映画王モリコラム「2004年に観たモリが独断と偏見で選ぶ新作映画のベストテン」
先週に引き続き2004年に観たモリが独断と偏見で選ぶ新作映画のベストテン、今週は外国映画編として10本選ばさせて頂きました。 ①殺人の追憶②インファナル・アフェア無間序曲③オールド・ボーイ④ビッグ・フィッシュ⑤スクール・オブ・ロック ⑥春夏秋冬そして春⑦ビハインド・ザ・サン⑧悪い男⑨Mr.インクレディブル⑩オアシス 以前このコラムで上半期ベスト5を選出した際にも触れましたが、結局韓国映画が①③⑥⑧⑩と半分を占めてしまい、私にとって改めてこの国の映画のパワーに圧倒された1年でした。これが一過性のものか否かは現状判断はつきかねますが、 ①③は才能ある人材が確実に育っている感じがしますし、他にも⑥⑧のキム・ギドク監督のある種アクの強い作家性に今後も注目してゆきたいと思います。一方アメリカ映画は今年も印象が薄く、世評の高い「ミスティック・リバー」も作品の力は認めつつも、その重苦しさに今ひとつ乗れず、それだけ余計に⑤の楽しさが特筆ものに感じました。という訳で今回で今年最後のコラムとなりました。読者の皆様、よいお年を。
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