映画王モリコラム「2004年新作映画のベストテン」
今年もいよいよあと僅か、という事で1年を振り返るという意味で2004年に観た新作映画のベストテンをモリの独断と偏見で選んでみました。今週は日本映画編で。 ① ジョゼと虎と魚たち②誰も知らない③血と骨④ヴァイブレータ⑤花とアリス⑥69⑦ハウルの動く城⑧お父さんのバックドロップ⑨スウィングガールズ⑩リアリズムの宿 興行面でも話題になった「世界を中心で、愛をさけぶ」など、今年の邦画は恋愛をテーマにした作品に印象深いものが多く、私のベストでも①④の他、「透光の樹」も捨てがたい魅力がありました。地方色を活かした作品も多かったのも今年の特徴で ⑥⑨はその方言も映画の魅力となりえていました。ロケ地を積極的に誘致するフィルムコミッションの効果の現れでしょうか。今後もその動きに期待したいと思います。 ⑧に関しては原作者で今年亡くなった中島らも氏の愛読者であった私にとっては愛すべき作品に仕上がっており、彼への哀悼の意も込めて、選ばさせていただきました。外国映画編は次週にて。
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