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2006/08/11

映画王モリコラム:バック・トゥ・ザ・フューチャー

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985/米)我々の世代でこの作品を今まで観た映画の中でベストの1本に挙げる人は多いのではないだろうか。初公開時、私も高校生でその面白さに仰天してしまったのだが、周りの友人もこの作品にハマッてしまい何度も劇場へ足を運んでは、私が1回観て気付かなかったこの作品の伏線や細部のディテールを事細かに教えてくれたものだった。高校生の主人公が30年前の1955年にタイムスリップ、そこで彼は若き日の両親に出会うのだが、2人は結ばれる様子もなく、事もあろうに主人公は自分の母親になるはずの女性に惚れられてしまう、これでは歴史が狂って将来の自分が存在しなくなる・・・。

と簡単な粗筋だけ聞いてもこの映画の奇想天外でありながら着眼点の面白さが出色で、古き良きアメリカの50年代と現代とのカルチャーギャップを織り込み笑わせながら、ティーンを描いた青春コメディとしても出色の娯楽映画になっている。しかも“タイム・トラベル”という手垢の付いた題材を扱いながら、この手のSF作品にあった約束事を見事に破ったオチも心地良く、前述の細部の凝り様も含めてこの作品の監督と脚本のセンスに唸らされる。ちなみにこの作品、スピルバーグ監督作品と勘違いされている方が多いようだが、実際にメガホンをとったのは「フォレスト・ガンプ」等のロバート・ゼメキスである、念の為。(スピルバーグは製作総指揮にクレジットされているが作品には殆ど口を出さなかったとか。)

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