アイドル批評アイドル・エンタ:「正統派対決!」
【正統派対決!】 2007年春クールのドラマが終了し、いよいよ夏クールのドラマが始まります!期待の新人、伸びをみせるか中堅、後続を引き離すかTOPアイドル…と注目ですが、今回はまず春クールの振り返りをしたいです。間違いのない大活躍は、プロポーズ大作戦の「長澤まさみ」。期待を裏切らない、まさに大エースの仕事振りです。ちょうどドラマの撮影中に20歳を迎え、また映画「その時は彼によろしく」の公開も有り、宣伝にバラエティ番組にも出演。本当に2007年上期は「長澤まさみ」の時代と言って間違いないでしょう。ただし、「長澤まさみ」は助演女優賞。ドラマの内容が「山下智久」目線ですから。なので主演男優賞は「山下智久」。本当久々、ドラマらしいドラマ。いいドラマでした。タイムスリップ、ファンタジーには、大林宣彦監督作品に通じるものがありました。では、主演女優賞は…「戸田恵梨香」でしょう。ライアーゲームで当たり役を引きました。今、このタイミングの「戸田恵梨香」にしかできない役。まさに当たり役です。実はU-○○アイドルからで、キャリアの長い彼女も「ノブタをプロデュース。」までは、一般化できませんでした。「ギャルサー」でステップして今回の「ライアーゲーム」の主演で一気にジャンプしました!夏クールの「牛に願いをLove&Farm」も大期待です。正統派アイドルの頂点、「長澤まさみ」の牙城を切り崩す一翼として名乗りを挙げました。かつて頂点を極めた「上戸彩」が苦戦しています。韓国ドラマのリメイクの「ホテリアー」の主演で大コケしてしまいました。これは明らかにマネジメントの失敗です。誰が考えても「ホテリアー」が当たるわけはなく、主演をした時点で怪我をするのは目に見えていました。これが、これから頑張ろうとするアイドルの挑戦なら理解できます(今回の新設枠「ライアーゲーム」で活躍した「戸田恵梨香」や「レガッタ」の相武紗季)。しかし、すでにトップに位置している「上戸彩」がこの役をやるのは無謀です。なにか断れない大人の事情があったのでしょうか。。これで「上戸彩」は苦しくなりました。次回作が「カド番」になるかもしれません。「上野樹里」は挑戦が裏目に出ました。但し、怪我は「織田雄二」が全部引き受けてくれるので、本人的にはいい経験といったところでしょう。さて問題は、「長谷川京子」です。かなり厳しいことになってきました。次回作では、カンヌでグランプリ受賞の河瀬監督の映画で主演をするようですが、連続ドラマの主演はもうまわってこないかもしれません。ご応読ありがとうございます。また次回!!
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