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2007/01/27

映画批評 映画王モリコラム 「バウンド」(1996/米)

「バウンド」(1996/米)

かの「マトリックス」シリーズですっかりメジャーになってしまったウォシャウスキー兄弟監督。しかしこのシリーズより前に撮り、彼らのデビュー作でもあるこの作品は、決して派手さはないけれど、面白さ抜群のサスペンス映画に仕上がっている。マフィアの金をめぐってレズビアン2人と1人の男との争奪戦が、隣り合わせた部屋という限られた空間で二転三転するストーリー展開の中、快調なテンポと緊張感で繰り広げられてゆく。その先が読めない物語もさることながら、隣同士の部屋を俯瞰で横移動しながら人物のそれぞれの動きを捉えるショットなどその鋭角的というかスタイリッシュな画面構図が随所の見られ、密室劇でありながら空間演出の豊かさとこの監督の映像センスの良さは処女作から実証されている。そういえばこの映画も“電話” が登場。そのコードを舐めるように追いかけてゆくショット等今思えば「マトリックス」でもきっちり引用されてる。予算やジャンルは異なっても同じ監督の刻印が示されているようで興味深かった。

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