« テニス情報 実践派?見る派? | トップページ | VOL.69★ジャパニーズロック:衝撃の10枚! »

2006/12/26

映画王モリコラム「誓い」(1981/豪)

「誓い」(1981/豪)

主演がメル・ギブソン、監督が「トゥルーマン・ショー」等の名匠ピーター・ウィアー、いまやハリウッドでは第一線の活躍している2人の作品だが、劇場公開当時は殆ど無名に近かった為ひっそり公開され、大阪では確か公開期間は1週間もなかったような記憶がある。当時私は高校生、約500人位は入る劇場に観客は私を含めて4~ 5人だったような気がする。そんな状態だったから短期間の公開も致し方ないかもしれないが、劇場で観たことを今では自慢したいと思うほど、作品の内容はきっちりとした佳作に仕上がっている。第一次大戦時のヨーロッパでのガリポリ戦線で、兵士として出征するオーストラリアの2人の青年が描かれるこの作品、当時「マッド・マックス」のイメージの強かったギブソンはここではごく普通の青年を好演しているが、もう一人の主役であるマイク・リーも素晴らしい。前半はオーストラリアでの短距離走に励む2人の青春と友情が描かれ、後半は兵士となった彼らが戦争の悲惨さ、無意味さを目の当たりにするといった展開はいさささか型通りだが、この監督らしい丁寧で誠実な演出は、青春映画としても反戦映画としても、押し付けがましさのない感動を呼ぶドラマに仕上がっている。

« テニス情報 実践派?見る派? | トップページ | VOL.69★ジャパニーズロック:衝撃の10枚! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/42812/13147704

この記事へのトラックバック一覧です: 映画王モリコラム「誓い」(1981/豪):

« テニス情報 実践派?見る派? | トップページ | VOL.69★ジャパニーズロック:衝撃の10枚! »