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2006/12/29

6ドル箱inUSA Exorcism of Emily Rose

■Exorcism of Emily Rose: ☆☆☆☆☆

9/9(Fri)公開のサスペンスホラー、やはり単発で終わったTransporter2に変わって首位獲得となりました。夏休みの興行シーズンも終わり各スタジオとも大作は打ち出してきませんが、そんな冷え込んだ時期に珍しいOpening$3000万のヒット作です。
ストーリーは悪魔に魂を奪われた女子大生(Jennifer arpenter)を助けようとした悪魔払いの聖職者、Exorcism(Tom Wilkinson)の裁判の模様を描いています。
感想から述べると「半端なく怖い」です。ホラーのベーシック静と動をしっかり抑え、目を背けてしまうビジュアル、心臓をビートするサウンド、どれも素晴らしい出来でした。そこに+αでのストーリー設定。法廷という現実に持ち込まれる悪魔という空想的オブジェクト。そして、絶対的日常を不安定にしてしまう悪魔を恐れる聖職者。心理的な恐怖も十分に味わえる今作品、ぜひ公開の際には足を運んで見て下さい。
さて、Exorcism of Emily Roseについてもう少し。上で述べた「悪魔を恐れる聖職者」について少し掘り下げて書いてみます。ここに日常が崩れているのに気づきますか?次の例を挙げて見ますので自分に置き換えて考えてみてください。
「見知らぬ男に殺されそうになり警察に助けを求めたら恐怖で逃げてしまう警察」
「ジェットコースターに乗っていたら、安全ベルトが壊れ次々に落ちていく乗客。それでも走り続けるコースター。」
日常で当たり前の常識がある日突然消えてしまう時。絶対的な位置が崩れ始めたときに背にする恐怖。まさに絶望です。ホラーには絶対要素の「恐怖」、当たり前なことですがこの作品はそこを上手く構成に用いて成功しているいい例です。

■宜野座一葵:CA在

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