名画★デスプルーフ in グラインドハウス
こんばんわ、名画★知ったかぶり、今週は、「デスプルーフ in グラインドハウス」です
【薀蓄】
タランティーノ監督待望の新作です。出演は、CSIニューヨークのエイデン、シーズン2で死んでしまったヴァネッサ・フェルリト、24にも出てたような・・・ラテン系の少しヤバイセクシー役として活躍しとります。たらこクチビルです。他にも「夜の大走査線」シドニー・ポワチエの娘、シドニー・タラチナ・ポワチエ、マリリン・マンソンと婚約していたローズ・マッゴーワン。「バックドラフト」「バニラ・スカイ」のカート・ラッセル。A~haに似てる。
【ちょっと】
どこかの雑誌の映画評で、「タランティーノの悪い癖で、観客を楽しませる前に、自分が一番楽しんでしまった」というのがありました。よくぞ言ってくれた。見終わっての感想は、まさにこの言葉に尽きます。不思議なのは、連続するスプラッター攻撃、血の海、エグすぎる衝突シーンが、何故か痛快感を覚えてしまうところです。世間一般で、生命の大切さ、殺人への罪を教育されているにも関わらず、ラストシーンで感じる爽快感。心の奥底に潜む残忍さへの快楽性を、浮き彫りにされた気がします。「嫌われ松子の一生」のラストシーンには、何故か嫌悪感を抱いたのですが。おそらく、勝利のデスプルーフと、敗北の暴力「松子」の違いなのでしょうか?もし、両方ご覧なれれている読者の方がいたら、ブログコメントで感想を教えてください!
【見る前に】
先週平日夜の六本木ヒルズ。観客は20%といったところ。男女半々でやや30-40代が多し。ほぼタランティーノファンだと思うのですが、至るところで、日本語的「オーマイガッ」笑いがおき、ラストシーンでは全員から拍手が沸きあがってました。タランティーノが自分で楽しんでしまった作品だけに、大オケだそうです。一般ウケはまずしないでしょう。細部に至るまで、ホントに映画が好きなんだなぁということは伝わる作品ではあります。
それでは・・・★
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