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2007/08/31

映画批評モリコラム 「2001年宇宙の旅」

「2001年宇宙の旅」(1968/米・英)
いまや私は説明するまでもなく、SF映画史上どころか、映画史上に燦然と輝く名作であり、日本でも雑誌などで映画史上ベストテンなど行われると必ず上位にランクインされる程、この映画の作品の評価は揺るぎない。かくいう私も高校生の時にリバイバル上映が初見であったが、その壮大な宇宙空間の描写と深遠なテーマにすっかり魅了されて、それ以降どこかの劇場でこの作品が上映されていれば、ビデオやDVDで何回も鑑賞しているのにも関わらずつい劇場へ足を運んでしまう。そう、この作品は劇場の大きなスクリーンと大音響でなければ魅力が半減してしまうのだ。物語は人類がまだ猿であった時代から始まり、そこから知恵を授かることにより、西暦2001年には宇宙に進出までになるのだが・・・。

とここまで書いたのはいいが、この作品、特に後半は大変哲学的でかなり難解なのは事実。実は私も1度目は正直よく理解できず、その後数回鑑賞して、原作も読んだりして、何となく理解できたような箇所もあるのだが(はっきり理解したと断言できない事が情けないけれど・・・)、それでも全てすっきりしないもどかしさがある。しかしそれでもなお、その難解さが、逆に何度も鑑賞することになる魅力となりえる不思議な力がこの作品にあるのは事実だし、映像面においても、上記の何百万年間の流れを一瞬で表現したモンタージュシーンに度肝を抜かれ、その後に続く宇宙のシーンの美しさと浮遊感覚、そしてSFという未来の映画でありながら既成のクラシック音楽を多用、それがものの見事に映像にマッチしていることも強烈な印象を与えてくれたのである。

製作されてもう40年を迎えることとなるが、内容、技術面においてもこの作品ほど製作時からの時の流れを感じない作品はないんじゃないかと思えるほど、普遍的な魅力を保ち続けている。

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