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2006/07/01

KW名画☆知ったかぶり■ダビンチコード

今週は、「ダヴィンチコード」です。

[薀蓄]

カトリック(ローマ教会・フランス:パリルーブル美術館)の考え方をプロテスタント(アメリカ人作者、主人公)が否定し、秘密結社の存在を匂わせる謎が、ダヴィンチ・コードの魅力です。そしてこの作品への批評は、その謎(イエス結婚説など)について、作者が典拠している資料自体がトンデモである、カトリックは教義として認めている、などという謎への真贋論争になっています。読み物、また新たな教養を身につけれられて、そういった批評は面白いのですが、では何故多くの人がダヴィンチ・コードに熱狂するのかへの議論にはなっていないと思います。私の周りの女性には、とにかく難しくて判らないという評判ばかりです。私はこの作品の成功に、西洋文化の浸透を深く感じます。ハーバード大学教授、パリ・ルーブル、ロンドン、モナリザ、ダヴィンチというキーワードは、世界中の女性誰しもが肯定的に憧れるものです。同じ歴史の謎でも、写楽、歌舞伎、江戸、あるいは、李白、長安、孔子、論語、なんてアジアなキーワードはとても男性的です。アジアの歴史で同じような作品を考えても、このような大ヒットにはならなかったでしょう。

[見る前に]

[ちょっと]

平日夜、チケット売り場は列、20分前で、席は前から3列目でした。たまたまレディースデーで、女性率90%でした。作品自体は、ラブストーリーでもなく、展開も驚くほどのドッキリ感もありません。本を読んでから見たのですが、配役は妥当だと思います。しかし、本のショートクリップを連続して見せられている感じでした。つまり、本以上の感動はありませんでした。不思議と何も残らない作品です。

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