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2007/01/09

サッカー蹴球人:2007年、あなたが期待するサッカー選手は?

新年最初の、サッカー情報です!
今週の質問( info@kwow.jp )「2007年、あなたが期待するサッカー選手は?」国内・海外問わず、どしどしお待ちしてます!お答え待ってます!それでは蹴球人さんのコラムです!!

♪うーつーむくなよ、ふりむくなよ~(うーつーむくなよ、ふりむくなよ~)
皆さんこんにちは。蹴球人です。皆さん、全国高校サッカー選手権大会、ご覧になりましたでしょうか?高校サッカー好きとしてはこのテーマ曲を聴かないと新年を迎えられませんよね!思えば2006年は野洲高校の“セクシー・フットボール”に魅せられて幕を開けましたが、結局プロの試合―Jリーグはおろかワールドカップを含めても、あの決勝戦の野洲のゴールほど美しいゴールは見られなかったような気がします。

さて、今年も1月8日、第85回大会の決勝戦が行われました。対戦カードは作陽(岡山)対盛岡商(岩手)。はっきり言ってこの組み合わせを予想した人は一人もいなかったでしょう。優勝候補がどんどん姿を消していった今大会。PK戦で決着した試合が15試合と多かったのも、全国都道府県代表のチーム力の差がなくなってきていることを証明しています。そんな中、決勝に残った両チームも圧倒的な強さで勝ち上がってきたわけではありませんが、お互いに大会中にも進化を遂げ、準決勝、決勝あたりの戦いぶりは勝ち残るに相応しいものになっていました。

決勝戦は前半は互角の戦いで0‐0で終了。後半作陽が左ひざを負傷しているエースのFW村井を投入して動き始めます。11分、その村井の豪快なシュートがクロスバーに当たったこぼれ球を詰めていたDF桑元がヘディングで押し込み作陽が先制。しかし、ここから盛岡商が反撃します。まず19分、MF千葉が得たPKをMF林が外してしまうものの、その7分後、途中交代で入ったばかりのMF大山の鋭い左サイドの突破から、PKを外した林が左足で決めて同点に追いつきました。

そして延長戦の気配もチラついてきた40分、盛岡商に逆転のゴールが生まれました。またしても左サイド、FW成田の粘りのドリブルから中央に折り返したところを、走り込んでいた千葉が右足インサイドで丁寧にゴールの右隅に押し込みました。作陽も必死で同点を狙いに行きましたが、その後の5分間を手堅く守りきった盛岡商が2‐1で勝ち、15度目の出場で初の優勝を成し遂げました。

それにしても両チームの選手の運動量は凄かったですね。とても2日前に雨の中で準決勝を戦ったばかりとは思えません。特に盛岡商の選手達は、1日20キロともいわれる走り込みを積んできただけあって、1点を取られてからの粘りは驚異的でした。日頃のトレーニングの成果がちゃんと結果として現れるのが高校サッカーの良いところ。それに対し、それまで美しい攻撃を展開していた作陽は、先制したことで硬くなり、動きが止まってしまいました。これはプロでも良くあることです。ましてや高校生にはこの展開は仕方がない。逆にそこで意気消沈せず反撃した盛岡商を褒めるべきでしょう(齋藤監督に恩返ししたいという思いも相当強かったようですね)。

さて、その盛岡商の運動量を示す象徴的な選手が決勝点を挙げた8番の千葉くんでした。小さい体にあどけない表情。しかし学生時代にサッカー部だった人なら思い当たると思います。必ずチームに一人はいたあのタイプ。背番号でいうならまさに8番。千葉くんのプレーは、典型的な8番の動き、8番の働きでした。決勝点も、9番や11番のシュートではない、ゴールに向かって壁パスをするような、いかにも8番のシュート(ジーコさんが見ていたらベタ褒めしていたでしょう)。良いですねえ~。ところで、こういう背番号のイメージっていうのはどうやって出来てきたんでしょうね?

惜しくも敗れた作陽にも、気になる選手がいました。負傷のエース、村井くんです。何か風格のようなものを持ってます。準決勝でも出るなり粋なフェイントで相手を交わすなど、人の目を惹き付けました。そして決勝でも、先制のゴールにつながったプレー(3~4人にマークされながらサラリとかわし、ノーステップで撃つ強烈シュート!)はもう「ただモンじゃない感」バリバリでした。何より印象的だったのは、試合終了直後からの左手をあごの辺に持ってきたまま微動だにしない、あの感じ。雰囲気持ってますねえ~。

他にも取り上げたい選手が何人もいましたが、今週はこの辺で。村井くんは高校選抜チームにも選ばれたようですので、ベストコンディションでのプレーに期待しましょう。とりあえず、今年も良い大会でした!選手の皆さん、ありがとう!!

それでは先週の「高校サッカー選手権開幕直前!あなたの中の思い出の高校選手権は?」へのお答えです。
■neru様:某高校のコーチに就任した山梨韮崎高出身の羽中田さんの1学年下の私。82、83と2年連続国立で決勝の応援に参加しました。いずれも準優勝で悔しい思いをしましたが、当時常勝の母校もいまや選手権出場もままならないとなっては、いい思い出…なのかな。
■arina様:鹿児島出身の自分は、それまで高校野球でいつも弱い地元に残念な気持ちでした。それがサッカーにも興味ない自分を夢中にさせたのが、鹿児島実業がベスト4になった大会です。(何回かは忘れました)それからサッカー一筋。
■blaug様:川口能活選手が出ていた大会。日本人なのにめずらしく上手くて華のあるキーパーが出てきたなぁ、しかもルックスもいいし。日本代表は今後20年くらいはキーパーに関しては安心かも…とか思っていました。あれから10数年、彼はベテランとして日本代表を引っ張っています。
■fanta様:1番印象強いのは東福岡対帝京の雪中決勝です。 本山対中田浩の対決はかなり注目されましたよね。その後代表にも選ばれる逸材で技術もさることながら男前でした。 あと選手権で印象に残った選手は鹿実の前園、松井。あたりでしょうか? 2人ともドリブルがめっちゃうまくて男ながら見とれてしまいました。

また・・・来週★

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