2007/07/27

VOL.80★ジャパニーズロックが大好き『お勧めCD紹介-クラムボン・つしまみれ・アナ』

『お勧めCD紹介-クラムボン・つしまみれ・アナ』

前回よりかなり間が開いてしまって申し訳ないです。どうもハセです。実は諸事情により週一回配信だったこのメルマガを、不定期配信にしてもらったのです。・・・といっても不定期にもほどがある、って話なんですが。そんなわけで今回は私がここ数ヶ月に購入したお勧めCDをご紹介します。

まずご紹介するのはクラムボン『Musical』です。クラムボンとしてはカヴァー・アルバムやライヴ・アルバムのリリースはありましたが、オリジナル・アルバムとしては約2年ぶり。本作はなんと曲作りも含め約60日間で作られたそう。このアルバムは聴いていてすごく気持ちがいい。それはきっと、変にこねくり回したわけではなくメンバーそれぞれの音楽的感性に忠実に、出てくるものそのままに演奏しているからではないかと思います。タイトルに"Music"という言葉が入るに相応しい、音楽に身を委ねられる一枚です。

次にご紹介するのはつしまみれ『脳みそショートケーキ』です。つしまみれは1999年結成のスリーピースガールズバンド。2004年からはアメリカでも活動を始め、アメリカでもファンを増やしつつあります。声と詞はJUDY AND MARY時代のYUKIちゃんを感じさせます。だからといって「POPな感じ?」とかって軽く見ていると痛い目にあいます。何しろこのバンド、演奏力が高いです。印象としてはベースがしっかりしている。たまにZAZENBOYSのような難解なフレーズが入っていたり。なかなか面白いバンドです。

そしてもう一枚紹介するのはアナ『FRASH』です。アナは福岡を拠点に活動するギター、サンプラー・ボーカル、ドラムを有する3 人組のバンド。アルバムとしては今作が3枚目。1作目がギターポップ寄り、2作目がエレクトロニカ寄りだったのですが、今作はこの2枚がうまい具合に中和されており、ちょうど良いキラキラさ加減になっております。とってもPOPでどこか切ない。スーパーカーやくるりが好きな人にはお勧めです。

さて今回はこんな感じにしてみましたが、気付けばもうすぐ夏フェスシーズン!また新しい音楽と出会える季節です。良い音楽との出会いを見逃さないよう、アンテナをビンビンに張っていきましょう。

・クラムボン「Musical」2007年5月23日発売
・つしまみれ「脳みそショートケーキ」2007年7月7日発売
・アナ「FRASH」2007年7月4日発売

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2007/04/09

VOL.79★ジャパニーズロック:『詞に注目!-マキシマムザホルモン』

『詞に注目!-マキシマムザホルモン』

早いものでもうすぐ4月、夏フェスの話題がちらほら聞こえてくる季節となりました。どうも、ハセです。そろそろ夏に向けての金策をねらねば…。

さて皆さんは3/14に発売になったマキシマムザホルモンのアルバム「ぶっ生き返す」はもうお聞きになりましたでしょうか。まだ?まだですって?「身内に不幸がおきますよ」Dr/ナヲちゃんならきっとこう言うでしょうな。一言で言うとこのアルバム、かなりの名盤です。前作「ロッキンポ殺し」より少し間口が広がったというか、キャッチーになったかなといった感じですがその感じが絶妙なのです。ハードでありつつポップ、ポップかと思いきややっぱりハード。で、この上なく、カッコいい。

今回もダイスケはんのデス声、ナヲちゃんの美声、上ちゃんのチョッパーベースは健在。しかし今回のアルバムの功労者はなんと言っても作詞作曲を一挙に手がけているマキシマムザ亮君です。いろいろなインタビューを読んでみると今回亮君はかなり自分を追い込んで曲を制作したようです。(スタジオに寝泊りしたとか)そのインタビューに自身の書く詞について「英語で歌うのが恥ずかしくて、だからといって日本語で自分の思いを歌うのも恥ずかしくて。でも言いたい事はいっぱいあるから今のような詞の書き方になった」みたいなことが書いてあったんですが、この気持ち、なんだかすごく分かる気がします。ホルモンの音に見せられた後は実は読み込むとかなりメッセージ性の強いことが分かる亮君の詞の世界にドップリ浸かってみるのはいかがでしょうか。しかしこんなにキワドイ詞を書く弟を暖かく見守っているナヲちゃんと川北家の皆さんのことを思うとすごく微笑ましくなりますね。

今回のアルバム、某チャートではミスチル・倖田來未・中島美嘉・EXILEに続く5位のようで。自分が良いと思っている音楽ですから浸透していくのは嬉しいんですが、ホルモンのような元々カウンターカルチャーだった人達っていうのは、多くの人に受け入れられてしまうと困っちゃうんじゃないだろうかと心配になるのは私だけでしょうか。でもどんなに境遇が変わろうと、ホルモンのライブが楽しいことには変わりないんだろうなぁ。

・マキシマムザホルモンAlbum「ぶっ生き返す」2007/3/14発売
・マキシマムザホルモンDVD「Debu Vs Debu」2005/9/15発売

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2007/03/23

VOL.78★ジャパニーズロック:『ライブで完成-ストレイテナー』

『ライブで完成-ストレイテナー』

ここ数週間のCDの買い方が半端じゃありません。どうも、ハセです。某赤と黄色のCDショップのポイントカードの溜まり方が異常です。今まで最高は2ヶ月で満点だったのですがそれを抜く勢い。でもこれだけはやめられないのです。

さて2月の半ば、ストレイテナーが今まであまり出ることのなかったテレビの歌番組に出演していたのを皆さんはご覧になったでしょうか。賛否両論ありますが私は思っていたより良かったように思います。ちなみに私が見たのは生放送のやつで、彼らのパフォーマンスはライブと全く同じで気迫がブラウン管(うちはまだブラウン管です!)からでも伝わってきました。

そんなストレイテナーが前作から一年、「バンドは生き物である」という言葉を体現するかのように、また新たなステージに立ったと思わせるアルバム「リニア」が発売になりました。1曲目の「CLARITY」からいきなり打ち込み。クレジットを見るとプログラミングは日向氏がやっているよう。「TRAIN」「BIRTHDAY」「AFTER THE CALM」のような、いわゆる”テナーらしい曲”がありつつ「REST」「LIVES」のような今までのテナーにはなかったような新境地的な曲もある。また、私個人の意見ですが「SIX DAY WONDER」は本当に名曲。ピアノがフューチャーされたシンプルな楽曲ですが、だからこそメロディーの良さと強さが強調されています。シンプルなアレンジというのは傍から見ると簡単そうに見えますが、実は複雑なアレンジより練りに練られたものだったりします。音楽の場合「足し算より引き算のほうが難しいんじゃないか」と思うのです。

そしていつも思うのはストレイテナーのアルバムはライブを見る前と後とでは全く印象が違うということ。アルバムを買って聴く→「あら良いアルバムじゃない」と思う→そしてライブに行ってアルバムの曲たちを生で聞く→もう一度アルバムを聴いてみると・・・ライブ前よりもそのアルバムに対する理解度が上がったように思うんです。つまり、ストレイテナーのアルバムは発売して完成ではなく、それを聞いた人がライブに足を運んでくれて初めて完成するものなのです。今回のアルバムもまさにそれで、まだ私の中でのこのアルバムに対する理解度は50%にも満たないのではと思います。

2007 年はカサビアンのオープニングアクトという「どアウェイ」状態のライブから始まったストレイテナーですが、でも彼らはそのスタートを「いいスタートが切れた」と言い切っています。テレビ出演、アルバム発売、ツアー、そして6月に待っているのは幕張メッセでのライブ。今年のテナーはかなり挑戦的。6月以降もいろいろなことが待っているのではと思うと今年はテナーから目が離せませんよ。今年はストレイテナーの年になること間違いなしかと。

・ストレイテナー「リニア」2007年3月7日発売

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2007/03/06

VOL.77★ジャパニーズロック:『柔らかく、あたたかい-スネオヘアー』

『柔らかく、あたたかい-スネオヘアー』

先週、SAKEROCKのライブを見てきました。どうも、ハセです。この日の対バンはeastern youth。eastern youthといえば、Vo/Gの吉野氏が1月の終わりに腕を骨折し、その数日後に予定されていたダイノジロックフェスティバルの出演をキャンセルしていました。この日の吉野氏は左腕に軽めのギブスをしながらもギターをかき鳴らし、叫び、最高のライブを見せてくれました。その後、アンコールではSAKEROCKとのセッションで「スーダラ節」を披露。これがまたハマってて、ハマり過ぎてて、吉野さんのための唄なのではと思わせるほど。まだ「腕が上がらない」とかもいってましたが、何はともあれ復帰おめでとうございます。さて、今週紹介するのはスネオヘアーのニューアルバム「スカート」です。スネオヘアーとは渡辺健二氏のソロプロジェクトのこと。インディーズでの活動後、2002年、31歳のときにメジャーデビュー。今回のアルバムは1年ぶり5作目。今作はスネオ氏自身のプロデュース楽曲と前作からの引き続きである池田貴史氏(SUPER BUTTER DOG/100S)や會田茂一氏(FOE/HONESTY)、また新たに迎え た松江潤氏やCOILなどのプロデュース陣との楽曲で出来ていますが、作詞作曲をしているのがすべてスネオさん自身(注:「headphone music」の曲は池田氏との共作)だからか、バラバラ感は全く なく最初から最後までスルっと違和感なく聞ける感じの一枚です。スネオさんの楽曲の魅力はなんといってもやさしくポップな曲と時にネガティブで切ない歌詞。しかし今作にはそこにポジティブさとあたたかさが加えられているような気がします。「スカート」というアルバムタイトルも柔らかくあたたかい感じがぴったりな素晴らしいタイトルだと思います。今年、年男であるスネオさんが届けてくれたこのアルバム。10年先に聞いてもその時の自分を優しく包み込んでくれそうな力を持った長く聴けるアルバムです。一聴を。

和の心を応援する嘯氣堂:水墨画を毎週10枚プレゼントします   

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2007/03/01

VOL.76★ジャパニーズロック:『P.M.A.解散-KEMURI』

『P.M.A.解散-KEMURI』

二週間ぶりのご無沙汰です。どうも、ハセです。私が体調不良を訴えているあいだに、とんでもないニュースが飛び込んできましたね。「KEMURI、解散」。理由もなく「KEMURIは解散しない気がする」と思っていただけにかなり驚きましたが、しかし今回のKEMURIの解散は他のバンドの解散とはちょっと様子が違うのです。それは、LAST LIVEがあるのが2007年12月9日。つまり解散まであと約10ヶ月あるということ。最近は急に解散や活動休止が発表され「この間のライブが最後でした」というようなバンドが多い中、これは本当に異色。

KEMURI は1995年に結成。メンバーはVo:伊藤ふみお、B:津田紀昭、G:南英紀、Sax:コバヤシケン、Dr:平谷庄至の5人。ライブではこのメンバーにホーン隊が加わります。結成当時から国内外にこだわらない活動をしており、Hi-STANDARDと共に日本のバンドが海外でも活躍するという道を作ったと言っても過言ではありません。そういった点からも日本のインディーズシーン・スカコアシーンではかなり重要なバンドであり、オーディエンスだけでなくミュージシャン仲間や若いミュージシャンからもリスペクトをされています。

KEMURI を語る上で決して外せない言葉として「P.M.A.(positive mental attitude=肯定的精神姿勢)」というのがあります。今回の解散の仕方もこの精神から生まれたもの。「やるだけのことはすべてやりきった。あとは応援してくれた人達と最高の一年を作り上げる」。どんな形であれ悲しさや寂しさを伴ってしまう解散を最大限楽しもうという、実にKEMURIらしいやり方です。私がKEMURIと出会ったのは今から約7年前。たまたま見ていたテレビで流れたPMAのPVでした。当時まだスカコアというものを全く知らなかった私でしたがそのカラッとした音と画面から滲み出る暖かさに釘付けになりました。今から思えば私はこのとき彼らのP.M.A.を無意識に感じ取っていたのですね。

現在彼らは海外でレコーディング中。5月に発売するそのアルバムが彼らのラストアルバムになるようです。今までたくさんの言葉を我々にくれた彼らが最後にどんなメッセージをくれるのか、受け止めるべきだと思います。皆さんはどうしますか?2007年はどう考えても伝説になってしまいますよ!

・KEMURI「ベスト・アルバム KEMURI」2002年10月23日発売
・KEMURI「CIRCLES」2004年9月22日発売


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2007/02/14

VOL.75★ジャパニーズロック:カエラという求心力

和の心を応援する嘯氣堂:水墨画を毎週10枚プレゼントします

『カエラという求心力-木村カエラ』

ZAZENBOYS から日向氏が脱退!というニュースが飛び込んできましたね。どうも、ハセです。数週間前に「ひなっち、バンドやりすぎ」と書いたばかりだったのでちょっと驚きました。しかし思うことは「ZAZENでやれたならどこ行ってもやれるだろう」ということ。ZAZENでプレイしたことは日向氏にとってかなりの修行となったのではないでしょうか。向井氏の公式HPに「若きベーシストを探して練り歩く」と書いているので、どんな才能を発掘してくるのか、日向氏の今後同様こちらも期待です。

このメルマガで何度となく出てきた言葉に「木村カエラのバックバンド」っていうのがあります。ニール&イライザ・堀江氏やASPARAGUS・忍氏、 toe・柏倉氏の紹介として使った言葉なのですが、本当にカエラ氏を取り巻く人々は才能に溢れた人が多いです。昨年はサディスティック・ミカ・バンドにも参加した彼女ですが、では何故、カエラ氏の周りに素晴らしいミュージシャンが集まるのか。まぁ「お仕事だから」と言ってしまうとみもふたもないのですが、それだけではなくやはり「カエラとやると面白い」と思わせる何かがアーティスト・木村カエラにあるからではないでしょうか。それが求心力となってミュージシャンが引き寄せられていく、そんな図式が頭に浮かびます。

さて、そんなカエラ氏のアルバム「Scrach」が先日発売になりました。今回のアルバムもプロデュース陣が豪華。音楽好きならヨダレを垂らしてしまうような大御所から若手、果ては氏が共演を熱望したUKのバンド・FARRAHまで。氏の求心力は止まるところを知りません。このアルバムは実にバラエティーに富んだ一枚となっており、一言で表すとやはり「ポップ」。今までは「ロック」で表されることの多かった彼女が、ひとつ肩の力を抜いて音楽というものと向き合った結果、素晴らしくポップなアルバムが生み出されました。様々なミュージシャンに触発されてか、自身の書く歌詞にも変化が見られ、可愛らしさの中に芯の強さがあるようなガールズポップには欠かせない要素がちゃんと入っています。

ホント、この時期の女の子はすごいスピードで変化していきますね。1stアルバムからまだ2年弱しか経ってないのに、今までに出た3枚のアルバムの色がすべて全く違うのがその証拠。これからもいろんな音楽に触れいろんな表現を見せてくれることでしょう。そして、いろんな音楽を経験した後に彼女が何を選択するのかというところにもすごく興味があります。俄然、目が離せません。

木村カエラ「Scratch200727日発売

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2007/02/06

VOL.74★ジャパニーズロック:かっこいい、だけでいい-ガレージバンド

和の心を応援する嘯氣堂:水墨画を毎週10枚プレゼントします

『かっこいい、だけでいい-ガレージバンド』

私の今年の目標は「CDを聞いて良かったアーティストのライブは見とく」です。どうも、ハセです。この目標の元、念願のGALLOWのライブに行ってきました。BECRとは異なり気負っていない感じのライブで会場にゆったりとした時間が流れていました。ちなみにメンバーのイワハラ氏はその昔グループ魂でドラムを叩いていたこともある方。そう考えるとライブでイワハラ氏を見るのは約8年ぶり…でもあんまり変わっていなかったような。

さて、昨年半ばのネオアコブーム・終盤のパンクブームに続きまして、私の中では現在ガレージブームが到来しております。そもそもガレージとは60年代半ばに端を発した音楽で、音的には昔のロックンロール色の残るシンプルなコード進行と歪んだギターが特徴。ロックに対する初期衝動がストレートに出ており、主義主張というよりは「スタイル」を大事にしている感じ。要するに「ロック、かっこいい!俺もやりたい!」って気持ちをストレートに出しているような音楽です。

では日本のガレージバンドをいくつか紹介しましょう。まずギターウルフ。日本だけでなく世界でも絶大な人気を誇る彼らはまさに日本のガレージバンドの代表格と言っても良いでしょう。また、2003年10月に惜しくも解散してしまったThee Michelle Gun Elephantも日本ガレージ史を語る上では外せない存在。タランティーノが惚れこみ映画「Kill Bill」に出演し演奏したTHE 5.6.7.8'S(通称ゴロッパチ)は女性3ピース。ガレージは男子だけのものではないのです。実は1986年結成の老舗ガレージバンドなのです。そして私がお勧めしたい若手ガレージバンドがザ50回転ズです。2004年大阪で結成。マッシュルームカットが伸びたようないわゆる”ラモーンズカット”にスーツという見た目のインパクトも大な3ピースバンドです。昨年はフジロックのROOKIE A GO GOでライブアクト・動員数共に素晴らしい結果を残し、今年は3月のSXSWに参加しアメリカでのライブも決定しているなど今非常に勢いがあるバンドです。

調べてみて気付いたことですが、ガレージバンドは海外で活躍している人が本当に多いですね。これは言語や理屈抜きでダイレクトに伝わる音楽だということであり、ガレージがロックの初期衝動に忠実な音楽であることの証明にもなっているわけです。故に皆さん、やはりガレージバンドはライブで見ないと。皆さんも CD聞いてウォーってなったらライブを見に行くようにすることをお薦めします。
・ザ50回転ズ「1・2・3・4!!」2006年12月6日発売
・ギターウルフ「DEAD ROCK」2007年1月24日発売
・THE 5.6.7.8’S「BOMB the ROCKS」2003年11月8日発売

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2007/02/02

Music Live情報 ジェスロ・タル

こんにちは、MUSICLIVE情報です。週末、クラブでライブもいいいけど、家でまったりライブもいいですね。

ジャパニーズロック好きな人は、このケーワウブログを

NHK衛星放送「BSサタデーライブ 黄金の洋楽ライブ」ジェスロ・タルのライブ。今の若い世代には、全く知名度ないと思いますが、60年代スィンギングロンドンから生まれたバンドの一つです。時代が生むミュージックシーン、映画から商品まで、普遍性を持つのはその後の自らの変化によると思いますが、このジェスロ・タルは、太く短いライフスタイルのバンドでした。2000年前後に再結成、グラミー賞などを受賞していましたが。

バニラファッジ、プロコムハルム、マイク・オールドフィールドなど、キーボードを使った重厚なサウンド、大抵髭ヅラの、一連のバンドは、概して同じように80年代で衰退しましたね。いわゆる「プログレ」です。プログレといえば、イエス、EL&Pなどが王道ですね。。80年代は、デュラン・デュランなどのシンセ、テクノヘアバンドの勃興です。。
ジェスロ・タル(JETHRO TULL )といえば、イアン・アンダーソンのフルート。そして、このライブ、1970年ワイト島での収録。70年、ワイト島と聞いてピンときた人は、ロック通ですね。この年のワイト島フェスは、ザ・フー、ジミヘンのライブ映像が巷で見れます。しかし、ジェスロタルが見れるとは。。。

この番組のプロヂューサーは、マニアックです。しかし、何度も言うように全く宣伝、情報を流さないので勿体ないですね。

名前を聞いたことがない人も、ヘビーロック、ブルースロックの影響を受けた現代のロック好きな方は、楽しめるライブです。

2月3日23時からNHk BS-11ch

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2007/01/31

VOL.73★ジャパニーズロック:豪華メンバー結集!-HUSKING BEEトリビュート

和の心を応援する嘯氣堂:水墨画を毎週10枚プレゼントします

『豪華メンバー結集!-HUSKING BEEトリビュート』

皆さんは見ましたか!?タモリ倶楽部にくるり岸田氏が出ていたのを。どうも、ハセです。いやー、「とうとう出たか!」というか「待ってました!」というか。タモリ倶楽部でやっている電車特集の頻繁さを考えたら遅いくらいだと思ってたんですけどね。しかし、ライブのときより楽しそうに見えたのは私だけでしょうか。

ところでSalyuの新譜はいいですよ、唐突ですけど。最初聞いたときは「やっぱ1stのほうがいいかな」って思ったんですが、聴けば聴くほど良くなってきます。特に今作は初めてSalyu自身が作詞した曲「I BELIEVE」も収録。やはり自分の言葉だからかなんか一番自然に歌えている気がしますね。そして今回13曲中6曲の作詞を手がけているのが一青窈氏。アルバム聴きながら「詞がびっくりするほどピッタリと曲に乗っているなぁ。一人の人が作詞作曲したみたい。」なんて思ってたんですが・・・"だからか"って感じです。

そうそう、HUSKING BEEのトリビュート盤が発売されることが発表になりましたね。ちなみにHUSKING BEEについて簡単にご紹介。1994年7月に結成、2005年解散。Hi-STANDARDと共に当時のインディーズシーンを牽引してきたバンド。メロコアやエモを語る上でも外せないかなり重要なバンドです。そんなバンドなだけにこのアルバム、参加のメンツがまた豪華。BACK DROP BOMBやKen Yokoyama、BRAHMANのような盟友からASIAN KUNG-FU GENERATIONやMONGOL800のようなハスキンに影響を受けたであろうバンドまで。特にアジカンはトリビュート盤への参加は初だし、"アジカンがカヴァー"ってのもあんまり聞いたことがない(もしかしたらこれも初)ので貴重です。そして先週・先々週と紹介したASPARAGUSやtoe(+土岐麻子で)も参加しています。またMARS EURYTHMICSというのは磯部氏の、そしてFINE LINESは平林氏と工藤氏の新バンドのこと。つまり元ハスキンメンバーによる"セルフカヴァー"みたいなもの。MARS EURYTHMICSの方はCDJで見たんですがスタンダードになりえる様な素晴らしい音を鳴らすバンドです。私自身、見てすごく良かったので音源を待っている最中なだけにこの参加はかなり嬉しい。そしてハスキンの曲がクラムボンやハナレグミにかかるとどうなるのか。とにかく聴き応えのあるアルバムになることは間違いなさそうです。とりあえずこのアルバムが発売するまでにHUSKING BEEについて復習しておくことをお勧めします。

・Salyu「TERMINAL」2007/1/17発売

HUSKING BEE「ANTHOLOGY[1994-2004]」2005/3/24発売

・V.A.「HUSKING BEE」2007/3/21発売(参加アーティスト:ASIAN KUNG-FU GENERATIONASPARAGUSBACK DROP BOMBBEAT CRUSADERSBRAHMANFINE LINESKen YokoyamaLOW IQ 01MARS EURYTHMICSMONGOL800OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDtoe+土岐麻子、WATER CLOSETYOUR SONG IS GOOD、クラムボン、ハナレグミ)

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2007/01/23

VOL.72★ジャパニーズロック:良いメロディに泣く-ASPARAGUS

『良いメロディに泣く-ASPARAGUS』
最近気になったニュースといえばやはりZAZENBOYSやストレイテナーで活躍するベーシスト・ひなっちこと日向氏が新バンドを結成すると発表したことです。どうも、ハセです。しかもその面子が元BLANKEY JET CITY、現LOSALIOSの中 村達也氏とSOIL&"PIMP"SESSIONSのタブゾンビ氏と超豪華。ミュージシャンとして名実共に評価の高い3人が集結。男臭い硬派な3ピースバンドになりそうです。まだセッションをしたところのようでライブ・音源は未定のよう。今から楽しみですな。ちなみにひなっちは先にあげた2バンドの他にテナー・ホリエ氏、ズボンズ・Oniy氏と共に"FULLARMOR"というバンドでも活動してたりします。いやー、タフですね。ひなっちって本当は2・3人いるんじゃないかと思っちゃいますね。もしくはコピーロボット持ってるとか。さて1/17にBEAT CRUSADERSスプリット三部作の完結編「NIGHT ON THE PLANET」が発売になりました。今回のお相手は旧知の盟友ASPARAGUS。ASPARAGUSは2002年にVo/G:渡邊忍、B:山下潤一郎、Dr:一瀬正和の3人で結成。グッドメロディな楽曲とアレンジセンスの良さ、3ピースバンドには不可欠な個々人の演奏力の高さからリスナーだけでなくミュージシャンからも敬愛されるバンドです。しかし、昨年末COUNTDOWNJAPANを最後にB:山下氏が脱退をしてしまいました。最後のライブを見たのですが、しんみりしたり険悪だったりすることは全くなく、「また一緒にやるかもしれないしね」といったようなすごく明るい前向きなライブでした。以前に紹介したCAPTAIN HAUS RECORDINGSのコンピレーションアルバムに入っている山下氏のソロ 音源を聞く限りでは山下氏の中にも素晴らしい音楽がまだまだたくさんありそうなのでこれからの活動も期待できると思います。そしてASPARAGUSの今後の活躍にももちろん、期待です。メロディーメーカー忍氏は最近では木村カエラちゃんのプロデュースをしたりもしており、今回のスプリットの共作曲「MONOLOGUE IN MY HEART」は同日発売されたBECR楽曲提供の「Snowdome」と 相通じるところが見受けられます。メロディックパンクの楽曲にアコースティックギターを取り入れるアスパラの手法にBECRが飛び込んだといった感じでしょうか。しかし今回のスプリットは「ええ曲」揃い。曲調が激しかろうがなんだろうが良いメロディの音楽を聴くとちょっと泣きそうになるもんなのですね。「横ノリ」「縦ノリ」ときて最後に泣かしにかかるなんて憎い事をします。聴けば聴くほど、の一枚となっております。一聴を。
・ASPARAGUS×BEAT CRUSADERS「NIGHT ON THE PLANET」2007年1月17日発売
・ASPARAGUS「KAPPA I」2004年6月16日発売
・ASPARAGUS「KAPPA II」2004年6月16日発売

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