らしいものは少ない。

ABC   オープンに考えている。日曜の夜の番組のサイトで募集もしている。ただし、主体は当然プロ・コンテンツ。

NATA   MySpaceは、UGMのコンテストをやっている。スカラシップで育成もしている。ネット上のネットワークでコンテンツを広めようとしている。MySpaceユーザの50%以上は30歳以上。ネット・コミュニティにおいても、多様な世代が集い融合している。TVディレクターの経験のある人もコミュニティの中にはおり、その経験を生かして、ショート・フォームのフィルムだけでなく、長いものも出てくる。

TV Guide   ナビゲーションと検索が大事。レコメンド機能やスクロール等のインタフェースを強化。

Heavy Reading   ビジネスモデルの観点では、UGMの測定の仕方が大事。広告収入につなげる上で。

Q. 誰もコンテンツを作って流すようになると、ディストリビューターが排除されるのでは?

Heavy Reading   コントロールしなければならないポイント。上手く立ち回る必要がある。コムキャストはスタジオになりつつある。パイプだけじゃダメだと考え、製作に乗り出している。

TV Guide   YouTubeも最近はプログラミングをやっている。ディストリビューターは自社のブランドマーケティングをする必要がある。ABC.com限定で特定のスポンサーをつけるようなやり方でなくて、Multi-Platformでやるべき。

NATA   デジタル・メディアを活用しなければならない。視聴者は、コンシューマである前に市民だ。一方通行のコンテンツに将来はなくなる。これからは、Social Recommend Entertainmentだ。ブロードバンドが普及すれば、エラいことになる。YouTubeだけではなくなる。

ABC   番組のライセンスは、通信事業者には与えていない。Cliffがある。通信事業者がどれだけオーディエンスを確保できるのか。制作費が掛かっていることを考慮しなければいけない。

参考 ロックメディア 第23回 Over-the-Top 2 減るケーブル、増えるHulu、どっちでも儲かるハリウッド

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2009年7月 8日 (水)

ローカル広告の方向性 - Interactive Local Media 2007 -

■ Interactive Local Media 2007 で示された主な論点

■ ローカル・サーチの展望

今後はサーチが情報のゲートウェイになるのは間違いない。そして、より精度のある検索結果が求められるのは必然だ。そこで、検索対象になるローカル企業を網羅するローカル広告代理店、サーチエンジンが求められるだろう。ローカル広告事業は、クライアント開拓の営業体制など固定費のかかるビジネス、しかも中小企業相手のビジネスなので、スケールメリットを出す技術開発がこれから重要になる。

イエローページの収益はこの10年で半減した。しかし、このビジネス、データベースこそがローカル・サーチビジネスに求められる資産だ。ある企業の平均サイト訪問一人あたりのページビューは、17ページから2.3ページに減少した。グーグル、ヤフーなど検索結果の精度が高まっている結果だ。ローカル・サーチは、ロングテールビジネスなので、ニッチエリアに検索結果を絞る、モバイル地図サービスに特化するなど、対象を絞り込むことが必要だ。

■ 基調講演 – Jake Winebaum PHD, Business.com CEO, president

2007.11.28 13:45-14:30

- ローカル検索は、様々な単語、検索サイトでされる。ローカル広告のクライアントも多様で、バジェットは少ない。つまり、ロングテールを支える検索技術、広告配信技術が最も重要である。

- 特定のユーザーに対し、検索結果をチューニングする必要がある。Dexとbusiness.comはよい補完関係にあり、買収は成功している。

- 検索ビジネスのキーワードは、4つ リッチ、ユビキタス、効果測定、レバレッジだ。そして、ビジネス運営で大事なのは、ディストリビューション、プレゼンス、ダイジェストの3点だ。

- 検索するデバイスはモバイル、スモール化している。

■  Investing in Local

2007.11.28 14:30-15:00

IAC (Ask.com)  Veronis Suhler Stevenson  Hummer Winblad Venture

- モバイル・クーポン、クロス・チャンネル・セールス、SEO対策などがローカル広告ビジネスに重要

- 何を基準に投資するのか? キャッシュフロー、特定の顧客をつかんでいるか、など

■ Exective Interview The Leading Edge: Real Estate in Transition

2007.11.28 15:30-16:15

NCI  Zillow Homethinking 

- 200人の営業体制、各自広告クラアント(不動産業者)を持つ。
- 市況がよくないと、インターネット検索が増えるので、zillowにとっていい。
- ローカル新聞は、ローカル市場で最大のブランドだ。ヤフーなどがローカル新聞と提携するのはいい戦略。

- 検索広告、不動産紹介の手数料の2本立てで収益をあげる

■ Cutting-Edge Demos: Local Video Apps

2007.11.28 17:00-17:30

Ripple  NeuLion Truvo オランダの会社、ローカルサーチ

- Truvoのプレゼンテーション
- ローカル広告とサブスクリプションフィーで運営
- モバイルはLANDING PAGEが大切。精度が悪いと顧客は二度と来ない。
- 検索も、一文字入れるだけで、候補を自動表示させている
- 地図も様々尺度を提供
- 米国はキャリアの力が強い

■ Localized E-Commerce

2007.11.29 14:00-14:45 

ShopLocal   Retrevo (電化製品のカカクッドコム)  Krillion Shopping.com 

Krillion
- オンラインで買って、店で受け取る人が結構多い。ベストバイ、サーキットシティなどでは、オンリアン購買の約35%が店で商品を受け取る。
- 商品の配送、店のロケーションが重要

Shoppinng.com
- 配送が重要だ。消費者は店か、自分に送ってもらうか、サイトにより判断をしている。在庫確認も重要。在庫なしの機会ロスが痛い。

ShopLocal
商品情報のサーキュレーションを大切にしている。

Q.    サーキュレーションを改善するのに何をしているか?

A.    ShopLocal 消費者からの声を大事にしている。半分以上の顧客がリピーターだ。

Q.Citisearchなどのセグメント情報、顧客の郵便番号などどのように利用しているか?

A.    shopLocal 販売店のためにお金を支払ってるようなもの、サービス改善のため、プラットフォームである当社がやる必要。顧客はなかなかサインインしてくれない。イエローページなどの情報を利用したい。

Q.長期的なゴールは?

A. ShopLocal BIG BOX STOREを目指したい。顧客単価を上げるのに必要。営業体制、配送体制を確立したい。

Shopping.com 買い物の大半は、スーパーの日用品、食材で、そのような買い物はネットでアグリゲートしても意味はない。商品ラインの開発で市場拡大を目指したい。
SNSを絡めるのはいいアイデアだと思う。

■  The Future of Local Mobile

2007.11.29 15:00-15:45

V-Enable  Skyhook Wireless (wifiでサーチ)  Yahoo!! Mobile Local Search 

V-Enable
- ローカルサーチは、PCサーチと違う。画面サイズ、表示スピード、精度、使いやすさ
- Mobile411 ( http://v-enable.com/411/get_mobile411_soon.html )→ ユーザーは、月に10検索、月額$2

Skyhook
- Wifiアクセス、20m以内の誤差でロケーションを表示

- 現在、米国のトップ15市場をカバー
- これからナビゲーションは、カメラ、iPod、ポータブルゲームなどに装着される

- FRIEND FINDERなどSNSに使える。ゲームにも
- Loki ( http://www.loki.com/ ) ローカルサーチサービス


■ Jason Calacanis CEO Mahalo

2007.11.29 16:15-16:45  

- 創業時からポジションチェンジをした。ウィキでもグーグルでもない
- 消費者が暇つぶしに読むページと知りたい情報のページとネット上には2種類のページがある
- グーグルがローカルサーチに乗り出しているのは正しい戦略
- 正直言うと、ローカルサーチビジネスは、営業を抱えなければならないし、クライアントと蜜な接点を持続っせなければならず、面倒くさいビジネスだ。
- 現在50名正社員。
- ブログはいいメディアだと思う。
- SEOビジネスも面倒だ。

The Leading Edge: Auto Advertising in Transition

11/29 16:45-17:30

Autobytel  Yahoo!

ヤフーのプレゼン
- Pre-selected filter, Engagement filter Purchase filter の3段階で消費者行動を捉えている
- 友人からのレコメンデーションが購買決定に重要な役割を果たしている
- カーディーラーを選ぶ基準として、次の4つが上げられる; 価格、従業員、位置、ロイヤリティ。5年前はこれらは等しく選択基準となっていたが、最近の調査だと、価格、従業員、ネット評判が抜きん出て評価基準として重要になり、店舗場所、ブランドロイヤリティは意味なくなってしまった。これはネット購買の特徴だ。
- 現在は、電話よりネットで情報を仕入れる人が多い。車購買者のうち63%がネット情報も参考にしていた。
- カービジネスは、レピュテーション・ビジネスに変化してしまった。

Autobytel
- 価格比較する消費者行動が続けば、車がコモディティ化する。そうならないための努力が必要だ。
- 書店に並んでるカー雑誌をコピーするわけではない。現在車関連のブログTOP20サイトは月に5,000万ビューもある。これらを利用したい
- テレビ局への広告が減少するだろう。
- オンラインカー販売市場は今後3年間で20%以上成長するだろう

Q.インターネットはカー販売に革命をもたらしたが、実際ネット販売開始以降、車市場は成長したのか????
A.マクロ的にはノーだ。店舗での販売と、オンライン販売がゼロサムになってはいけない。

■ The Kelsey Takeaways Revolution or Evolution ??

2007.11.30 12:00-12:15

InsiderChatter   Search Engine Watch

- フォークソノミーとサーチの時代は続く
- マイクロペイメントも重要
- ボイス・サーチも次代に重要なファクターだ。
- 今後ビデオゲーマーの世代が社会の主役に

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2009年7月 7日 (火)

マイクロソフトのメディア・センター戦略 - NAB 2008 -

Enrique Rodriges CEO Microsoft TV

2008.04.15

■  マイクロソフトTVを支える3つのプラットフォーム

- Windows Mediaroom 英BTのBT Visionなどが採用し,全世界で既に150万以上のユーザーがいる
- Windows Media Center: Windows Vista.の普及とともに,既に100万以上のユーザーがいる
- Silverlight: 北京オリンピックを4,000時間分配信

■  コネクテッド・テレビについて

- 新たなメディア開発がマス広告モデルの次のステップへの発展につながる
- 消費者との接点が減少していることに原因がある
- 我々は,今までのテレビ・ビジネスを変えようとしているのではなく, テクノロジーを使う ことによって,テレビの映像がパソコンで楽しむというように接点を増やし,発展させたいのだ
- コネクテッド・テレビは,コンテンツ・ホルダーにとって新たなビジネス・チャンスであること,ブロードバンドの普及と映像用のソフトウエアに基づく配信プラットフォームにより今までにない映像体験をもたらす

 

■  広告主のメリット

- Media Centerでは,30秒の広告だけでなく,4分の広告を流すテンプレートを用意している。商品に興味を持った消費者はより詳しい商品説明を見てもらえ る。どの長さの広告が見られたかなどのデータを広告主は集められる

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2009年7月 6日 (月)

ボブ・アイガー ディズニー CEO - Media Summit New York 2008 -

・消費者は、ABCではなくドラマを見ている

Bob Iger CEO Disney 

2008.03.18 New York

Q 将来への投資

- SNS(Penguin)は、実験(Labo)ではない。子供たちへの投資だ。

- 子供にとって、コンピュータは面白いオモチャだ。

- SNSは一時期の流行ではなく、長期的に将来を約束された投資である

- マイクロペイメント、広告、VODなど子供が普通に経験しているものへの投資をしたい

- ブルーレイ、ハイビジョンは、テレビの延長線上にある技術革新ではない。全く新しい経験だ(New Media Experience)。

Q オールドメディアがニューメディアに対してできること

- プラットフォームが進歩することは、ディズニーにとって歓迎すべきこと

- ディズニーはプラットフォームにより良いコンテンツを提供していく

- デジタル戦略は、まだ収益源とはいえないが、クリエイティビティに関しては成功していると思っている。

Q iTuneを通じたコンテンツ販売実績について    

- 4,000万~5,000万本のTVエピソード    

- 400万本の映画    

- TV視聴やDVDのセールスとのカニバリゼーションを起こすよりも、むしろ付加的な収入をもたらしている

Q ディズニーブランドの拡大について

- 技術進歩が、国境、文化の壁を取り払う

- ローカルは市場でなくクリエイティブセンターと考えている。

- 上海など各ローカル拠点はクリエイティブセンターである。

Q ディズニーフォンについて

- 製品はよかったが、流通戦略がよくなかった

- ディズニーにとって、ケータイ電話ビジネスは、ニッチなビジネスではない

- iPod、モバイル、PCなどでドラマを見ることを考えればわかるように、消費者は、“ABC”を見ているわけではなく、ドラマのエピソードを見ている。

- だから、テレビだけでなく、モバイルにも進出する必要がある。

- 劇場で映画を見る時代から、DVDを家で見るように社会が変わったのと同じで、長期的にはコンテンツはオンライン流通が普及するのではないか

Q 大型買収について

-AOLを買収することはない

■参考: アン・スゥイニー ディズニー・ABC社長 講演 CES 2009

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レス・ムーンベス CEO CBS - Media Summit New York 2008 -

・ ベビーブーマー世代は、まだまだ収益源だ

CBSムーンベスCEOの基調講演 (Les Moonves, CEO, CBS) 2008年3月

Q. 広告モデルの劣化について

- まず打撃を受けるのは、ローカル市場。CBSの広告クライアントは、ナショナルクライントなので、影響は少ない。

- NCAAのネット配信、スーパーボウルのCM、まだまだマス広告モデルは大丈夫だ。(Sky is not Falling)

- ベビーブーマー世代は、テレビをよく見ており、まだまだ我々の収益源だ

- CBSは、テレビ、ラジオ、インターネット、屋外看板と、マスからパーソナルな媒体を保有しており、クライアントのどのようなニーズにもこたえられる。

Q. メディアポートフォリオの拡充で、新たな買収は?

- Facebook、Weather Channelない。あらゆる可能性を調査している。

- 株主還元よりは、新たな収益源育成のための投資にまわしたい

- ESPNの買収はない。ディズニーが売りに出してもいない

Q. オンラインコンテンツについて

- CBSは、Huluと似た戦略だが、ディズニーの戦略とは違っている

- コンテンツを獲得、シンジケートすることで媒体力を高めている。

- CBS Audience Networkを立ち上げた

- NCAAのネット配信など、コンテンツのタッチングポイントを増やしている。(“March Madness”といわれ、3月のNCAAは日本の甲子園のような熱狂を見せる。今まで、ローカル放送しかしてなかった中継を、CBSがネット配信することで、出身校のゲーム中継を職場で見れるようになり、全米の生産性を落とすという記事がある) 

Q 視聴率が低下、2位に転落しました

- C3(3日後までの録画視聴も視聴率に加算)を採用しわかったが、コンテンツは見られている。

Q ラジオについて

- ラジオビジネスは急成長は見込めないが、収支トントンには出来る

- 政治家の選挙CMに適したメディアだ

Q 音楽ビジネスについて

- Last.fmの買収は、音楽が単純に聴けるというよりも音楽の周りにコミュニティ(Get community around contents)があることに意味がある。

- ロンドンベースの会社なので、70%以上が海外からのアクセス

- 数値目標はないが、海外進出は積極的に行いたい

Q 映画ビジネス

- バイアコムとの契約には、CBSが映画を作ってはいけないとは書いてない

- SHOWTIMEのように、映画をRENTして放送するビジネスを見ていると、どうせなら制作してはどうかと考えるようになった。

- CBSの映画スタジオはゼロから始めたので、経費なども安く工夫している。

- 看板、ラジオなど自社媒体を通し、プロモーションが可能だ。

Q CEO契約は2011年まで。それ以降どうするつもりか?

- ずっと働き続ける。レッドストーン(バイアコム会長)とは毎週1回ミーティングをしており、関係は良好だ。

Q 好きな番組は? 

- ソプラノズ、主演のジェームズ・ギャンドルフィーニが好き、クリミナル・マインド

参考 ロックメディア第14回 CBSの研究

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新聞社のビジネスモデルは崩壊している - Media Summit New York 2008 -

・ 読者、記者志望者、広告収入、3者が減少続ける新聞社

The Changing Face of News
- CNN - Atlanta Journal Constitutional(AJT)
- USAToday
- New York Times(NYT)
- ABC News

Q 新聞は今変化(Transition)の時代だ

- 情報の取り方が多様化している。しかし、ABCNewsは今でも、放送中どの瞬間も常に1000万人が見ている。老人が多いが(ABC)
- ニュース需要はかつてないほど高い。(AJT)
- ニュースはコモディティ化している。解説記事が今後の生き残る道(ABC)
- 紙でのビジネス構造を保つには、広告モデルでは無理だ(USAToday)
- 先日、ハワイからSkypeを使って中継した。技術進歩で機材も減る(CNN)

 

■  UGC、ブログジャーナリズム、情報は増加、氾濫

Q これから新聞社にどういった人材が求められるか?

- ブログで考えを発表する人が増え、新聞社から才能が逃げている(CNN)
- ABCがリーチできない層の読者を持っているブロガーを活用したい(ABC)
- まず首を切られるのは、地方スタッフだ。(NYT)

- データマイニングの専門家が必要。ページビューの分析をしたい(CNN)
- UGCでも、記事の良し悪しを判断するのは、エディターだろう。
- ブランドを支えられるのは、編集者だけだ。(CNN)
- 技術進歩で人は変わる。オンラインでは、FAKEはすぐバレる。(ABC)

■  デジタル時代、プライバシー、有料制への悩み

Q オンライン上のパーソナルレベルは適当か?

  - そうは思わない。自社で写真募集をしたら、自分の家の裏庭が写っていた(AJT)

Q オンラインサービスをどうして有料化しないのか?

- ネットで会員制だと広く読まれない。Phone、cable billなど検討したが、うまくいく結果は見出せない。(NYT)

(参考) これからの新聞記者は起業家精神が必要 - Media Summit New York 2009 -

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2009年7月 3日 (金)

フールー ジェイソン・カイラー CEO、コンテンツ・ホルダーは,もっと積極的にインターネットメディア開拓を - NAB 2008 -

・ 消費者は,チャンネルではなく番組,キャストを見たいのであって,配信プラットフォームの知名度は,あまり重要でない

・ メディアはインパルス・ビジネス。待っていても消費者は来てくれない

Jason Kilar, CEO Hulu

2008.4.19

■ Huluのミッション

- どこでも、好きなプレミアム・コンテンツを楽しめるよう消費者をサポートする

■ サイト・デザインへのこだわり

- 自分の母親でも使いこなせるようなサイトであることを目指した

- “Not like Tokyo Night”: 「映像はサイトの中央に置いて見やすくし,映像が始まるといろいろなリンク・ボタンはすべて消して映像に集中できるようにした」

- 動画画面のアスペクト比(横縦比): 「16対9を採用し,デジタル・テレビ,映画と同じにし,YouTube,CBS.comなどと差別化を図っている」

- Huluのロゴを小さく: 「消費者は,チャンネルではなく番組,キャストを見たいのであって,配信プラットフォームの知名度は,あまり重要でない」

■  コンテンツ・ホルダーに対し

- 「コンテンツ・ホルダーは,消費者がインターネットを使う時間が増えているのだから,もっと積極的にインターネットのメディア開拓をするべきだ」

- 「(全米1位の視聴率番組)アメリカン・アイドルは2500万人が見ているといわれるが,裏を返せば2億7800万人は見ていない。Huluの映像シェアリング・サービスなどを利用すればもっと多くの消費者に自社コンテンツを広めることができる」

- 親会社は,市場の食い合いはあるだろうが,それよりももっと大きな社会変化、動画視聴の行動変化を認識、Huluに出資している

■関連記事

- HuluカイラーCEO基調講演の記事

- ロックメディア第21回Hulu(フールーと呼んでください)の成功→テレビぽさの追求

- ロックメディア第23回Over-the-Top 2 減るケーブル、増えるHulu、どっちでも儲かるハリウッド

Huluとテレビのカニバリゼーションはない (2009年10月 Digital Hollywood Fall 2009)

- Huluのビジネスモデル 見逃し視聴にフォーカス Digital Hollywodd 2008

- Jeff Zucker CEO, NBCユニバーサル 基調講演 @ Media Summit New York 2009

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マイクロ・ブロギングはブランディングに効果がある - Digital Hollywood Fall 2008 -

・ウィジェットの広告利用はまだ増えている

Digital Hollywood Fall 2008

- Erin Hunter, EVP, comScore, Inc.
- Ken Papagan, President & Chief Strategy Officer, Rentrak Corporation
- Charley Shoemaker, Director of Video Measurement Products, Nielsen Online
- Konrad Feldman, co-founder & CEO, Quantcast
- Levy Cohen, Chief Executive Officer, Collarity, Inc.
- Scott Brewitt, Director, Compete, Inc.
- Mark Ghuneim, CEO, Wiredset, Moderator

Advertising Accountability: Metrics and Analytics around Video, Social Media, P2P and User Generated Media
Monday, October 27th, 2008  3:45 PM – 5:00 PM

Q1)オンライン動画を誰がみているのか?

Compete:全員だ。学生だけではない。

Comscore:ポータル・サイトとほぼ一緒だ。

Q2) どのように測定しているのか?

ニールセン:消費者のかかわり方のタイプ(エンゲージメント)で分けている。

Rentrak:デモグラフィックはばらばらなので、データを巨大にして、そこから解析している。

Compete:コンシューマ・セントリックな視点が必要だろう。

Comscore:何回ダウンロードしたかや、何分みていたか、といった指標を持っている

Q3)  動画のマネタイゼーションはどうなっているか?

Collarity:メタデータなどを使って、collaborative fillterという技術を使っている。Foxと提携し、Foxのローカル局のサイトに技術を埋め込んでおり、ローカル広告を配信している。

Digital Hollywood Fall 2008

Compete:コムキャストが「Fancast」をやっていて、UGCとプロ・コンテンツをミックスしたビジネス・モデルを作っている。

Quantcast:自分は、テレビよりもHuluをみている。Huluは、テレビよりも明確な視聴者DBを作っていて、クリック率もよい。

Q4)  Huluみたいなものは、destinationなのか、distributionなのか。

ComScore:自社ではタグをしなくても、どれだけ視聴数があったりとかを指標を集める仕組みをもっている。Huluみたいな動画サイトの付加価値向上に寄与している。

Rentrak:テレビ端末は、未だに、動画を見る一番の手段だ。

Q5)  UGCは、これからテレビみたいになっていくのか?

(パネリスト5人のうち、2人が手を挙げた)
compete:UGCでスーパーボウルは無理だ。

Q6)  TiVO DVRは何かを変えたか?

Rentrak:ビデオが出たとき、広告代理店はCMの表現を変えた。ブランドのロゴを、最後に必ず出すようにした。そうするとCMを飛ばしても、番組が始まる直前にみえる。これと同じようなことが、TiVOやDVRでもおきるだろう。

Q7)  P2Pのデータをクライアントはほしがっているのか?

Compete:少しだけ

ニールセン:自分の調査パネルでP2Pデータも混ぜるようにしている。

Q8) 海賊版はどうか?(視聴率の減少につながっていると思うか?)

Comscore:youTube等への違法の投稿をどのように測定するかのアプリケーションを開発中で、フラッシュ等のジョブ・スクリプトが動いた時点で集めるなどの方法を考えている。最近は、ウィジェットなどで動画が配信されるので、タグ付けをすることによって、包括的に数字を測定していくことが必要


Quantcast:フラッシュのAPIを利用し、ジョブ・スクリプトから直接視聴動向のデータを集めている。ウィジェットでは、インタラクティブなデータが重要。ウィジェットはウェブのクーポンと一緒だ。ギフト券のようなものにしてウィジェットを配ると、配ったサービスにサインアップしたりするモチベーションにつながる。こういったものを利用している。

Q9) 一年前はウィジェットはメディアにおけるメディアだともてはやされていたが、今でもそうなのか?

Quantcast:そうだ。大手クライアントは、非常に低予算で実験できるので、今でも事例は増えている。

Digital Hollywood Fall 2008

Comscore:重要なのは、実際の購買行動だ。測定単位としては、クリック・スルー率が大事だ。実際にウィジェットで配布して、直接の購買行動につなげるのは効果があるので、ウィジェットには今でも将来性がある。

Q10)(モデレータの会社は)ケーブルテレビ会社のために、ウィジェット・キャンペーンを実施し、成功を収め加入者を増やした。今日のWSJでは、Twitterのようなマイクロ・ブログがメイン・ストリームになるという記事がでていた。マイクロ・ブログというのは、自分の経験でも、ブランディングに非常に効果がある。

Rentrak:オンラインの口コミについては、自分たちもけっこう取り組んでいる。

Compete:マイクロ・ブログは購買行動を促進する。これからモバイルやWiFiが増えれば、さらに効果は広がるのではないか。

Q11)  社会的な変化のスピードはどんどん速くなっているのか?

Comscore:特にモバイルは拡大しているので、モバイルの測定方法を考えている。測定パネル(対象者)に加えて、cross mesurementをやっている。

Q12)  CBSに短尺コンテンツを売り込みたいが、どうしたらよいか?

Quantcast:テレビ局は視聴率(ROI)をみているので、標準がどれくらいかを調べて、それに合致するデータを持っていったらよいのではないか。

ニールセン:未だにテレビ的な視聴率万能の考え方は根強い。

Q13)  ロイヤリティ(ブランドへの忠誠心)を測定するにはどうしたらよいか?

ニールセン:全体の視聴者数から、どれだけ実際に買ったかの数を比べたらわかるのではないか。

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大手クライアントは検索広告にシフトするのか - Digital Hollywood Dall 2008 -

Digital Hollywood Fall 2008- Jared Hendler, Worldwide Executive Creative Director, Edelman Digital
- Deeje Cooley, Senior Evangelist, Adobe Systems
- Dr. Augustine Fou, SVP, Digital Lead, MRM Worldwide
- Sherwood Stranieri, Director of Natural Search, SMG Search,
- Carla Bourque, VP of Media & Entertainment, Nielsen Online
- Brett Brewer, President, Adknowledge
- Terry S. Bienstock, CEO, Mobilactive Media, LLC.,
Advertising NEXT: Social Networks, User Generated Video, Search, Blogs, IMs, Podcasts, Broadband and Mobile, - It's the Breakthrough Year!
2008.10.27 2:30 pm-

Q1) 広告業界の市況について

SMG:大手クライアントは、状況が厳しい。デジタル広告の価値は何か議論が続いている。安全性を第一に考えたい。

Edelman:不況を乗り切るためのネタとして、デジタルTVへの移行を考えている。
Nielsen:広告効果の指標を、もっと明確にしようとしている。

Adknowleadge:クライアントの70%は、ExpediaやVelocityのような旅行会社、30%が映画会社だった。両方とも、広告出稿が減少している

MRM:広告市場のゲーム・プランが変化、企業がブランドをプッシュする時代は終わった。デジタル系の広告はもっとインタラクティブで、効果的でないといけない。

Edelman:広告は次の段階にきている。2wayコミュニケーション、カスタマーとのrelevancy(関連性)を強めているのが、次世代の広告だ。

Digital Hollywood Fall 2008Q2) 不況により、全体的に、デジタルへの出稿が増えるのか?

Edelman:増える。今回の不況は、キャズムを超えるトリガーになるのではないか。
SMG:消費者へデジタル広告への親近感をもたせる刷り込みが必要だろう。次世代検索や、携帯の検索などを広める戦略が必要だ。

Adknowledge:クライアント・サイドからみても、最近ではFacebookやBeboなどのSNSに出稿したいという大手クライアントからの問い合わせが増えている。彼らは、ボートに乗り遅れまいとしている。

Q3)  SNSは新しい広告媒体として、どうか?

Adknowledge:非常にクールなものとして捉えられている。 SNSの広告キャンペーンで、限定版ウィジェットを配布した。ホンダは、レースのゲームを作って配布、成功した。

Edelman:クライアント側で、何かをコントロールするのは無理になっている。消費者に自由にやらせないと、参加意欲が高まらない。

Edelman:より消費者に対して、関っていく必要がある。SNSは消費者を会員として抱えており、バイイングパワーがある。

MRM:スターバックスでウォータークーラーを出した。これも、SNSの会話などで評判になった。

SMG:カスタマーの声を聞くのが大事。SNSは、コールセンタの代わりだ。Digital Hollywood Fall 2008

Q4) モバイル広告キャンペーンについて

Edelman:モバイルは、クロス・プラットフォームだ。アメリカでは、モバイルの機能が非常に遅れている。アフリカよりも遅れている。

MRM:レストラン検索のような広告は、レストランが広告出稿しているのではなく、レストランがあるから表示される。これは、広告としてお金をもらうビジネスではなく、マッピングとしての情報をお客さんに売るビジネスだ。

Edelman:そこにあるものをどうやって情報化、マネタイズするか。ブランドと議論を重ね、ネットワークを活用したマネタイズ手法をみつけるべきではないか。

Q5)  テレビの視聴者がどんどん年齢が上がってきている。メディアを買うときに、ネットは若すぎて、テレビは年配すぎるため、悩む

Adknowledge:最近、宝くじ広告がクライアントになった。彼らは、インターネット利用層が、老齢化していると捕らえている。

Edelman:インターネット利用は、世代をまたいでいる。バナー広告など、インターネット広告は、消費者にとって邪魔なものが多く、常に広告表現には気を遣う。バナー広告はなるべく利用しない。

Q6)  クライアント獲得には、どんなデータが必要か?

Adknowleadge:性別と郵便番号で充分だ

MRM:それすらいらない。必要なのは、興味だ。たとえば、車のエンジンのパーツが好きなおばあちゃんは、性別・年令に関係なく、カー用品店の広告を出稿が見込まれる。エンジン好きという嗜好性が重要で、年令・性別は関係ない。

SMG:オンラインのマーケットは、行動や意思が重要だ。

Q7)  クライアントは、広告購入時に、重要視する指標はなにか?

ニールセン:ROIだ。

Edelman:アップフロント(テレビの広告市場)にいくと、誰もがROIについてしゃべっている。
Adknowledge:ROIをトラッキングするのは、難しい。

Q8) 動画広告について

Digital Hollywood Fall 2008Edelman:テレビCMを好きな人はいない。オーバーレイ広告は効果的だ。プロダクト・プレイスメントは、現在洗練されている。フレームごとに全部、テキストなどをインデクス化してタグ付けし、それにあわせたプロダクトを表示するようになっている。インターネットだから可能な技術だが、そのインターネットがテレビに繋がっている。

SMG:クライアントが出稿するには、商品にあったコンテンツ・番組が必要だ。

アドビ:オンラインのコンテンツは短尺だ。そこにプロダクト・プレイスメントをどれだけ入れられるかは疑問だ。たとえば、料理ショーなどの短尺コンテンツであれば、売る商品も明確だが、LostやHeroesなどのドラマでは、何を売ったらよいのか。これはコンテクスト(文脈)広告でないとだめではないか。今まで自分は車メーカーのターゲットではなく、車メーカーの広告を見たことがない。しかし、Heroesをよく見るのだが、そのクライアントのCMは見ている。

Edelman:Huluのような動画配信サイトは、昔のテレビと同じ手法のクライアントを入れている。スポンサー1社が、一つの番組に入っている、など、複雑なことはやっていない。

アドビ:マス広告のテレビと、パーソナル広告のYouTubeの両極端の間に、広告クライアントがたくさんいる。

Q9) クリック課金とインプレッションのどちらが有望なのか?

MRM:クリック課金広告のほうが儲かる。
アドビ:テレビはまだインプレッションでやっている。テレビというのは、リラックスしてみるから、インプレッションなのだ。今過渡期なのではないか。

Edelman:PCだとクリックで課金しているネットでのストリーミングの動画コンテンツも、今は、テレビで直接みることができる。テレビで見る場合には、インプレッションになるだろう。

Q10)大手クライアントは、検索広告にシフトするのだろうか?

Adknowleadge:検索広告は非常に競争が激しい。ただ、効果測定が簡単で使いやすいので、伸びるのではないか。

Edelman:イエローページは誰も使わないように、検索という行為は、技術の発展でどんどん変わるのではないか。それほど期待するほどのものではないだろう。

SMG:検索広告は自分で測定できるので、大きくなったのだ。グーグルは、検索市場ができるだけ大きくなるように、お金をどんどん使っている。

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ターゲティング広告を生かすのはコンテンツだ - Digital Hollywood Fall 2008 -

Digital Hollywood Fall 2008- Andrew Smith, Saatchi & Saatchi New York
- Mark Mullen, Managing Director, Head of Investment Banking Los Angeles, RBC
- Gustavo Alvarado, Partner, MEC Interaction
- Ben Weinberger, CEO, Digitalsmiths
- Mike Quinn, SVP, PRN, Thomson
- Bob Dillon, Vice President, Yahoo! Advertising Marketplaces Group
Hypertargeting: Ad Networks, Ad Serving and Ad Targeting

2008.10.27 1:00 PM Santa Monica

Q1) ハイパーターゲティング広告での、個人情報について

ヤフー   ユーザに、どういう目的でユーザの情報を使うかがわかるように、全てオープンにしている。

MEC   パブリッシャー側には個人情報を使用しないようお願いしている。広告クライアントのニーズは、消費行動のタイプだ。広告キャンペーンを組み立てるときに、買った枠で、いくつか質問を消費者に用意する。消費者の回答行動のクッキーを取得、広告を出す。購買までつながるのは、1~2%だ。

Q2)動画広告について

MEC   メディアは、顧客情報を、コンテンツを通して獲得する。デジタル・メディアが、オールド・メディアと違うところは、獲得情報が消費者の活動であることだ。映像広告でも、ネットとテレビの違いだ。

Digital Smith   最近ではデジタル・サイトもシンジケーションしているが、。同じ広告を出稿しており、効果がない。

Saatchi & Saatch   情報産業のビジネス・モデルは、ハイパーターゲティング(個人へのカスタマイズ)が不可欠だ。

RBC   広告ターゲットは、人ではなく行動だ。

Digital Hollywood Fall 2008Q3)テクノロジーの重要性はどのくらいか?

Digital Smith  新しいかもしれないが、こなれていない技術であり、技術がいきるには、よいコンテンツがなければいけない。動画の質(内容)や文脈にあっていない広告は、意味がない。

Q4) テレビCMとハイパーターゲティング広告の違いは

Digital Smith   テレビCMはまだ好かれている。みな好きなのではないか。
MEC   人生を豊かにしてくれるものが流れていればCMをみて買ったりする。CMでも、自分と関係のあるものしか興味がない。視聴者と関連性のあるものが必要だ。普通の消費者をデスクトップで流す広告30秒以内にターゲットに変えなければいけない。

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2009年7月 2日 (木)

Huluのビジネスモデル ⇒ 見逃し視聴ニーズにフォーカス - Digital Hollywood Fall 2008 -

・デバイスによるビジネスの切り分けは、無意味。重要なのは、コンテンツ
・CGMでも充分広告ビジネスモデルは成立する

Digital Hollywood Fall 2008- Jason Glickman(CEO, Tremor Media)
- Federico Grosso(SVP, Business Development, Blinkx)
- Erick Hachenburg(CEO, Metacafe
Kent Steffen(VP, Content Direct CSG
- JP Colano(SVP, Advertising, Hulu.com)
- Dave Toole(CEO, MediaMobz)
- Matt Kaplan(Chief Strategy Officer, PermissionTV
- Daniel Harris(CEO, MEDIAPASS Network)
2008.10.27 Santa Monica

Q1) Huluの状況について聞かせて欲しい

Hulu  Huluは、見逃し視聴用途が多い。TivoなどDVR市場が、まだ小規模なため、Huluのポジショニングが成立している。見逃し視聴は、ロングテールなドラマほどニーズがある。コンテンツ・アグリゲーションがHuluのミッションだ。他局のドラマも検索表示している。
当社調査では、79%の人が、タダでみたいと思っている。11%の人は、コンテンツがよければお金を払ってもいいと思っている。お金を払ってもいいという人は2%しかいない。海賊版が横行しているのも、明らかに、無料でみたいというニーズがあるからだ。Huluの無料モデルはうまくいっている。

Digital Hollywood Fall 2008Q2) 動画広告のコンテンツについて

Metacafe  動画配信サイトというのは、YouTubeと同じで、コミュニティが大事だ。ユーザーがお金を払うのは、ハリウッドのコンテンツだが、広告クライアントは、コンテンツではなくて、メディアにお金を払う。だから、コミュニティのような人が集まる仕組みが重要だ。

Blinkx  テレビは視聴者数で広告料金が決まる。細分化されるオンライン広告では割りにあわない。

Metacafe  広告というのは、ユーザをあるカテゴリでくくったものに対して出すものだろう。オンラインコミュニティを利用すればよい。

Blinkx  広告クライアントはまだ、UGCに懐疑的である。オーバーレイなど、テレビと違う広告挿入方法が必要。

PermissionTV  広告クライアントが懐疑的なのは、あまりにフリーでオープンすぎるからだ。だから我々は、許諾を取ったコンテンツだけの動画環境を提供している。

Metacafe  ロングテールは関係ない。Huluの視聴者は、テレビよりも少ないし、広告出稿も少ないだろう。クライアントは、ある時間に何百万人という人にリーチしたいので広告を出したいのだ。コンテンツよりもコミュニティが大事だ。

Q3) プリロールの広告のほうが、クライアントにとって安全なのか?

Metacafe  感覚的に、動画広告の10~15%はプリロール。Metacafeも、プリロールは5~10%に増えている。

Q4) 広告クライアントのニーズというのは、実際どうなのか?

Hulu  広告クライアントというのは、安全な環境を求めるので、動画配信でも、プレミアム・コンテンツに出稿する。(動画: Huluのビジネス戦略について語るColano氏)

Q5) Huluを見ている人と、テレビを見る人は一緒なのではないか?

Metacafe  デバイスの違いは重要ではない。重要なのは、視聴者の興味、嗜好性だ。広告ビジネスは、CPMモデルで成り立っているからだ。視聴性向も、モバイルでもテレビでも、寄りかかってみる(lean back)視聴だ。

Q6) 広告指標について

Blinkx  CPMのレートが下がっている。広告主がいないからだ。

PermissionTV  今はCPMではなく、CPA(アクション)だ。カーディーラーなどは、購買によって料金が決まっている。

Blinkx  ブランドされたコンテンツというのは、CPAで図るのは危険だ。CPAが低いから番組クオリティが低いというような議論になる可能性がある。
CSG  ダブルクリックから広告クライアントの紹介を受けている。

Q7)人力で動画にタグを入れる以外に、ソリューションはないのか?

Metacafe  短尺はテクノロジーを使ってタグ付けしているが、長尺は今のところ難しい。

Digital Hollywood Fall 2008Q8)テレビは後傾30度の視聴行動で、それに見合った基準で広告ビジネスが回っていて、これは今後どうなるのか?

Hulu  全体の20%くらいは、今後5年でオンラインでみるようになる。視聴行動は変わっている。

PermissionTV  広告主は、自分で適切な広告メディアを見つけるべきではないか。オンライン上にはたくさん情報があふれているのだから。

MediaMobz  ローカル広告が有望だ。

Metacafe  プロフェッショナル・コンテンツは、広告の仕組みが出来上がっていて、シンプルだから好まれている。オンラインTVも真似するべきだ。

Q9) 今後半年の課題は何か?

Hulu  iPhoneなどで、フラッシュがみられないこと。

CSG  シンジケーションを強化し、ペイ市場を広げたい。

PermissionTV  コンテンツ制作で、インタラクティブ性をもっと効果的にしたい。

MediaMobz  ラジオやマイクロ・コンテンツ、ローカル市場を重視したい。

■参考 Hulu Jason Kilar CEO 基調講演 Huluのビジネス戦略を語る NAB 2008

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ウィジェットは、コンテンツ流通チャネルである(メディアではない) - Digital Hollywodd Fall 2008 -

・ブランディング広告として、ウィジェットを利用する動き
・ポータルサイトとウィジェット、SNSの違いはまだ理解されていない

Digital Hollywood Fall 2008- Hooman Radfar, co-founder and CEO, Clearspring
- Michael Berkley, co-founder & CEO, SplashCast
- Will Price, CEO, Widgetbox
- Rooly Eliezerov, President & Co-Founder, Gigya
- Jennifer Cooper, co-founder and CEO, MixerCast, Inc.
- Sun Jen Yung, Managing Director, Collins Stewart LLC

Q1)今後6ヶ月のウィジェット・ビジネス市況

SplashCast   大手ブランド(企業)が求めているものが変わってきている。彼らは、投資リターン(ROI)の高いインターネットコンテンツを持っていない。プレミアム・コンテンツを作るような、新しい戦略(tactics)を欲している。

Q2) ウィジェットの役割は?

Clearspring   テレビ同様、コンテンツの流通チャネルだ。広告主の立場から見れば、顧客を増やすために使われている。テレビはまだ力を持っているので、そのことを踏まえないといけない。

Gigya   広告主には、ウィジェット自体の面白さとともに、ウィジェットがMySpaceやFacebookへの入り口になるという説明をしている。

Widgetbox  広告クライアントは、口コミを発生させるために、いろいろなツールを使い始めている。グーグルで検索されるようにアドバイスをしている。ただ、非常に困難である。ウィジェットというのは、プッシュではなくプル型なので、そこが難しい。

Digital Hollywood Fall 2008MixerCast   YouTubeはアプリケーションだ。違うDNAを持っていて、ウィジェットの口コミとは違う質だ。

SplashCast   ウィジェットはチャネルで、ディストリビューション・システムだ。そこに価値がある。

Q3) ウィジェットの成長に、必要なことは?

Widgetbox  収穫逓増のような、ユーザー同士で共通のウィジェットを利用しないとサービスが受けられないような共有のアイデアを考えたい。

SplashCast   効果測定方法を実購買に連関してする必要がある。大手クライアントは、実際の購買につながらないと、お金を払わない。

MixerCast   ペプシは、バナー広告をやめた。バナー広告市場は縮小している。

ClearSpring   ウィジェットは新しい手法なので、大手クライアントのブランド・マネジャーがテレビの視聴率のように、簡単に理解できるような指標が必要だろう。

Q4) 広告代理店に売り込むポイントは?

Gigya   広告代理店は、常に新しいタイプの広告手法を探しており、ウィジェットに注目している。効果測定の透明性と、ユーザビリティのよさがウケている。

MixerCast   金融危機の今が、チャンスだ。しかし、広告代理店は、Yahooポータルとソーシャル・メディアとの違いをまだわかっていないのではないか。ウィジェットとはなにか、一言で説明できる言葉を考えている。

Clearspring   ウィジェットを作るときに、何かに特化することで、口コミ発生の突破口になる。

Q5) クライントのターゲットは、大手ブランドか?

Widgetbox   中小クライアントは、まだウィジェットをわかっていないだろう。

Q6) 大手ブランドのウィジェット・プロモーション戦略とは?

SplashCast   ナイキはウィジェットを使い、動画投稿を募集した。トヨタは、若年層にアプローチするため、9,000万ドル使ってMySpace Musicを立ち上げた。その際、ウィジェットを使いMySpaceに集客した

Q7) ウィジェットでブランディング広告は成立するのか?

Gigya   CPM(ビュー数)でお金を払ってくれるのは、少ない。

MixerCast   クライアントごとに異なる。ウィジェット業界は小さいので、どのモデルが主流かというのはない。

Clearspring  ウィジェットは広告ではない。新しいコンテンツチャネルだ

SplashCast   現在、ハリウッドと契約交渉を進めている。他のウィジェット・サイトと差別化を図る。

MixerCast   コンテンツ消費性向は、長尺から短尺に変わっている。

Widgetbox   我々にとってのプレミアム・コンテンツは、UGCだ。消費者
は身の回りの出来事に、一番興味がある。

Clearspring   リアリティ・ショーが人気なのも、同じ理由だ。プレミアム・コンテンツは、一度やり始めたら、やめられない。その際、サーバー・コストなど運営コストをいかに吸収するのかが課題になる。

Digital Hollywood Fall 2008Q8) プッシュ型の広告は、消費者に嫌がられるのではないか?

Widgetbox   行動テーゲティングされた広告は、消費者にとって有意義な情報だ。スポーツ・メーカーは、ブログで発生しているコミュニケーションにお金を払っている。

Clearspring   プッシュ型サービスは、人気がない。PCのプリインストールされたソフトウェアは、ほとんど使われていない。その点で、コンテンツプラットフォームは活用したほうがよい。なぜなら、欲しい人が欲しいものだけダウンロードするプル型だからだ。

Q9) 成功へのキー・ポイントは何か?

MixerCast   付加価値を作り続けることだ。
Widgetbox   何かに特化すること。
SplashCast   新たな消費者体験をつくること

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FCC ケビン・マーチン氏、委員長在任を振り返って - CES 2009 -

・テクノロジーの市場導入制限は、消費者利益に適わないCES 2009 
Kevin Martin, FCC

 

■ Tru2Wayへの不満   

- インターネットが放送と融合することで、コンテンツ消費に多様な変化が生まれている。
たとえば、マイクロソフトのMedia Playerを利用すれば、コンテンツ情報の詳細がわかったり、リビングから移動して自分の部屋でドラマの続きを見れたりできる。

- Tru2Wayを採用しているケーブル事業者は、こうした技術イノベーションを取り入れようとしていない。

- こうした人為的な制限で、消費者へのサービスを制限することは、残念だ。

■ 地デジ移行問題(オバマ大統領チームが地デジ移行日を遅らせる)   

- また、移行日を変更したら、誰も政府を信用しなくなるだろう。

- 自分が聞いた国民の不満でいちばん強かったのは、地デジチューナーのクーポンを利用できる期間が短すぎて、利用する時間がないということだ。

- 地デジ移行のメリットはだれもが享受できるものだから、政府は、クーポン利用の促進策をもっと考えるべきだ。

CES 2009■ FCC改革の必要性   

- 各委員のバックグラウンドは違うが、コンセンサスを取りながら進めていくことで、関連産業、関連する規制官庁をより機能的に連携することになる。FCCはそのような役割を担っているのではないか。

■ 700MHz帯のオークション   

- ホワイト・スペースをもっと活用すべきだ。ホームネットワーク、ワイヤレスなど今後利用価値は格段にあがる。

■ 通信インフラの長期的展望(ブロードバンド・FTTH等)  

- ワイヤレスブロードバンドなどインフラへの投資を続けていくべきだ。自分は、規制は必要なく、自由市場奉仕主義者だ。

- しかし、過疎地へのブロードバンドサービス促進など、経済原理では達成できないようなサービス、たとえばユニバーサル・サービスは、政府主導でやるべきだという考えを持っている。また、ブロードバンドは、エンターテイメントだけでなく、医療、教育にも役立つものである。自分がやろうとしていたのは、年間50億ドルの予算で、ブロードバンドを普及させるというものである。今までは電話線の普及が課題だったが、これにブロードバンドも加えるべきだ。 

■ 衛星ラジオ(Sirius社とXM Satellite社)の合併   

- ディレクTVとエコスターの合併は否認した。

- しかし、両社は経営的に問題があり、またiTunesや、インターネット配信の車載機など音楽を楽しむ手段が多様化してきたので、両社が合併しても競争環境は続くと考えている。

■ 今年のCESについて

- マイクロソフトのMediaPlayerパナソニックのホームネットワーク、タッチ感覚のリモコン
CES 2009

- ファーストフード、たばこのCM,子供に有害なコンテンツなどへの規制は、政府は大きな役割を果たすべきだ。決断には、反対、批判がつきものだ。

- 誰も賛成したことは覚えてないが、反対されたことは、いつまでも覚えている。後任者は、過去を振り返るべきではない。決断は困難だけれども、全員の意見を聞くと誰からもよく思われない。なにがしかの決断を続けていく必要がある

FCC ゲナコウスキー委員長 CES2010のインタビューこちら

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2009年7月 1日 (水)

Tru2Wayについて、ケーブルオペレーター、メーカーの議論 - CES 2009 -

CES 2009- Stephen Goldstein Samsung
- Kevin Leddy Time Warner Cable
- Char Beales CTAM
- Jud Cary CableLabs
- Bob Faught Comcast
- Robert Perry Panasonic

Tru2way Here and Now
2009/01/10 10:30

■  小売店のTru2Wayへの理解が最も重要

コムキャスト  小売り市場と付き合うのは初めて。7月1日の第2次市場開始に向け、小売店への商品説明を強化している。

サムソン   韓国ではTru2wayは2005年から開始されている。韓国ではたくさんのアプリケーションが開発され、消費者から支持を得た。こうした自由なサービス開発が北米市場でも普及へのカギを握るだろう 

サムソン   個人向けだけでなく、ホテル向け需要もかなりの手ごたえがある。

CES 2009

■  Tru2Way普及への課題

タイムワーナーケーブル   Tru2Way普及には、Blue-layなど、知名度の高い他のブランド名をつけて、販売したほうがよい  

サムソン   韓国と違って、北米のケーブルテレビ市場は、30年の歴史があり、変化が難しい市場である 

タイムワーナーケーブル   テレビ内蔵型のTru2Wayはハイエンド層に普及するだろう。しかし、ミドル層は、今までと変わらずケーブルオペレーターからSTBをリースする加入の仕方を続けるだろう。

- ソフトウェアをダウンロードする必要があるTru2Wayには、セキュリティ問題がある。ただ、セキュリティ問題は注意深く検討している

サムソン  Tru2Way内蔵型テレビは、製造コストが高くなる。小売価格を上乗せするかは、今後の課題だ。現状は、中位機にTru2Wayを搭載している 

コムキャスト  北米に145名のセールスマネージャーがいる。販促ツール、小売店との決済、店員教育など、初体験の仕事ばかりしている状態だ 

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IPTV成長に必要な要素を議論、AT&T、マイクロソフト - CES 2009 -

・使いやすいユーザーインタフェース、HD対応などがIPTVにも求めらている
CES 2009- Jonathan Hurd Altman Vilandrie
- Chris Boyer AT&T Services
- Mark Evensen Entone, Inc.
- Mary Francia Infinite Video
- Ben Huang Microsoft
- Michele McGarry ThinkAnalytics
- Frank H. Nein Lexicon Digital

Personalized TV: Exploring the True Power of IPTV
2009/01/10 12:00

■  IPは多様な可能性があるが、一方複雑である

- コネクティビティがIPTV成長のカギを握る (Infinite Video)

- ケーブル、IP、放送で規制が違う。IPでは、放送で禁止されている広告(タバコ、アルコール)も流せる。いいことではないかもしれないが、パーソナル化が可能なIPTVではこうしたニッチだが巨額な広告予算を持っている広告クライントを取り込むのよい戦略だ (ThinkAnalyst)

- IPは情報を運ぶプロトコル、多様なデバイスとのコミュニケーションが可能だ。(AT&T)

■ 簡単なユーザーインタフェースの重要性

- 消費者は、自分の好きなコンテンツを見るのに、我慢できるステップは3段階が限界だ。IPTVは、まだ成熟した技術でないので、10ステップくらい必要で、改善する必要がある (Lexicon)

- フラグメンテーションが進んでいる動画配信市場では、コンテンツホルダーがバリューチェインの中でいちばん優位なポジションだろう。また、コンテンツ検索、消費も細分化されており、それをユニファイド化するようなソリューションが成長するだろう (マイクロソフト)

- グーグル、マイクロソフトなどが、動画検索で新たな試みをしている。動画検索はまだ重要な課題だ (AT&T)

■  HD対応が、IPTV市場成長にも求められる

- IPTVはマネジッドサービスだが、クラウド時代でのコンテンツ消費は、デバイスをまたがったコンテンツ消費が成長するだろう。動画フォーマットの問題もある。 (Infinite Video)

- AT&TのU-Verseでも、多様なメディアへコンテンツを流通できるように、コンテンツホルダと権利交渉を進めている (AT&T)

- 消費者のHDへのニーズは今後も増していくだろう。IPTVでも対応が必要だ (マイクロソフト)

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STB事業者の語る、IPTVの方向性 - CES 2009 -

・インターネットの「オンデマンド」、「検索」を視聴体験に持ち込むIPTV

CES 2009- Gilles BianRosa Vuze (P2P)
- Brian Caskey UTStarcom
- Vincent Dureau Google
- Edward Lichty VUDU (参照) 
Joe Seidel Microsoft Corp.

IPTV: More than Reruns and Movie
2009/01/08 12:00 - 13:00


■ IPTVは、ケーブルテレビだけがライバルではない

マイクロソフト   パソコンにブラウザがあれば、コンテンツが見れる。最近は、Hulu、ABC.comなどでテレビドラマを配信している。こうしたサービスは、STBを必要とせず、脅威だ。

グーグル   Tivoなどもライバルである。また、アマゾンのストリーミングサービスなど、コンテンツ配信はとても競争が激しくなっている。

Vuze  テレビの寿命は10年、PCは3年くらいだ。IP系のコンテンツ配信のほうが、イノベーションに対応できる 

■  テレビはインターネットのコネクション

マイクソフト  マイクロソフトの「メディア・センター」は、1,000万人以上の利用者がおり、すでに、これだけの人間が、インターネット的なテレビを楽しんでいることを再確認すべきだ。 マイクロソフトのメディアセンター戦略について⇒参照 

■  IPTVは、パーソナライズが付加価値

マイクロソフト   テレビ番組、YouTubeをパーソナライズ可能なのが、IPTVだ。
VUDU  リニアな放送はそのままにしておき、新たなサービスは、STB側で実現する
グーグル   Netflixのストリーミングサービスは、視聴者ニーズのオンデマンドを実現している

CES 2009■  ケーブルテレビとの差別化は、コンテンツの質

Vuze  PCは、「Discovery」と「User Interface」がテレビより優れている。PCの強みである「検索」機能を、より拡充する戦略をとっている

■  ウィジェットは、パーソナライズの新たな展開で、有望である

グーグル   コンテンツ配信手段として有望だ
マイクロソフト  STBでも簡単に組み込めるのではないか
- Good Morning Americaは、モバイル配信に力をいれている。
- LOSTは、ゲームを制作するほか、abc.comで、ドラマで触れなかった新たなあらすじを短尺ドラマにして、配信している。
- ドラマ「アグリー・ベティ」は、スピンオフ短尺ドラマを制作、オンライン配信を行っている。
- こうした番組2次利用は、視聴者にその番組への関与を高めることになり、番組とファンとの関係を深いものにしている
- 視聴者コミュニティを形成。視聴者を固定化している。

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アン・スゥイーニー氏、コンテンツ制作重視から、番組2次利用強化に舵を切ったディズニー - CES 2009 -

CES 2009Anne Sweeney, President, Disney Media Networks Co-chair and Disney-ABC Television Group  2:30 p.m. January 8,2009, Las Vegas Hilton CES 2009

■  PCの性能向上が、テレビ局と家電メーカー、広告主をより密接に連携させている

- チップメーカーが開発する映像用のCPUの性能向上で、信頼できるDRMを用いたウィジェット配信などが可能になっている

- コンテンツメーカーにとって、テクノロジーの発展は、消費者に新たなサービスを提供できるよい機会だ

- DVR、デジタルの世界では、番組を何人見ているかで広告を売るのではなく、広告をどれだけの人が見ているかでビジネスが成立している

■ テレビ番組はデバイスを超える モバイル、テレビ、インターネットの3スクリーンに積極的に進出する

CES 2009- 3年前は、ディズニーがインターネットに積極的になるなどとは、考えられなかった。 Abc.comの視聴データを分析すると、消費者は広告モデルのネット配信を支持している

- その結果を踏まえ、我々はabc.comを拡充していく。

- すでに、50万回以上の視聴を獲得 iPhoneなどモバイル配信も強化

■ 番組2次利用で、番組価値を向上

CES 2009- ABCの番組フランチャイズ‘LOST’、‘Good Morning America(朝のニュースショウ)’は、番組2次利用に力をいれている。

- テレビ放送より先に、iTunesに公開した番組もある

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デジタルコンテンツには、マーケティングが必要である - 視聴行動調査大手3社の議論 - CES 2009 -

・デジタルコンテンツの消費分析ツールは細分化されている

CES 2009- Scott L. Brown The Nielsen Company
- KC Estetson CNN.com
- Ian Schafer Deep Focus
- Venu Vasudevan, Ph.D. Motorola
- David Wolf Accenture
- John Zelenka Tribune Media Services
Television without Boundaries: Cable, Telco, Satellite, Broadband and Mobile Define the Future of Entertainment and Communications
2009/01/08 10:30

■  消費者は、ライフサイクルのなかで、適切なデバイス、メディアでコンテンツを消費する

- Tivo、Netflixなどコンテンツ流通の新たな動きのおかげで、消費者は、コンテンツをいろいろなシーンで消費できることになった(TMS)

- 10年前と比較し、回線速度、ストレージなどデジタルに関するコストは、10倍以上も効率化している。そのことが、デジタルでのコンテンツ消費環境によい影響を与えている(アクセンチュア)

- コンテンツに関しては、「検索」はあまり有効ではない。友人からのレコメンドのほうがより効果的だ。コミュニティ内でのクチコミは有効だ。
- テレビは「編成」が得意で、インターネットは、「検索」が強みである。インターネット上での番組配信は、その検索+番組発見のサービスをいかに消費者に楽しんでもらうかにある。

■  視聴行動の分析技術は、格段に進歩している

CES 2009- DVRの普及で、タイム・シフト視聴が主流だ。

- テレビ局は「C3」というライブ+3日後視聴までのデータを合計した指標で広告販売を行っている

- その結果、若年層向けのドラマは、DVR視聴を含めると、視聴率が2倍になるものもあることがわかっている

- こうしたタイムシフト視聴への対応サービスは、コンテンツ流通の新たな形態として成長するだろう

- 経済状態がよくない時期は、エンターテイメント産業は伸びる。テレビドラマは、まだリビングで見るのが主流だ。

- STBのデータを分析する試みを始めている。より深い視聴者行動が獲得できる

- とくに、Generation Yが今後成人になったときの消費行動について関心がある     (ニールセン)

■  コンテンツには、マーケティングが重要である

CES 2009- CNN.comのユーザーのうち40%は海外からだ。テレビでは獲得できないファン層をインターネットでは拡大できる(CNN)

- コンテンツにおけるブランドは、消費者ニーズをこちらから掘り起こすことで得られる信頼関係が重要である(TMS)

- 「Right User」に「Right Contents」を届けなければいけない。コンテンツは、そのタイプごとに扱い方が違う。(アクセンチュア)

- タイプごとに番組を配信するという意味で、モバイル市場は成長するだろう

- 細分化はトレンドだが、スケーラビリティが課題だ(ニールセン)

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