« テニス情報 全豪第7日 | トップページ | 映画批評 映画王モリコラム 「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992/米) »

2007/01/21

映画批評 映画王モリコラム 「炎のランナー」(1981/英)

「炎のランナー」(1981/英)

ヴァンゲリスの音楽があまりにも有名なこの作品、冒頭で、曇天の砂浜をランナー達が走っている光景をバックに流れるテーマ曲はまさに鳥肌モノで、いきなりこの映画の素晴らしさを予感させてくれる。1924年のパリ・オリンピックの陸上競技出場を目指す2人の男。一人はユダヤ人という世間の偏見をバネに、もう一人は聖職者として神の為に走る姿が情熱的に描かれてゆく。とはいってもスポ根ドラマを連想すると肩透かしを喰らうかもしれない。(そうならないのはいかにも英国風か。)むしろドキュメンタリータッチを駆使したその語り口は地味で淡々としている。しかしその一見抑制されたそのスタイルが、美しいカメラワークと、競技シーンで時折インサートされるスローモーションが抜群の効果を上げ、静かながらも力強い感動を与えてくれる映画に仕上がっている。当然音楽の効果もその要因となっているのは言わずもがなである。

« テニス情報 全豪第7日 | トップページ | 映画批評 映画王モリコラム 「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992/米) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/42812/13575097

この記事へのトラックバック一覧です: 映画批評 映画王モリコラム 「炎のランナー」(1981/英):

« テニス情報 全豪第7日 | トップページ | 映画批評 映画王モリコラム 「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992/米) »