蹴球人のサッカーコラム:今年最初の日本代表メンバー発表!
こんにちは、サッカー情報です!
今週の質問( info@kwow.jp )「本日、今年最初の日本代表メンバー発表!感想をお送りください!」です。お答えお待ちしてます!!
皆さんこんにちは。蹴球人です。
先週はプラティニだけで終わってしまったので、他の10番についても書きたいと思います。私の中でプラティニの次に来るのは…ベタ中のベタですが、ディエゴ・マラドーナです。マラドーナについてはあんまり語る必要もないんですが、「エレガント」を求めてしまう私としては、個人的にはあまり好きではありません。でも好き嫌いを通り越して、「凄い。あまりにも凄い!」というのがマラドーナです。
記憶にあるのはやはり86年W杯メキシコ大会での大活躍と、その後ナポリをスクデット獲得に導いた90年までのプレー。「マラドーナが前を向いてボールを持ったら誰も止められない」と言っても過言ではないほどでした。90年W杯イタリア大会でも、ブラジル戦でのカニーヒアへの決勝スルーパスなどきらめきを見せましたが、90-91シーズン途中にドーピング検査でコカイン使用が判明し、イタリアを追われました。94年W杯アメリカ大会でもまたドーピング問題で失格処分を受け、引退後も数々の汚れた話題で注目されました。現役時代は本当に数多くのプレーで私たちを驚かせてくれましたが、今いちばん彼に驚かされるのは、「人間こんなにも体型が変化するのか!」ということです。
さて、「マラドーナは誰も止められない」と書きましたが、一人だけ太刀打ちした選手がいました。元ドイツ代表の10番、ローター・マテウスです。昔は確か8番でしたが、86年W杯メキシコ大会でマラドーナの密着マーク役を務めたのは有名な話。その後プレーの幅を広げ、精確なパス、シュートだけでなく、強烈なキャプテンシーでドイツ代表や所属チームのバイエルン・ミュンヘンを引っ張りました。キャリアを積むにつれだんだんポジションを下げ、最終ラインからフィードして展開する新しい10番のスタイルを確立。何と4年ごとに行われるW杯に5回も出場するという偉業(通算出場25試合は最多記録)を達成しました。マラドーナは、マテウスについて「生涯最高のライバル」と評したと言われています。ちなみに現在は、宮本や三都主が移籍したオーストリアのザルツブルクの監督です。
もう一人、一般的な10番とは違う役割の選手を挙げましょう。元イングランド代表、ゲーリー・リネカーです。イングランド代表の10番は、もともと背番号がポジションを表していた時の番号形態を今も踏襲しており、10番は代々センターフォーワードのものになっています。その中で、リネカーは代表80試合、48得点を記録。プレミアリーグでも、レスター・シティー、エバートン、トットナム・ホットスパーと異なる3つのチームで得点王に輝くという凄い選手でした。特徴としては、あまり自分でボールを持たず、ゴール前で点で合わせるストライカータイプ。一瞬でDFを振り切る俊敏さと、エリア内なら必ず決める卓越したゴール感覚で、「山猫」と呼ばれて愛されました。
晩年はご存知の通り、Jリーグ開幕と同時に名古屋グランパスに移籍。ケガのためあまり活躍できず、日本では「給料泥棒」と批判されることもしばしばありましたが、私は偶然、本当に必死にリハビリする姿を映像で見てしまい、批判する気にはなれませんでした。そして、リネカーを語るのに忘れてはいけないのが、生涯一度もイエローカードをもらわなかったということです。「ミスター・クリーン」と言われ、当然FIFAフェアプレー賞も受賞しました。名古屋時代は、Jリーグの下手な審判がカードを出しやしないかと心配しましたが、出場数が少ないこともあり(笑)、無事カードなしのまま引退しました。
いやあ、晩年は薬にまみれたマラドーナから、ミスター・クリーンのリネカーまで、同じ10番でもいろんな選手がいますね~。ではまた次回…。
それでは先週の「ベスト16激突!チャンピオンズリーグ優勝予想は?チームとその理由を」への皆様からのお答えです。
※ 今週も上記掲載分以外のご意見をブログに掲載してます。そちらもご覧ください!!
ブログ掲載分
■しげ様:優勝予想、というか期待するのはACミランです。カルチョの威信回復と復権のためにもぜひがんばってほしい。そして今年こそ年末のCWCでその雄姿をみせてくれー!
■無敵艦隊様:バレンシア。スペインリーグで絶好調。このままの勢いでCLに突入するだろう。過去二回準優勝を同チームで経験しているGKのカニサレス。今年こそ、という想いは誰よりも強いはず。点を取られなければ、負けない。
■yam様:優勝はバルサ。バルサであって欲しいというのもありますが…ラーション以外の主力の残留+ザンブロッタ、テュラムの加入はやはりココ一番では大きいと思います。今は低調ですが去年みたいに大事なトコでコンディション上げてきそうですもんね~逆に他のチームに目を向けてみると、チェルシーは新戦力が完全に機能するのは来シーズンかと。マンUはラーションが帰っちゃうのでCFいません。セリエのチームはゴタゴタあるしもう一つでしょ、チームスタイル的に似てる分、ガッチリ組んだらリヨンはちょっとキツイと思います。ベストならバレンシアが相性的に対抗馬になりそうですね~カウンターでビジャが…コレは正直コワイです
■ジョイ様:チェルシーですかねー…。好きなチームではないんですが、今年はリーグを捨ててチャンピオンズに標準を合わせてきてるとしか思えません…。モウリーニョは今年がチェルシー最後の年になりそうです。ポルトの時も退任決まってのに優勝させちゃったし。
メルマガ掲載分
■bird様:今回は1回戦から面白い対戦が多く、それだけに星の潰し合いが厳しい。予想も普段以上に難しいが、ちょっと捻ってリヨンを挙げてみたい。既に国内では無敵といってよく、欧州制覇には並々ならぬ意欲で臨んで来るだろう。2年連続でR.マドリードを叩きのめした実力は伏兵と呼ぶのは失礼だろう。
■aki様:携帯アドレス自体レアル好きな感じなんでレアルにしたい!。・・・でも本命は◎バルサかな~。対抗は○マンU? 穴で★リオンな感じかな。(リオンの穴は失礼か?) 今のチェルシーは嫌いだから、負けろって願ってる。ゾラ・フローのツートプ時代が懐かしい。 マケレレよモリエンテスよスマンm(_ _)mアナタらが居たらこんなことには、ならなかったよレアルは・・・(T-T)。
■p-man様:もちろんバレンシア!! 今シーズンのリーグ前半戦はビセンテ、ビジャ、アルベルダなど主力の怪我でいまいちだったけど、怪我人も帰ってきて順位もあげてきています。ビジャとモリエンテスのナイスコンビ。両サイドのビセンテ、ホアキンの突破力。アルベルダを中心とした固いディフェンス。非の打ち所がありません!!!
■barca様:もちろんバルサ!!決勝でユナイテッドを叩く!!やっぱ役者が違うでしょ!!
来週もお楽しみに~!
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