VOL.62★ジャパニーズロックが大好きニール&イライザ
『気付けば10周年-ニール&イライザ』
PENPALS解散から約10ヶ月、上条兄弟が動き出した!というニュースが飛び込んできました。どうも、ハセです。バンド名は「Hasta La Vista Babies(アストロウ゛ィスタベイビーズ)」。バンドメンバーはDr/上条欽也とG/上条盛也の二人のみという構成。既に10月末に彼らの地元、桐生にて初ライブを終えているようです。音源は今のところライブ会場とかでしか買えないようですが、HPで試聴が出来ます。二人の今までのキャリアとこれから出したい音をすべてひとつに混ぜ合わせてシンプルに放出した、といった感じ。初期PENPALS好きにはグッと来るかもしれません。それ以外の人も是非。
「才能は引き合う」という話を聞いたことがあります。YMOしかりフリッパーズギターしかり。伝説になるようなバンドというのはメンバー全員が素晴らしい才能を持ち、その才能にお互いが引き寄せられているんではなかろうか。今回紹介するニール&イライザもそんなバンドのひとつだと、私は思います。ニール&イライザは昨年SINGER SONGERにも参加し、現在はくるりや木村カエラなどのツアーでキーボードプレイヤーとして活躍する堀江博久氏と、FRONTIER BACKYARDのツアーに参加したり、自身のソロユニットCUBISMO GRAFICOやバンドCUBISMO GRAFICO FIVEなどでも活躍しているチャーベ君こと松田岳二氏のユニット。これだけ書いただけでも二人がたくさんのアーティストから信頼されている素晴らしいミュージシャンであることが分かります。ニール&イライザとしての活動は1996年からということなので今年でちょうど10年。サウンドとしてはいわゆる "渋谷系"と言われていたフリッパーズギターからの流れを汲むようなネオアコ・ギターポップ。それを基調としそこに彼らの知っているいろいろな音楽要素を散りばめてみました、といった感じ。そしてどうしようもなくさわやか&ポップ。「柑橘系」です。
2002年4月にアルバムを出してからはリリースはありませんが、別に解散したわけではなく、今でもネットラジオで番組をやっていたりしています。(このラジオ、選曲が結構渋いので興味のある方は是非)10年であることも人から言われて気付いたようなので、どうやら「10年だから特別に何かをやる」ということはなさそう。でもなんかその感じがニール&イライザっぽいなって気もします。でも近いうちに新作を聞いてみたいですね。ま、気が向いたらでいいですけどね。
・ニール&イライザ「I LOVE NY」1996年10月25日発売
・ニール&イライザ「NEW SCHOOL」2002年4月28日発売
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コメント
はじめまして。
Hasta La Vista Babiesファンサイトの管理人をしております。
僕のサイトからトラックバックさせてもらいました。
24日のShelterは行かれましたか?
盛也さんの、新人らしからぬ軽妙なMCが聞けました(笑)
投稿: 808 | 2006/11/27 12:30