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2006/11/24

VOL.60★ジャパニーズロックが大好き:DOOPEES

『音楽的先見の明-DOOPEES』

このメルマガで何度か書いたことがあるんですが、私の家の近くには微妙に品揃えがマニアックな中古CD屋があります。たまに行くと「誰が売ったんだ、この CD!」と思うようなものがあったりします。で、行ってみました、久々に。今回はそのとき購入した中から一枚ご紹介。DOOPEES「DOOPEE TIME」です。

このCDをプロデュースをしているのはヤン富田氏。ヤン富田氏は60年代から音楽活動を続けているクリエーター。日本初のプロスチールパン奏者でもあり、日本で初めてのヒップホップアルバムを作ったりと音楽界の「初めて」をたくさんやっている方です。田中知之氏(Fantastic Plastic Machine)、テイ・トウワ氏、小山田圭吾氏、藤原ヒロシ氏等からもリスペクトされている、素晴らしい音楽家です。

DOOPEES とはキャロライン・ノヴァクという架空の少女のヴォーカルを中心とした音楽ユニット。「架空」とはどういうことか。CDジャケットに写っている少女と実際に歌っている女性は別人で当時は誰の歌声か明かされていませんでした。このアルバムはキャロラインが大人へ成長していく過程を描いたコンセプトアルバム。キャロラインと彼女の友人スージーとの会話が途中で入っていたりもするのでサウンドトラックのような感じでもあります。このアルバムにはポップで明るいキュートなイメージと愁いを帯びたアンニュイなイメージの両方があります。それは少女の持つ”多感さゆえの二面性”がよく表現されている証拠で、一枚聞き終わると一編の映画を見たかのような感覚になります。「人生は楽しいことばかりじゃない、でもそれは人生が悲しいことばかりじゃないってことでもある」という詞は、少女をとうの昔に卒業してしまったはずの私でさえドキッとしてしまいます。ちょっと聞くと「ロリータ色の強い音楽」だけで終わってしまいがちかもしれませんが、10年以上たった今でも全然古くないそのトラックがそれだけではないことを実証していると思います。

実はこのDOOPEES、今年の5月に行われたヤン富田氏のリリースパーティーにてライブが行われ、そこでキャロラインの声がBuffalo Daughterの大野由美子氏であることが正式に明かされました。(それ以前から実しやかには囁かれていたようです)その後にも10月に行われたsonarsoundtokyo2006というフェスにも参加。そして11月には新作アルバム「DOOPEE TIME2」が発売になるとか。

しかし謎なのはこのCDを誰が、なぜこのタイミングで売ってしまったのかということ。売るならもっと早くてもいいハズ…ま、あのCD屋にはそんなCDがいっぱいで、そこが好きなんですけどね。

・DOOPEES「DOOPEE TIME」1995年10月20日発売

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» 夢の国で大金持ち。マリオ・・配管工なのに(笑 [お金ちゃんねる-世界のお金をパクリ-]
あはは。われらがマリオが入っています^^なんたって、マリオはブロック壊すだけで、コイン♪コイン♪しかし、もう一人の配管工。弟のルイージさん、いじけちゃいそうですね(笑 [続きを読む]

受信: 2006/11/25 20:59

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