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2006/12/27

映画王モリコラム「48時間」(1982/米)

「48時間」(1982/米)
1970年代中盤にデビューし、80年代中頃まで、B級テイストの匂いがありながらも面白いアクション映画を連発していたウォルター・ヒル監督。この作品もその時代に作られた彼の持ち味が充分に活かされた快心の作品に仕上がっている。サンフランシスコを舞台に白人の刑事が、刑務所に服役中の黒人を仮釈放させ、共に凶悪犯を追い詰めて行く、といういわゆるバディ・ムービーの典型ともいうべき物語展開は物珍しくも何ともないが、巧みな編集で描かれるアクションシーンは、派手な爆発シーンなどはないものの小気味良い銃撃戦が展開し、これが映画デビューとなったエディ・マーフィーの口八丁振りと身のこなし振り(着こなしも含めて)、一方の白人刑事を演じるニック・ノルティの大柄で無骨な存在感、このコンビの魅力が見事にハマッて、最初は反目しながらも序々に友情が芽生えてくるまでの2人のやりとりにも思わずニンマリさせられる。シンプルなストーリーをスピーディなテンポとシャープな映像感覚で魅せるこの監督、ところが80年代後半あたりからどうも作品の中身が停滞気味。大の御贔屓の監督だけにそろそろ復活してスランプ(?)から脱出してほしいと切に願っているのだが。

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